私たちシューリパブリックでは、特に履き心地を追求した靴づくりをおこなっておりますが、
単に精度を上げるだけではなく、本質を追求した上で工夫を凝らした靴を作ることを心がけています。
その中で、やはり非常に大切なのがカカトの部分。
その形状やスティフナー(カカトの芯)の材質、ヒールピッチなど様々なポイントがありますが、
私個人的にこれはなかなか効果があると思うのが、カカトのシート(底面)の角度です。
こうして見たところで外からはイマイチわかりにくいことなのですが、極端に言えばこういう角度をつけているということです。
私が知っている限り、一般的な紳士靴は、いや婦人靴も含めてカカトのシートは前下がりになっているものが多いのですが、
私たちシューリパブリックの靴は、シートがほんのわずかですが後ろ下がりになっています。
これは、お客様の足との兼ね合いでほとんどフラットにしていることもあるのですが、
骨格を見たときにカカトの骨が前に滑っていかないようにアーチの後ろ側でほんの少しだけ引っかかるようにしているのです。
実際には、ヒールピッチが16~18ミリほどなので、シートが平行になるくらいで十分なんですけど。
実際に履いてくださっておるお客様は、そういうことだったのかと納得してくださるかと思います。
そんな細かい工夫をいたるところに忍ばせています。
ぜひ、たくさんの方々に、快適なオーダーメイド靴をお試しいただきたいと思っています。
★★★お知らせ★★★
【 お知らせ 1 】
7月19日(金)と20日(土)に、長野市のIVY PRODUCTSさんにて恒例のイベント開催です。
その中で、19日(金)の夕方からゆるーい感じで軽く催しをやろうかということになりました。
主な内容はトークイベントが中心となる予定です。
お越しいただける方は、できましたら事前にIVY PRODUCTSさんのほうにご予約をお願いいたします。
【 お知らせ 2 】
シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。
イベントなどの予定は、ホームページトップの下の方のスケジュールをご覧ください。
私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。
打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。
ご検討中の方は、見学も大歓迎です。
旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。
メールアドレスは info@shoe-republic.com です。