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端の処理

エッヂトリートメントとは、革の端の処理のことを言います。 ギザギザにカットするヤツとか、場合によっては親子穴のことも含めますが、今日は先日ご紹介したスウェード(商品名はLondonといいます)におけるトップライン(履き口)の処理の話です。 通常、私たちシューリパブリックでは、靴の履き口はビーディング(折り込み)という処理をしています。 こんな感じ。 これは、革の端を漉き機で薄く漉いてから、接着剤をつけて折り込んで叩いています。 キレイに見えるかもしれませんが、折り込む作業は手作業でやっています。 通常の仕様ではこんな感じにしているのですが、先日ご紹介したスウェードは裏側にレジン加工が施してあり・・・、 このレジン加工が革をパリッとさせていることもあって、この部分を漉いたりしたくないのです。 似たようなケースでチャールズFステッドのスーパーバックもこんな感じでした。 そんなわけで、Londonを使って製作する靴のトップラインに関しては、スーパーバックと同様に切りっぱなしで製作させていただきます。 革の断面はこんな感じで、切りっぱなしでも全く違和感はありませんし、この方が強度があって仕上がりが良いと思います。 ちなみに、Londonの人気色であるDark Blueがこちら。 実物はもっとキレイですよ。 ぜひ実物を見にいらしてください。 ★★★お知らせ★★★ ★旅チャッカ2023モデルのご注文を受け付けております。詳しくは、こちらをご覧ください。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。  私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。  打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。  ご検討中の方は、見学も大歓迎です。  また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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