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オールソール交換修理が上がりました

カテゴリー: @ Work:アットワーク


余談ですが、私が住む埼玉県北部はガソリンスタンドが多く、いわゆる激戦区だそうで、最近高騰しているガソリン価格も全国平均に比べると結構安い印象があります。

今日もちょっと用事があって出かけた帰りにいつも行くガソリンスタンドで入れてきたのですが、ハイオクの会員価格で173円でした。

少し前に比べるとやや下がってきているようです。

こうしてガソリンなど日常に使うものが安くなるのは嬉しいことなのですが、靴を作るために必要な材料が驚くほど高くなっていて、革なんて発注するたびに目を疑うほど値上がりしていたり、年に数回買っている接着剤やその他の消耗品も知らないうちに結構高くなっています。

こういうのって為替の影響もあるのかもしれませんが、少しでも安くなってくれることを願っています。

そんなこともあって、詳細は後日また改めてお伝えしますが、来年から靴の価格などを改定する予定でおります。

オーダーを考えていらっしゃる皆さまは、なるべく年内にご注文ください。


それから、私たちシューリパブリックの20周年記念モデル第2弾の受け付けは、明日(10月9日)までとさせていただきます。

ご注文を考えていらっしゃる方は、明日までにその旨ご連絡ください。

ご予約をいただければ、期限を延長させていただきます。


さて、先日もご紹介しましたお客様のオールソール交換修理(ウェルトも交換)をしたダブルモンクストラップですが、こんな感じに仕上がりました。

修理

こうして見る限りでは、殆ど新品と変わらないのではないかと思うほどです。

このお客様が丁寧に履いていらっしゃるということもありますが、それにしてもウェルトから下を交換するとこんな感じにキレイに仕上がるのです。

ウェルトを交換すると、シャンクやボトムフィラーなどもすべて交換することになり、結果的に靴の剛性がよみがえり、コルクも新しくなるので、足の形に馴染んでいる状態のままシャキッとすることになります。

まさに良いとこ取りです。

修理

当然ながらソールも新品で、またガシガシ履いていただけます。

実際のところ、その真相は私だけにしかわからないことではありますが、履き込んだ状態の靴はインソールが馴染んで適度にリブが痩せているため、この状態から新たにウェルトをかけることで、靴が完成したばかりの時よりもしっかりとウェルトが締まり、より良い状態になっているのです。

なので、私は初めてのオールソール交換はウェルトやボトムフィラーなども一緒に交換してしまうことをお勧めしています。

これは、実際に履いてみないと実感できないことなんですよね。

このお客様は、来週お越しいただく予定なので、そんなお話もさせていただこうと思っています。


お知らせ

シューリパブリックの20周年記念モデル第2弾はそろそろ終了になります(やまぶき色の革は完売)。

★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。

★私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。

★打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。

★ご検討中の方は、見学も大歓迎です。

★また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。

★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。








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