革の亀裂を防ぐために

カテゴリー: Message:伝えたいこと


先日、あるお客様から・・・、

「アッパーの革に亀裂が入ってしまったようなので確認してほしい。」

というご連絡をいただき、写真を送っていただきました。

そして、送っていただいた写真を確認したところ、残念ながらそれは小さいですが革の亀裂でした。

靴のアッパーの亀裂は、普通に履いて普通にメンテナンスをしていればそう簡単には起こらないと思いますが、

でも、その普通がじつは普通じゃなかったりして、しっかりとメンテナンスをしていたつもりなのに、間違った方法だったということもあります。

革の亀裂の原因はいくつかに分けられますが、主なものとしてメンテナンス不足のための革の乾燥や、靴クリームの塗りすぎ、そしてまれに悪条件で使ったことの蓄積などもあります。

一般的に多いのは革の乾燥によるものなのでしょうけれど、私が見て肌で感じるところでは、クリームの塗りすぎやメンテナンスのし過ぎも結構な割合になりそうです。

というのも、靴クリームは靴に塗ること自体は革を保護する作用があるので良いのですが、

靴クリームにはロウの成分も入っていて、それが古くなると硬くなり、結果として革と一緒に割れて亀裂の原因になってしまうということがあるのです。

それを防ぐ意味もあると思うのですが、年に数回はクリームをしっかりと落としてあげることも必要です。

お化粧を落とすみたいな感覚でしょう。

こちらは、私が普段履いているモンキーブーツです。

おそらくもう年以上経つと思うのですが、どちらかというとメンテナンスは必要最小限でやっていまして、革の状態はそれほど悪くないようです。



亀裂で気を付けたいのが、このような小じわの部分です。

ここだけやれば良いというわけではありませんが、特に注意をしてほしい部分です。

私の場合、色のついた乳化性のクリームを塗るのは、年に3~4回くらい。

そのほかの時は、デリケートクリームをメインで使っています。

保湿をすることで、革を柔らかくしてあげて亀裂から守ります。

ただ、デリケートクリームも塗りすぎないように気を付けましょう。

一度塗って拭いて表面に残っていなければ問題ないと思います。

革のメンテナンスって、基本的にやりすぎは良くないと言われています。

また、メンテナンスということを考えた時に、デリケートクリームだけというのも若干心配な面もあります。

要はバランスです。

靴クリーム(乳化性のもの)の量は極めて少なめで、頻度も月に1度とか2か月に1度くらいで十分。

そして、履いて帰宅したらブラッシング。

そして時々デリケートクリーム。

そんなイメージで、革が乾燥しない程度にメンテナンスをしてあげるというのが良いと思います。

お知らせ

【お知らせ 1 】

企画商品の「旅チャッカ」の受付が始まりました。



※写真はあくまでもイメージです。

この企画は、出張や旅行などで出かけられる際に、通常でしたらスペアの靴を持って行かなくてはいけないところを、インソールを交換することでこの1足で乗り切れるという仕様の靴です。

出張や旅行など、泊りでお出かけの多い方にお勧めの靴です。

製法は、ブラックラピド製法にて製作いたします。

革は、こちらで指定した黒の革のみです。

価格は、ラストは別で 74,000円(税別)です。

より道具のように履いていただける靴です。

ぜひ、ご検討ください。

ご注文期間及び数量限定です。

期間は2月末日まで、受注予定数は1月10日現在であと5足です。

詳細は、12月17日のブログをご参照ください。

また、YouTubeの紹介動画もご活用ください。



【お知らせ 2 】

2月から、お客様が履きこんで格好良く成長したシューリパブリックの靴をインスタにアップしていただけるようにハッシュタグを作ってみました。

履きこんだ靴を見てみたいというご要望が多く、ぜひシューリパブリックの靴・ブーツを履いていらっしゃるお客様にご協力をお願いいたします。

詳細は、2020年1月31日のブログをご覧ください。

インスタをやっていないというお客様におかれましては、私たちシューリパブリックへメールに添付して写真をお送りいただければ、私が代わりにアップさせていただきます。

ハッシュタグは #shoerepublicjpn です。

ぜひ皆さまの元に嫁いだシューリパブリックを見せてください。


【お知らせ 3 】

新型コロナウィルス感染症拡大の影響で、工房にいらっしゃるのが難しいけれど靴のオーダーをご希望されるお客様へお知らせです。

ここ数年の間にご注文いただいた方、もしくは前回のご注文がそれ以前の方でも何足かご注文いただいているお客様は、

前回のデータを確認して問題なさそうであれば、そのままそのデータを元にオーダーをお受けすることが可能です。

靴の仕様に関しては、メールなどで打ち合わせをし、革に関してはご希望をうかがったうえでこちらからサンプルをお送りしてお選びいただく予定です。

こんな時だからこそ、足に合った快適な靴を履いて毎日を大切に過ごしたいという皆さま、ぜひご検討ください。

詳細は、4月18日のお知らせをご覧ください。
ご不明な点がございましたら、お気軽にご連絡ください。

オーダーではなく、ちょっと話を聞いてみたいとかちょっと相談してみたいという場合には、リモート見学という方法もございます。

まずはメールやお電話でお問い合わせください。


【お知らせ 4 】

シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。

イベントなどの予定は、ホームページトップの下の方のスケジュールをご覧ください。

私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。
打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。
ご検討中の方は、見学も大歓迎です。

旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら

メールアドレスは info@shoe-republic.com です。




 




 









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