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歩いていますか?

カテゴリー: Message:伝えたいこと

モンキーブーツ

私が徒歩で通勤するようになってだいぶ経ちます。 初めの頃は、時々なら良いけれど毎日歩くのはちょっと・・・と思っていましたが、慣れてしまえば全然苦になりません。 たかだか1.5キロほどなので大した距離ではありませんが、今では普通に何も考えずに着いてしまうくらいの感覚で歩いています。 で、歩くようになってどんな変化が起こったかというと、正直そんなに実感するようなことはないのですが、おそらく体調が悪くなっていないというか、もともと比較的元気な方なのでそれで良いのです。 今のこの元気な状態を保てるように、そのために歩いているわけです。 筋肉は、使わないでいると徐々に衰えてしまうものですから(やりすぎも良くないそうですが)、少しだけ負荷がかかるくらいに歩いて、これをずっと続けて行っていくつになっても元気でいたいと思っています。 こちらは私が普段履いているモンキーブーツ。 最近、モンキーブーツのご注文が多くなっていて、ジワジワと人気が復活している印象を受けます。 ★★★お知らせ★★★ ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 ★私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 ★打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ★ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 ★また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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シューツリー

以前に販売していたシューツリーは、製造工場の都合でもう入手することができなくなり、販売元の会社からご提案いただいた新型のモデルに切り替えることにしまして、試験的にご注文をいただいているところです。 新しいシューツリーは、こんな形状です。 以前のものと比べると、形状が全く違っていたり、底面に関しては以前のものは凸になっていたのが今回の新しいものは凹になっていること、それと素材が以前のものはカバの無塗装だったのに対して新しいものはブナに無色のニスが塗ってあるなどの違いがあります。 この新しいシューツリーを扱うに当たって心配だったのが、削ったところにニスを塗ってキレイに仕上げることなのですが、ともあれまずは試しに削ってみました。 削った印象は、以前のものに比べて素材がやや硬い感じがしました。 ただ、心配していた塗装に関しては、以前に自宅の作業台を作った時に似たような塗装をしていて、何とかなりそうな感じなので、大丈夫かなと思っています。 ニスも前回買ったヤツと今回買ってきたヤツがあり、お客様にお渡しする前に一度しっかりと仕上げてみたいと思います。 写真で見ると、このシューツリーの塗装がツヤありに見えますが、実際にはほとんどツヤはありません。 またやってみて、改めて結果をお知らせします。 できないことはないと思いますが・・・。 ★★★お知らせ★★★ ★シューリパブリックの20周年記念モデル第2弾は終了しました。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 ★私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 ★打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ★ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 ★また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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フルブローグブーツ

つい先日、11月納品ぶんの靴たちが完成しまして、お客様にご連絡をさせていただきました。 その中で、特別良い雰囲気に仕上がっていた靴がありますので、ぜひご紹介させていただきたいと思います。 それがこちら。 KUDUの革を使って製作したフルブローグのブーツです。 数か月前にご案内させていただきましたが、わずかながらKUDUの革が入荷しまして、ご注文いただき製作させていただいた中の1足です。 こげ茶のKUDUは、なかなかイイ雰囲気を出していますね。 いわゆる牛革のスムースとは異なり、表面を軽くバフ掛けしたような質感で、独特の雰囲気が感じられます。 この革は、元々はもう少し濃い色合いでしたが、ラスティングで引っ張られて色合いが少し明るくなりました。 KUDUの革は、そもそもがキズがあったりシミがあったりするようなものなので、言ってみればキズが付かないに大切に履くよりも、多少ぞんざいに履いて道具として楽しめるものではないかと思います。 この靴も、きっとそんな感じでたくさん履いていただいて、格好良くなっていくのでしょうね。 残念ながら、KUDUの革はすべて完売しました。 またこのようなオモシロい革が入荷したらご案内させていただきます。 ★★★お知らせ★★★ ★シューリパブリックの20周年記念モデル第2弾は終了しました。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 ★私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 ★打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ★ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 ★また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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修理

余談ですが、私が住む埼玉県北部はガソリンスタンドが多く、いわゆる激戦区だそうで、最近高騰しているガソリン価格も全国平均に比べると結構安い印象があります。 今日もちょっと用事があって出かけた帰りにいつも行くガソリンスタンドで入れてきたのですが、ハイオクの会員価格で173円でした。 少し前に比べるとやや下がってきているようです。 こうしてガソリンなど日常に使うものが安くなるのは嬉しいことなのですが、靴を作るために必要な材料が驚くほど高くなっていて、革なんて発注するたびに目を疑うほど値上がりしていたり、年に数回買っている接着剤やその他の消耗品も知らないうちに結構高くなっています。 こういうのって為替の影響もあるのかもしれませんが、少しでも安くなってくれることを願っています。 そんなこともあって、詳細は後日また改めてお伝えしますが、来年から靴の価格などを改定する予定でおります。 オーダーを考えていらっしゃる皆さまは、なるべく年内にご注文ください。 それから、私たちシューリパブリックの20周年記念モデル第2弾の受け付けは、明日(10月9日)までとさせていただきます。 ご注文を考えていらっしゃる方は、明日までにその旨ご連絡ください。 ご予約をいただければ、期限を延長させていただきます。 さて、先日もご紹介しましたお客様のオールソール交換修理(ウェルトも交換)をしたダブルモンクストラップですが、こんな感じに仕上がりました。 こうして見る限りでは、殆ど新品と変わらないのではないかと思うほどです。 このお客様が丁寧に履いていらっしゃるということもありますが、それにしてもウェルトから下を交換するとこんな感じにキレイに仕上がるのです。 ウェルトを交換すると、シャンクやボトムフィラーなどもすべて交換することになり、結果的に靴の剛性がよみがえり、コルクも新しくなるので、足の形に馴染んでいる状態のままシャキッとすることになります。 まさに良いとこ取りです。 当然ながらソールも新品で、またガシガシ履いていただけます。 実際のところ、その真相は私だけにしかわからないことではありますが、履き込んだ状態の靴はインソールが馴染んで適度にリブが痩せているため、この状態から新たにウェルトをかけることで、靴が完成したばかりの時よりもしっかりとウェルトが締まり、より良い状態になっているのです。 なので、私は初めてのオールソール交換はウェルトやボトムフィラーなども一緒に交換してしまうことをお勧めしています。 これは、実際に履いてみないと実感できないことなんですよね。 このお客様は、来週お越しいただく予定なので、そんなお話もさせていただこうと思っています。 ★★★お知らせ★★★ ★シューリパブリックの20周年記念モデル第2弾はそろそろ終了になります(やまぶき色の革は完売)。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 ★私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 ★打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ★ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 ★また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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オックスフォードシューズ

先日、靴を納品させていただいたお客様のAさんより、メッセージが届きました。 Aさんは、これまでにカジュアルテイストの靴を中心に靴をご注文いただいてきましたが、今回会社の同僚の方の結婚式があり、それに合わせてオックスフォードをご注文いただきました。 その靴を履いて、結婚式に行っていらっしゃって、改めて黒い靴の良さを実感されたようです。 以下のようなメッセージをいただきました。 お世話になっております。Aです。 先日、同僚の結婚式に行ってきました。 短い期間でご対応いただきまして、大変助かりました!   先日作っていただいたオックスフォード、今のところ3回履いているのですが、 今までフォーマル系の靴に対しては、苦手意識(?)みたいものがあって、 冠婚葬祭の時にしか履いてこなかったのですが、 やはりオーダーメイドのものはとても履きやすいですし、 今回セレクトしたレザーも、とても綺麗なもので、 スーツにとても映えて、素敵な仕上がりだと思います。   普通のビジネスシューズとしてもどんどん履いていきたいところですが、 せっかく(?)貴重なレザーで、The フォーマルの靴を作っていただいたので、 これこそほぼ一生、いざという時に使えるように、大事にしていきたいと思います。   それにしても、 今回の黒のレザーはとても綺麗で、何回も見てしまうほどです。 改めて、黒のレザーの良さを認識した という感じです。   今までブーツも何足か作っていただいてますが、 そういえば、黒のスムース革のブーツはまだだったなと思い出しました。   まだすぐに、という予定ではないですが、 せっかく新しくラストも作ったので、 黒のキレイめなブーツが欲しくなってきました 笑   もし、オススメのレザーがありましたら、 お時間がございます時に、教えていただけますと幸いです。   この度はどうもありがとうございました! 今後ともよろしくお願いします。 今回完成したAさんのオックスフォードがこちら。 The スタンダードともいうべき、お手本のようなオックスフォードですが、やっぱりこういうベーシックデザインの靴がとっても格好良く、さらに使い勝手がよく、いつまでも履けるんですよね。このAさんのオックスフォードで使った革が、こちらの革です。 パッと見て、お分かりになる方はいらっしゃいますか? この革は、アノネイのボカルーという、フランスの有名なタンナーさんのものです。 革屋さんで聞いたところによると、アノネイは事情があって今は日本からの発注を全く受け付けていないらしく、その時の話では秋ごろから受け付けし始めるとのことでしたが、入荷するのはいつ頃なのでしょうか? 私たちシューリパブリックの在庫もこの革1枚(4足分)のみです。 ともあれ、Aさんからのメッセージ、とっても嬉しいです。 こちらこそ、引き続きどうぞよろしくお願いいたします。 ★★★お知らせ★★★ ★シューリパブリックの20周年記念モデル第2弾はそろそろ終了になります(やまぶき色の革は完売)。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 ★私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 ★打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ★ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 ★また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。  

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キップ

ここ最近は、急に涼しくなりましたね。 早朝はちょっと寒いほどです。 やっと過ごしやすい季節になったような気がします。 さて、在庫の革の残りが少しずつ少なくなってきて、もうあと1足ほどになった時には、ダブルブッキングのないように念のためリストから外して倉庫の中に保管しておくのですが、そんな革が結構溜まってきたので「幸運のラストワンプラン」として格安でご注文をお受けしています。 今回の革は、こちら。 ちょっと濃い目のキャメル、もしくは明るいブラウンのキップです。 少し前の革で、ビンテージと言えなくもない、今ではもう絶対に入手困難な、なかなか貴重な革になります。 以前はこのような生地のクオリティの高いボックス調の革が簡単に入手できましたが、今では価格の問題もありますが、まず革屋さんにもほとんどない状態です。 今見ると、この生地はこんなに良かったんですね。 革のシワの入り方はこんな感じで、キメの細かさがよくわかります。 色に関しては、デジカメがなかなか思うように色を出してくれないので、私の手と一緒に撮ってみました。 さほど大きな差はないかもしれませんが、実物の方が少し落ち着いた色です。 革の裏側はこんな感じで、やはり生地の厚さが十分にあり、キメがそろっていて良い生地であることがわかります。 断面はこんな感じ。 革の厚さを測ってみたところ、1.4㎜でした。 もう少し厚く感じましたが、それは生地がしっかりしているからかもしれません。 ビジネスシューズを作るにはちょうどよい厚さですし、カントリー風のブーツやシューズを作るのにもちょうど良さそうです。 ちなみに、写真の写り方でツヤがあるように見えますが、実際にはこの革は素上げのもので、靴の仕上げ次第で光らせることも可能です。 では、この革でどんな靴を作りましょうか。 もし、シュッとしたビジネスシューズを作るのであれば、3穴のギブソンシューズや5穴の普通のギブソンシューズ、もしくはチャッカブーツなども格好良いかもしれませんね。 また、カジュアルの靴を作るのであれば、モンキーブーツやフルブローグブーツ、またはフルブローグシューズなども使い勝手が良さそうです。 もしくは、全然違うところでサイドゴアブーツというのも良いかもしれません。 詳しい仕様は以下の通りです。 〇 ご注文をお受けできるのは基本的に1名のみ(先着)。 〇 価格は1足の基本仕様が99,000円(税込み)。 〇 オプションを追加することはOKですが、別途オプション費用がかかります。 〇 デザインの制約はありませんが、シューリパブリックでお受けできるものの範囲でお選びください。 〇 初めてご注文される方は、別途ラスト費用(税込み28,600円)が必要です。 〇 通常のオーダーメイドの靴と同様に足に合わせて製作+ハンドソーンウェルテッドで製作します。 〇 こちらはご予約はOKですが1か月を超えるお取り置きの対象外とさせていただきます。 この革を使って靴を作ってみたいという方、お早めにご連絡ください。 皆さまからのご連絡をお待ちしております。 こちらの革は完売しました。 ★★★お知らせ★★★ ★シューリパブリックの20周年記念モデル第2弾はそろそろ終了になります(やまぶき色の革は完売)。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 ★私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 ★打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ★ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 ★また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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#oceano

今年は私たちシューリパブリックの20周年ということで、いつもよりもやや企画商品を多めに発売しています。 そのぶん受付の期間が短かったりして、お客様にはちょっとわかりにくいということになっているのかもしれません。 そんなこともあって、まず企画商品などのお知らせをもう少しわかりやすくするために、ホームページのスマホ版ではお知らせという項目を独立させまして、簡単にチェックできるようにしました。 そのほか、この企画はまだ継続しているのか、もしくはもうすでに終了したのかがわかりやすいように、その企画をお知らせしているブログのタイトルに終了したものは(終了しました)とする予定です。 ちなみに、今日現在で受付している企画は、 ①20周年記念モデルの第2弾で、イタリア製の馬革を使って製作するもの(もうすぐ終了予定)と ②イタリア製のスウェードの革を使って製作するサイドゴアブーツ(ブラックラピド製法)の2つです。 企画商品は、通常の商品に比べてお得であったり特別な仕様であったり、言ってみればレアな仕様のものになりますので、少しでも気に入ったところがあればぜひご検討ください。 特に、20周年記念モデルで使うAvancorpi Krustという馬革は、馬革なのに結構厚みがあって、それでいてしっかりしていて、しっとりとした質感という、とってもステキな革です。 残念ながらもうやまぶき色は完売してしまいましたが、#oceano(青)と#foresta(緑)はまだ少し残っていますので、お早めにどうぞ。 こちらが#oceano(青)で、 こちらが#foresta(緑)です。 ★★★お知らせ★★★ ★シューリパブリックの20周年記念モデル第2弾はそろそろ終了になります(やまぶき色の革は完売)。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 ★私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 ★打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ★ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 ★また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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ちひろさん

今日は水曜日なので、私たちシューリパブリックの工房はお休みです。 ここ最近、急に涼しくなりましたね。 まだ10月の初めなので大丈夫だろうと思ってTシャツで出かけましたが、ちょっと寒かったです。 これから少しずつ朝晩が涼しくなって、ジャケットを羽織ったりコートを着たりして、ファッションが楽しい季節になりますね。 私は今年こそは自分用に2足くらい靴を作ろうと思っていまして、1足は先日からお伝えしている通りサイドゴアブーツをキャメル色のスウェードで作り、もう1足は何か黒いブーツを作ろうかと思っています。 なかなか時間的に余裕がないので、いつ完成するか全然見込みが立ちませんが、寒い季節に履けるように何とか頑張りたいところです。 さて、これもどうでもよい話なのですが、少し前から毎月1冊ずつ集めていたコミック「ちひろさん」をコンプリートしました。 まだまだ今月は6巻を買う予定だったのですが、1冊ずつ買っているのが面倒になってしまいまして、残りの4冊をまとめて買ってしまったというわけです。 ですが、結果として少しずつそろえていく楽しみがなくなってしまい、ちょっと残念な気もしています。 いやいや、私自身は収集癖があるわけではなく、そもそもコミックを買う習慣もなく、一時「左利きのエレン」にハマって10巻まで買ってみましたが、なんとなくちょっと違う感が出て来てまだ2巻までしか読んでなかったり、でも今回の「ちひろさん」に関してはモノを集めるという感覚ではなくちひろさんの教えを乞うイメージで、買える時に買って少しずつ読んでいくつもりなのです。 ところで、私も仕事でお客様から靴のご注文をいただいたり、時にはお客様にお勧めしたりすることもありますが、正直なところ靴は殆どの方が思っているよりももう少し多くそろえておくのが良いのではないかと思っています。 私自身、革靴はレギュラーのものが6足、スニーカーは仕事用として6足、そのほかに仕事以外の時に履くKEENのジャスパーという靴が2足あり、そのほかに雨用の靴とか雪用のブーツがありますが、だいたいこれくらいの靴をローテーションで回して履いているくらいが靴には良い条件だと思っています。 というのも、履く方がたくさん汗をかく場合には3足のローテーションでは十分に靴を休ませることが難しく、場合によっては1週間くらい休ませた方が良いというケースもあり、より安全を考えるのなら6足から7足体制以上というのが理想です。 靴を集めるのが楽しいという方は、ぜひ楽しみながら靴を集めていただきたいと思いますし、いやいや靴は実用目的だという方は、靴の状態を確認しながら必要に応じた足数を揃えていただきたいと思います。 目安は、靴のインソールが黒くなっていないかということ。 インソールは初めは薄いベージュ色ですので、これがこげ茶色や黒っぽくなっていると汗が抜け切れていないということになります。 時々ご確認ください。 ★★★お知らせ★★★ ★シューリパブリックの20周年記念モデル第2弾はそろそろ終了になります(やまぶき色の革は完売)。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 ★私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 ★打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ★ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 ★また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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castagna

先日もご案内しました通り、只今スウェードの革を使って製作するサイドゴアブーツの企画の受け付けをしています。 この企画は、単なるスウェードのサイドゴアブーツではなく、普段にちょいと気軽に履けて、それでいてしっかりと足にフィットしている、とっても普段不快に適したサイドゴアブーツなのです。 それも、製法がブラックラピドなのでちょっと雨が降ったくらいじゃ、いや結構なザーザー降りでも安心して履けるというのが大きな売りになります。 お客様から・・・、 「今年は企画商品が多いですよね。」 と言われることがよくありますが、そりゃ20周年ですからいろいろと楽しい企画を出していかないとと思っています。 そんな今回の企画商品ですが、お選びいただける革は全て撥水加工が施されたイタリアのOpera社のLondonというスウェードで、その中でも私が特にお勧めなのがこちらの色です。 #castagna(カスターニャ)という色で、イタリア語で栗を意味するそうですが、色のイメージとしてはキャメル色のダッフルコートの色ですね。 とっても優しく暖かそうで、これからの季節にはピッタリの色だと思います。 スウェードの毛足としては比較的短めで、とっても上質なスウェードです。 とても温かみがあって、心からホッとできる素材なんですよね。 革の裏側には、いつもお伝えしている通りレジンで塗装が施してあります。 聞くところによると、これは革の補強の意味もあるそうですが、たぶんこの補強がなくても厚さが十分にあるので全く問題ないのではないでしょうか? 前にもお伝えしましたが、私は今の季節だとこの#castagnaが一番気に入っていまして、これはぜひ自分用にサイドゴアブーツを1足作らないとと思っています。 また、この革に限らずこのOpera社のLondonに関しましては、企画商品ではなく普通のハンドソーンウェルテッドのオーダーメイド靴としてご注文いただくこともOKですので、革が気に入ったので自分の好きなデザインで作ってみたいという方は、その旨ご連絡ください。 桜色(#Ciliegio)は、この企画での予定数に達したため完売となりました。 ★★★お知らせ★★★ ★シューリパブリックの20周年記念モデル第2弾はそろそろ終了になります(やまぶき色の革は完売)。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 ★私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 ★打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ★ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 ★また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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フルブローグブーツ

今日ご紹介するお客様は、東京都にお住いのSIさんです。 ご注文いただいた靴が完成いたしましたので、フィッティング確認と靴のお渡しのためにお越しいただきました。 早速履いていただきました。 今回完成したのは、私たちシューリパブリックの20周年記念モデル第一弾のもので、デザインはフルブローグブーツになります。 今回お選びいただいた革は、ぱっと見は黒に見えますがじつは黒ではなく、限りなく黒に近い濃いグレーで色名がセピアと言います。 セピアとは、聞いたところによるとイカの墨を意味するそうで、今回のこの革もそのあたりをイメージして開発されたのではないかと思います。 このシリーズは、ただでざえ硬めの革を使っているので靴が馴染むまで時間がかかりそうなのですが、さらに厚くてしっかりとしたインソールをあえて選んで使っているため、靴全体が馴染むまでは結構な時間がかかるかもしれません。 それでも、馴染ませる楽しみとか、靴が成長していく様子を見る楽しみなどもあって、靴としてはとっても楽しいのではないかと思います。 SIさんも、 「これは硬いですねぇ。以前に製作したモンキーブーツがやっと馴染んできたので、これはもっと時間がかかるかもしれませんね。 とおっしゃっていました。 少しずつ馴染ませて、履くたびに履き心地が変わっていく感じを楽しんでいただけたら嬉しいです。 今回もありがとうございました。 靴の仕様 デザイン:フルブローグブーツ レザー:  型押し ソール: ダイナイトソール ラスト: マイサイズラスト(SRE+お客様の足に合わせた調整) 製法: ハンドソーンウェルテッド製法 今回使用した革の在庫の有無: 有り ★★★お知らせ★★★ ★シューリパブリックの20周年記念モデル第2弾はまだまだ受付中(やまぶき色の革は完売)。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 ★私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 ★打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ★ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 ★また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。  

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