今日のお客様は、東京都にお住いのTAさんです。 ご注文いただきました靴が完成いたしましたので、納品&フィッティング確認のためにお越しいただきました。 早速履いていただきました。 今回完成したのは、もうお馴染みの企画商品である「旅チャッカ」です。 一応ご説明しておきますと、この旅チャッカとは通常の靴と違いインソールを取り外して交換することができ、そうすることで立て続けに何日も靴を履き続けることができるというものです。 通常の靴だと、1日履いたら3日くらい休ませなくてはいけないので、3日間の旅行や出張では3足の靴が必要になりますが、この旅チャッカではそんなときでも1足でまかなえるというわけです。 旅行や出張の際に荷物が減ってメリットがあるわけですが、そのほかにもブラックラピド製法で作ってあるのでとにかく丈夫なのです。 ハンドソーンウェルテッドの靴に比べて、より道具的に履くことができます。 そんな旅チャッカですが、TAさんは以前からいつか注文しようと思っていらっしゃったそうで、いつまでも先延ばしにしていてこの企画自体が無くなってはいけないとのことで、今回ご注文してくださったそうです。 履いていただいたご感想は・・・、 「これ、イイですね。」 とのこと。 インソールが取り外しになっているものの違和感が全くなく、革の質感も上質な感じで大変気に入っていただけたようです。 じつはこの革は、私が一めーじしていたよりも厚みがあってふっくらしていて、そしてとってもしっかりしていました。 なので、しっかりと足を包み込んでくれて優しい履き心地になっているようです。 こうしてデニムに合わせていただいてもとっても加工良いですね。 TAさん、今回もありがとうございました。 靴の仕様 デザイン:チャッカブーツ レザー: ステア ソール: ダイナイトソール ラスト: マイサイズラスト(SRD+お客様の足に合わせた調整) 製法: ブラックラピド製法 今回使用した革の在庫の有無: 有り ★★★お知らせ★★★★シューリパブリック創業20年を記念して、20周年記念モデルを発売中です。詳しくはこちら。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。
… 続きを読む今日は水曜日なので、私たちシューリパブリックの工房はお休みです。 そして、2週間前に訪れた栃木県の唐沢山に、再び今回はウチの家内もつれて行ってきました。 ただ、ウチの家内は電車を降りて駅から数キロも歩くなんて言ったら絶対に行かないですし、歩いて山を上がっていくなんて言ったらその場でもう聞く耳を持たなくなってしまいそうだったので、今日はクルマで山頂の駐車場まで行くというプランで行ってきました。 唐沢山は、栃木県の佐野市の北部にあり、以前は田沼町という住所でしたがいつのまにか佐野市に合併して今は佐野市になります。 電車で行くのなら、東武佐野線の田沼駅からイイ感じのハイキングになります。 また、クルマで行くのであれば北関東道の佐野田沼から比較的近く、ほぼ山頂までクルマで行くこともできますし、山に差し掛かる前に駐車場もあるのでそこにクルマを止めてハイキングを楽しむこともできますので、その日の気分で決められます。 山頂の駐車場に止めたら、もう目の前が展望台です。 展望台から一段下がったところに足尾山神社があり、ハイキングで来られた方々がお参りしていましたが、私は今回が遠慮しておきました。 展望台からの眺め。 真ん中あたりに見えるのが北関東道です。 なかなかの長めなのでさぞかし標高が高いのだろうと思いきや、調べてみたら242メートルとのこと。 そうなると、2,000メートルや3,000メートルといった山からはどんな景色が見えるのでしょう? 山頂の展望台の近くには唐沢山神社があり、ここはかつて唐沢山城というお城だったそうです。 前回きたときもここをさらっと歩いて散策しましたが、ほぼ何も考えずに行ってしまったので、今回は多少の予備知識を得て行ってみることにしました。 このような階段を進んでいくと、 猫がたくさんいました。 そう言えば、展望台にあった茶屋に猫のポストカードが売っていました。 ここは猫が多いみたいです。 展望台から見える景色とは違う方角で、こちら側からもアプローチできるようです。 そして、最後の階段を登ったら唐沢山神社です。 今日もお参りは遠慮させていただきました。 また猫。 キミたちは、のんびりでよいねぇ。 木々に囲まれた道を進み、 時々景色が開けたりしながら、 また猫。 前回、駅から歩いてハイキングコースを歩いた時と比べると、疲れ具合は20分の1くらいでした。 これくらいなら、運動したくないという方も気軽に行けそうです。 ちなみに、私は今日はモンキーブーツを履いて行きました。 革靴で山にある神社の階段を上がって降りてきましたが、特別問題となるようなこともなく、イイ感じに足が疲れて心地よいです。 そう、スニーカーを履いて疲れる疲れ方と革靴を履いて疲れる疲れ方って全然違っていて、私は革靴の時の疲れ方の方がスポーツをやった後のようで心地よいです。 もし、ちょっと近場で気晴らしをしたいという方は、唐沢山を訪れてみるのも良いかもしれませんね。 ★★★お知らせ★★★ ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 ★私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 ★打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ★ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 ★また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。
… 続きを読む群馬県の草津温泉に行くと、「湯もみ」というのがあるのをご存知ですか? 湯もみとは、湧き出る温度が高い温泉のお湯を水でぬるくすることなく、板を使って湯をもみ、入浴できるくらいの温度まで下げることだそうで、 「草津よいとこ一度はおいで~」 という歌とともに湯もみをやっているのを見たことがあります。 その湯もみと直接的な関係は全くありませんが、革ももむことで質感を変わるということを以前に革屋さんに聞いたことがあります。 やり方は様々で機械を使って、やる方法もあればイメージする通りの手作業でやる方法もあります。 今回、私はちょっと試しに手作業でやってみました。 こちらの革は、元々の厚さが2.2㎜ほどありましたが、型押し加工をしたことでこの状態で2㎜ほどになっています。 結構硬くてこの状態のまま靴を作るのはかなり大変そうですし、こんな硬い革だと履く方も大変そうです。 こうして見てみても、もうゴワゴワです。 それを、 こんな風にもんでほぐしてみると、だいぶ革の質感が変わり、最初の状態からするととってもしなやかになりました。 革そのものがかなりの厚みがあるのでしなやかになったからと言って頼りないなんてことはありません。 イイ感じにしなやかになって、履く前から少し履き込んだような感じになっています。 それに、色味もとっても鮮やかになってキレイです。 これくらいの硬さなら、ラスティングに支障がありませんし、きっと靴になった時にイイ感じに包まれ感を感じることができそうです。 この革もみ加工ですが、どんな革でもできるもののやったところでメリットのない革もあります。 今回の革は、元々の硬さがあって厚さもあって、それがイイ感じに変化してくれたのでこの加工の意味があるわけですが、普通のスムースの革などは表面が汚くなってしまうこともあります。 硬くても薄すぎる革だと、ちょっと頼りない感じになってしまうこともあります。 なので、今回試した革は革もみに非常に適した革だったのでした。 ★★★お知らせ★★★ ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 ★私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 ★打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ★ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 ★また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。
… 続きを読むちょっと訳あってカードケースを作ってみました。 非常に簡単な作りで、カードが3枚入るタイプのものです。 決して日銭を稼ぐためのものではなく、販売する予定もありません。 ちょっとしたオマケですね。 5年前にpasmoケースを作りまして、あちらはカードと千円札が入るような作りにしたのですが、最近は現金をほとんど持たずにスマホと電子マネーのみで出かけるという方も増えてきているので、カードのみという仕様にしてみました。 試しにしばらく使ってみます。 ★★★お知らせ★★★ ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 ★私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 ★打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ★ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 ★また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。
… 続きを読む靴が完成して、でもご都合ですぐに渡しできないというお客様の靴を、ちょっと早めにご紹介させていただきます。 今日ご紹介するのはこちら。 Aさんにご注文いただいたフルブローグ仕様のチャッカブーツ。 Aさんは、これまでに定期的にたくさんの靴をご注文いただいていまして、この靴は何足目なんだろう?といった感じのところ。 通常、チャッカブーツはプレーントゥという仕様が多いので、フルブローグのチャッカブーツはなかなかレアな仕様です。 あまり見慣れないためか、やや斬新な感じですが、こうしてよくよく見てみるとこれもなかなか格好良いですね。 ウィングキャップをつけた仕様は、視覚的にほっそりとして見えるので、もし足の幅が広めの方で少しでも細く見える靴が欲しいという方は、ウィングキャップ仕様という手もあります。 Aさん、お越しいただける予定が決まりましたらご連絡ください。 お待ちしております。 6月3日(土)と4日(日)は、神戸三宮のSUNさんにて恒例の足の計測&靴のオーダー会を開催いたします。 この時のために、スペシャルな革を用意しました。 お時間のある方は、ぜひお越しください。 詳細は、後日お知らせいたします。 ★★★お知らせ★★★ ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 ★私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 ★打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ★ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 ★また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。
… 続きを読む在庫の革の残りが少しずつ少なくなってきて、もうあと1足ほどになった時には、ダブルブッキングのないように念のためリストから外して倉庫の中に保管しておくのですが、そんな革が結構溜まってきたので「幸運のラストワンプラン」として格安でご注文をお受けしています。 今回の革は、こちら。 大人気の革です。 Tempesti社のELBAMATTの型押しバージョンで、色は黒です。 まずELBAMATTがどんな革かということですが、イタリアのトスカーナ地方にあるTepesti社で作られているタンニン鞣しの生地にオイルを多めに含ませた革で、比較的カッチリとしていますが履き込んでいくとしっかり感を感じながらもしなやかさも出てくるという特徴があります。 今回の革は、そのELBAMATTに型押し加工を施したもので、厚さは1.6mmnになります。 断面は、こんな感じ。 そして、型押し加工が施してあるので変なシワが入りにくく、ちょっとくらいのキズはほとんど目立ちません。 ただ、今回の革は残りが結構ギリギリで、作れるデザインが多少制限されます。 パターンを置いて確認してみたところ、プレーントゥという前提でチャッカブーツやギブソンシューズ、ギブソンブーツは大丈夫そうですが、極端に大きなサイズ(とっても幅広でsize10を超えるような場合)はちょっと難しい可能性もあります。 逆に、難しそうなデザインの代表格が、フルブローグやセミブローグ、そしてモンキーです。 これらはシューズもブーツも革をたくさん使うので、この革だけで製作するのは難しいと思います。 しかしながら、革の特性から考えればプレーンのデザインとの相性が良いので、この革で何か1足作ろうとお考えの方は、ぜひプレーンのでサインのものをお選びください。 3穴のギブソンシューズもOKです。 詳しい仕様は以下の通りです。 〇 ご注文をお受けできるのは基本的に1名のみ(早いもの勝ち)。 〇 価格は1足の基本仕様が99,000円(税込み)。 〇 オプションを追加することはOKですが、別途オプション費用がかかります。 〇 デザインの制約はありませんが、シューリパブリックでお受けできるものの範囲でお選びください。 〇 初めてご注文される方は、別途ラスト費用(税込み28,600円)が必要です。 〇 通常のオーダーメイドの靴と同様に足に合わせて製作+ハンドソーンウェルテッドで製作します。 〇 こちらはご予約はOKですが1か月を超えるお取り置きの対象外とさせていただきます。 この革を使って靴を作ってみたいという方、お早めにご連絡ください。 皆さまからのご連絡をお待ちしております。 こちらの革は、完売いたしました。 ★★★お知らせ★★★ ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。
… 続きを読む
Recent Comments