シュリンクのグラデーション

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新型コロナウィルス感染拡大のため、しばらくの間はおとなしくしていなくてはいけないと言われてから1か月以上が経ち、

その間におとなしくしつつも何か楽しめるものはないかといろいろと考えている方も多いはず。

そのせいか、近所のスーパーではホットケーキミックスや強力粉が姿を消しました。

ご家庭でパンつくりがブームのようです。

マスクが不足していたころは、ガーゼやゴムひもが消えました。

さらに、ホームセンターでは野菜の苗や花の苗を買い求める人達が行列をなしています。

みんな、退屈ですよね。

例年なら、私はこの時期にはキャンプや旅行などに使うグッズが欲しくなります。

クーラーボックスだったり、シングルバーナーだったり、絶対にないと困るわけではないのに(すでにいくつかありますから)なぜか欲しくなります。

なかなか旅行や出張に行けそうもないので、しばらくは我慢していようかと思いましたが、

考え方を変えてみると、いざ出かけられるという時が来たらすぐに行けるように、今のうちから準備をしておくというのもアリなのではないかと思います。

使うかどうかわからないものを買うのはムダ遣いですが、それを買うことで心が満たされて幸せになるのであれば、それはムダではありません。

じつは私も今欲しいものがいくつかありまして、そのうち買おうと思っています。

絶対に必要なモノではありませんが、残りの人生をこのいくらかの出費で豊かにすることができるのなら、それってとってもリーズナブルです。

さて、前置きが長くなりました。

こちらはシュリンクの革を使って製作したギブソンシューズです。



お客様がこの靴をご覧になって良くおっしゃるのが、

「これはコンビの靴ですか?」

というご質問。

前の方と後ろの方で革の雰囲気が違うので、違う革を使っているのかとよく訊かれます。



たしかにそう見えなくもないのですが、



靴を作るときには、つま先をギューっと引っ張って作るため、特につま先周辺は引っ張られてシボが薄くなってしまうことが多いようです。



こちらのギブソンブーツも然り。



つま先を引っ張られてだいぶシボが薄くなっています。

良くも悪くもシュリンクの革で靴を作るとこんな感じになります。

これが天然由来の素材らしくて良いですよね。

型押しではこれほどシボが薄くならないので、お好みで素材を選んでいただけると良いでしょう。

さらには、つま先にキャップを付けるデザインにして、シワが入る部分にのみシュリンクを使うというハイレベルな技もあります。

それもオーダーメイドの楽しみのひとつですね。

お知らせ

【お知らせ 1 】

2月から、お客様が履きこんで格好良く成長したシューリパブリックの靴をインスタにアップしていただけるようにハッシュタグを作ってみました。

履きこんだ靴を見てみたいというご要望が多く、ぜひシューリパブリックの靴・ブーツを履いていらっしゃるお客様にご協力をお願いいたします。

詳細は、1月31日のブログをご覧ください。

インスタをやっていないというお客様におかれましては、私たちシューリパブリックへメールに添付して写真をお送りいただければ、私が代わりにアップさせていただきます。

ハッシュタグは #shoerepublicjpn です。

ぜひ皆さまの元に嫁いだシューリパブリックを見せてください。


【お知らせ 2 】

新型コロナウィルス感染症拡大の影響で、工房にいらっしゃるのが難しいけれど靴のオーダーをご希望されるお客様へお知らせです。

ここ数年の間にご注文いただいた方、もしくは前回のご注文がそれ以前の方でも何足かご注文いただいているお客様は、

前回のデータを確認して問題なさそうであれば、そのままそのデータを元にオーダーをお受けすることが可能です。

靴の仕様に関しては、メールなどで打ち合わせをし、革に関してはご希望をうかがったうえでこちらからサンプルをお送りしてお選びいただく予定です。

こんな時だからこそ、足に合った快適な靴を履いて毎日を大切に過ごしたいという皆さま、ぜひご検討ください。

詳細は、4月18日のお知らせをご覧ください。
ご不明な点がございましたら、お気軽にご連絡ください。


【お知らせ 3 】

シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。

イベントなどの予定は、ホームページトップの下の方のスケジュールをご覧ください。

私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。
打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。
ご検討中の方は、見学も大歓迎です。

旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら

メールアドレスは info@shoe-republic.com です。