余談ですが、ここ最近の新型コロナウィルス感染拡大で多少お休みを多くとるようにしていまして、そんな中で何をしようかと考えた時に、
今後に備えて自宅の庭で家庭菜園をすることにしました。
中玉トマトとミニトマト、ナス、ピーマン、ルッコラ、バジル、カボチャ、サツマイモなどを植えてみたのですが、果たしてちゃんと収穫することができるのか?
農業は全く未経験で、中学生の時に技術科でナスを栽培したくらいの経験しかありませんから、YouTubeなどを観ながら土の管理や肥料のタイミングなどをチェックしています。
そんなこんなで家庭菜園ブームなのですが、少し前にカボチャの煮物を作りまして、
その時のカボチャの種を乾燥させてプランターに撒いた(すべてウチの家内がやってくれました)ところ、昨日芽が出てました。
これは、もう少し大きくなったら菜園に植えることができそうです。
ちゃんと育つのかわかりませんが、毎日ちょっとずつ大きくなる野菜の苗たちを見ていると、なかなか楽しいものです。
さて、今日は昨日クリキッングをしたアッパーのクロージング(ミシンをかける作業)に進みました。
でも、スタートしていきなりトラブルです。
こちらは、私がメインに使っているドイツのPFAFF(パフ)のポストミシンです。
10年くらい前に友人を通じてある方から譲っていただいたものです。
そのままミシン屋さんに持ち込んでメンテナンスをしていただき、その後サーボモーターのユニットが2度ほど故障して、
そのたびにメーカーさんに対応していただきながら、今日まで元気に活躍してくれています。
なのですが、このミシンは時々機嫌が悪くなります。
もう永く使っているので、使い始めて調子悪くなる兆しはすぐにわかります。
調子が悪くなるポイントはいくつかあって、
たとえばこの上糸のテンションを調整する部分なのですが、ネジが緩んで飛び出してきます。
そもそも、しっかりと固定しなくてはいけない部分なのに、マイナスのイモネジを使うってどういうこと?って思います。
マイナスのイモネジだと、しっかりと締めようにも力が入らず、数か月後にまた同じことが起きます。
そもそも、ヨーロッパの機械は必要以上にマイナスネジを使うことが多く、これは六角に換えていただきたいところです。
さらには、突然下糸が緩くなったりします。
そのほか、これはミシンの下側なのですが、突然ギヤがガチャガシャいい出したりすることもあり、
ベアリングが弱っているのか、いまだに原因がわかりませんが、油をさしたりグリスをさしたりして様子を見ながら調整したりしています。
こういう機械ものは、クルマのエンジンもそうなのですが、永い付き合いになてくるとちょっとした変化ですぐにその時の調子がわかるようになります。
結局、それは大きな故障にならないで済むので良いことではありますが。
日本の機械は壊れないと言われていて、私個人的にはそれが本当に良いのかいささか疑問です。
確かに100%壊れないというのならそれで素晴らしいのですが、機械ですし工業製品ですから、使っていけば調子が悪くなることもあるでしょう。
クルマだって然り。
そういう時に、私たち使う側がいち早く変化を察知し、できることなら修理をし、できなければ専門家の方に見ていただくことで、使う側がしっかりと理解できるのだと思っています。
まったく壊れないと、歩み寄る機会が減ってしまうような気がします。
ときどき調子悪くなったら面倒を見てあげて、しっかりと良い状態をキープしてあげるのが相棒ってものです。
これは、靴も然り。
靴をご自分で修理するのは大変なことですが、それ以前の靴を良い状態に保つための付き合い方をしっかりと理解していただいて、永くお付き合いいただきたいと思います。
私のミシンは、しばらくの格闘の末、無事に元気になりました。
原因は何だったのか、今回はイマイチ良くわかりませんでしたが、あちこちをバラして組み直したら調子よくなりました。
単なるご機嫌ななめだったのかもしれませんね。
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