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ギブソンブーツ

昨日、作業中にラジオを聴いていたら、あるリスナーの方からのメッセージで、その方の旦那さんが作る棚やテーブルなどが強度重視でとっても重いという話でした。 男性ってそういうタイプの人が多いのでしょうか? 私も、何かを作り時には基本的に強度重視です。 今使っているパソコン用の机も、昨年作ったもので、2×4材を脚に使ってかなり丈夫に作りました。 ちょっとくらい揺さぶっても、全然揺れません。 テーブルは、こうでなくちゃ。 ちょっと字を書くくらいでグラグラするようなテーブルは、使っていて落ち着かないですからって思っています。 さて、靴もやはり似たようなもので、まず靴自体が型崩れするようではいけません。 そうならないように、じつは靴のデザインはよく考えられています。 写真はギブソンブーツですが、このギブソンブーツはとってもよく考えられています。 それが、この部分。 そうです、ここです。 このラインは、ラストの谷になっている部分のラインで、谷になっているということは足が出っ張っていないだけではなく、 靴として弱いところになります。 そういう部分にパーツのつなぎ目を持ってくると、自ずと骨組みのように弱い部分の強化になり、さらにラスティングをする際にこのつなぎ合わせてある部分をガッツリと引くことができるので、しっかりと成型することができます。 ギブソンだけではなくオックスフォードもほぼ同じような位置につなぎ合わせているラインが来ています。 では、このラインがないデザインはどうなるのかといいますと、骨組みがない分強度的には厳しくなりますが、単に強度が落ちるで終わらせないで、ラスティングであったり補強材などを使うなどして上手に強度を出すようにします。 でも、やはり強度的なことを言ってしまえば、このラインはあったほうがより安心だと言えます。 ★★★お知らせ★★★ 【お知らせ 1 】 昨年2月から、お客様が履きこんで格好良く成長したシューリパブリックの靴をインスタにアップしていただけるようにハッシュタグを作ってみました。 履きこんだ靴を見てみたいというご要望が多く、ぜひシューリパブリックの靴・ブーツを履いていらっしゃるお客様にご協力をお願いいたします。 詳細は、2020年1月31日のブログをご覧ください。 インスタをやっていないというお客様におかれましては、私たちシューリパブリックへメールに添付して写真をお送りいただければ、私が代わりにアップさせていただきます。 ハッシュタグは #shoerepublicjpn です。 ぜひ皆さまの元に嫁いだシューリパブリックを見せてください。 【お知らせ 2 】 新型コロナウィルス感染症拡大の影響で、工房にいらっしゃるのが難しいけれど靴のオーダーをご希望されるお客様へお知らせです。 ここ数年の間にご注文いただいた方、もしくは前回のご注文がそれ以前の方でも何足かご注文いただいているお客様は、 前回のデータを確認して問題なさそうであれば、そのままそのデータを元にオーダーをお受けすることが可能です。 靴の仕様に関しては、メールなどで打ち合わせをし、革に関してはご希望をうかがったうえでこちらからサンプルをお送りしてお選びいただく予定です。 こんな時だからこそ、足に合った快適な靴を履いて毎日を大切に過ごしたいという皆さま、ぜひご検討ください。 詳細は、4月18日のお知らせをご覧ください。ご不明な点がございましたら、お気軽にご連絡ください。 オーダーではなく、ちょっと話を聞いてみたいとかちょっと相談してみたいという場合には、リモート見学という方法もございます。 まずはメールやお電話でお問い合わせください。 【お知らせ 3 】 オンラインによる打ち合わせにも対応させていただいております。 ZOOMやGoogle Meet などのビデオ通話を使用して打ち合わせをさせていただきます。 詳細は、こちらをご参照ください。 【お知らせ 4 】 シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。 イベントなどの予定は、ホームページトップの下の方のスケジュールをご覧ください。 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。  

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