セミダブルソール仕様

カテゴリー: Hidden Story:こぼれ話


私たちシューリパブリックでは、ご注文いただくほとんどの靴がダイナイトソールを取り付けています。

ダイナイトソールは、正式名称がダイナイトスタッドソールと言いまして、イギリスのハーバララバー社が製造する、非常に機能的に優れたソールです。

ただ、お客様のお好みでもっと硬くてしっかりしているものが良いという方もいらっしゃって、そんな時はオプションのセミダブルソール仕様をお勧めしています。

セミダブルソール仕様とは、通常はウェルトとダイナイトソールが直接接して縫われるところを、その間に2ミリ厚の床革を1枚挟んで厚さと剛性を高める仕様です。

セミダブルソール

こちらの写真は、現在製作中のお客様の靴ですが、ウェルトを縫い付けてボトムフィラーのコルクをセットした後に、セミダブルソールの革を貼ったところです。

セミダブルソール

こんな感じで、全面に貼ります。

セミダブルソール

厚さは2ミリなのですが、これを厚いととるか薄いと取るかはお客様次第です。

そして、これは違う靴になりますが、出来上がった時の見え方がこんな感じとなります。

セミダブルソール

たった2ミリですが、この2ミリがないモノと比べると多少の厚みを感じますね。

ドレスシューズの場合は、ソールは薄い方がエレガントになるので、あえてこの仕様はお勧めしていませんが、

カジュアルの靴で、なおかつガシガシ歩く場合で、さらに標準のソールが薄く感じられるような場合はご案内させていただくようにしています。

 

具体的に言えば、たとえば駅のホームを歩いていて点字ブロックの凸凹が気になるとか、靴自体の剛性がもう少し欲しいとか、つまりより高い剛性を必要とするケースに適していますが、

これが誰にでも適しているかというとそうでもなくて、

しっかりと地面の感覚を感じて歩きたい方や、運転するときにアクセルやブレーキ、クラッチの感覚を正確に感じ取りたいとか、あとは華奢な女性にはあまり適していません。

セミダブルソール仕様は、特に強度を増すわけではなく剛性を増すためのモノですので、硬くなって嬉しくない方や足が負けてしまう方にはお勧めしません。

ちなみに、私が今履いているモンキーブーツやチャッカブーツは、ソールがリッヂウェイという理由でこのセミダブルソール仕様になっています。

リッヂウェイは、ゴム自体がダイナイトと比べて柔らかいので、トータルのバランスをとるためにセミダブルソール仕様のみとさせていただいています。

 

こういうものは、あくまでもお好みです。

気になる方は、次のご注文の時にご相談ください。

オールソール交換の修理の時にも、オプションとしてセミダブルソール仕様にすることも可能です。

 

お知らせ

【 お知らせ 1 】

11月に愛知県一宮市にてイベントを開催します。
日頃から自らの手で作り出している実践的なクリエーターが集結して、パフォーマンスや商品の販売をします。
詳細はコチラをご覧ください。

 

【 お知らせ 2 】

9月30日(土)と10月1日(日)に、神戸三宮のSUNさんにて、靴のオーダー会のイベントを開催いたします。
なかなか埼玉のシューリパブリックの工房までお越しいただくのが難しい方、オーダーのチャンスです。
どんな靴を作っているのか、見にいらしていただくのも大歓迎です。

 

シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダーメイド靴をお作りしています。

スケジュールはこちらをご参照下さい。
打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。
ご検討中の方は、見学も大歓迎です。

旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら

メールアドレスは mail info@shoe-republic.com です。


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