個性的な革のご案内

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まったくの余談ですが、先日TVerで孤独のグルメを観たのですが、その中で松重豊さん扮する井之頭五郎さんがカステラパンケーキをとってもおいしそうに食べていたので、ぜひ作ってみたいと思いまして数日前よりチャレンジしてみました。

初日は、まぁなんとなくそれらしくできたものの、ちょっと甘さが足りませんでした。

メープルシロップなどをかければ十分に甘みが足りたのですが、できれば生地にもう少し甘みが欲しいといったところでした。

昨日が2日目で、レシピを変えてチャレンジです。

YouTubeの方が解説してくれたレシピを、諸事情で1.5倍の量でやってみたところ、これがなかなかおいしくできまして、昨日インスタにアップしてみました。

ただ、これはあくまでも私の個人的な好みの問題なのかもしれませんが、温かいうちはちょっとたまご臭いというか、たまごが苦手な方にはちょっと厳しい感じでした。

一晩冷やして、今朝ウチの家内と娘が食べたところでは全く問題なかったようですが、やっぱりパンケーキは温かいうちにおいしく食べたいじゃないですか。

なので、その解決方法をリサーチしてみまして、もしかしたらという方法を発見しました。

それは、小麦粉の一部をアーモンドプードルに変えるという方法。

ほんのちょっとだけで良いそうなので、これはチャレンジしてみる価値ありです。

あくまでもこれは私の個人的な好みの問題で、私はたまごはたくさん食べたくないですし、小麦粉も少ししか食べられません。

なので、そんな人があれやこれやというのは面倒なことになるかもしれませんが、やっぱりこういうレシピは自分なりに納得のいくものを完成させておきたい方なので、また時間がある時に作ってみたいと思います。

今日やってみようと思ったのですが、家族が今日はパンケーキは食べたくないということだったので、後日になりました。


さて、余談が長くなりましたが、今日はこちらの革のご紹介です。

creta

イタリアのTempesti社のCretaという革です。

かつて何度かご紹介したことがある革で、この革を気に入ってくださったお客様が結構たくさんいらっしゃいました。

creta

この革はいわゆる型押しの革で、エイの革のような雰囲気の革です。

あくまでも牛革に型押し加工を施したものなので、実際にはエイとは全く関係ありませんが、この雰囲気は大変個性的でこの革を使って作った靴も大変個性的です。

ちなみに、この革は黒っぽく見えますが実際の色表記はグレーとなっています。

というのも、この型押し加工の後に表面にワックスを塗って軽くバフを当てるという作業がなされていまして、表面の凹の部分に残ったワックスが白っぽく残っていて、これのせいでグレーに見えるということのようです。

まぁとにかくこの革は硬くて、靴の形にラスティングをするのには大変な手間がかかります。

手間はかかりますが、それがわかっているのでその分精度を上げて変なシワが残らないように丁寧に作らないといけない革です。

かつてこの革で何足か靴を作りましたが、やっぱり個性が出てとっても格好良い靴に仕上がっています。

特に、私がおススメしたいのは、この革を使ったカントリーブーツです。

Lストームウェルト仕様にして底周りにボリュームを出し、どっしりとしたカントリーブーツは非常に格好良いです。

私のお勧めはプレーンのギブソンブーツやプレーンのチャッカブーツですが、あえてそこを変化球でせめてフルブローグというのも格好良いかもしれませんね。

creta

厚さはぼちぼちですが、革そのものが硬いのでかなりカッチリとした履き心地になります。

スムースの革だとちょっと寂しくなってしまうようなデザインも、このような革ならイイ感じににぎやかになって格好良く仕上がりそうです。

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