私たちシューリパブリックでオーダーメイドの靴は、限定商品を除けばほとんどがハンドソーンウェルテッドという、とっても手間のかかる製法で作られます。
ハンドソーンという名の通り、ウェルトを縫う作業を手作業で行うのですが、
とっても手間のかかる分、もしくはそれ以上に履きやすさが素晴らしいというメリットがあります。
それらはどうしても製作できる数に限界があり、さらには手間がかかる分高価になってしまいます。
なので、もう少し手ごろな価格で買える靴を希望される声が多かったので、
何年か前からイベントの時に限定ですが、グッドイヤーウェルテッドの靴を製作して販売するようになりました。
これまでは、神戸三宮のSUNさんでのイベントや、コージ製靴さんでのファミリーセールで販売してきまして、
毎回たくさんのお客様にお買い求めいただき、中にはリピートで購入されるお客様や、ハンドソーンウェルテッドの靴も購入されるお客様もいらっしゃいました。
そして、今回は2か月後に迫った一宮でのイベントに向けて、グッドイヤーウェルテッドの靴を準備しています。
今回も、ラスティング以降の作業を新潟のコージ製靴さんにお願いします。
私たちシューリパブリックで、材料の準備やアッパーの縫製をして、一通り必要な材料をまとめてコージ製靴さんに送ります。
上の方に何やら革の何かがたくさん寝ているのは、スティフナー(カカトの芯)です。
今回も、4ミリ厚のモノを使いますので、私たちが用意しました。
その下は、インソールや積み上げ、そしてカカトのトップピースです。
さらに、ウェルトやソール(セミダブル仕様なので革が貼ってあります)が見えますね。
そして、こちらの箱には先日写真を撮ってご紹介したアッパーが入っています。
下の収穫カゴには、ラストが入っています。
ラストは、もうひとカゴあります
まだほかにも入れなくてはいけない材料がありますが、これらを明日パッキングしてコージ製靴さんに送り、完成の手前まで作業をしていただいて戻していただき、
最後の仕上げは私たちの工房でおこないます。
今回製作する靴も、おそらくラストを1ヶ月以上入れたままにしておくので、かなりきれいに成形できるはずです。
完成した靴は、11月のイベント「Handmation & Market」で販売いたします。
今回も贅沢な材料を使っていますので、お客様に履いていただくのが今からとっても楽しみです。
数量限定なので、お早めにお越しください。
★★★お知らせ★★★
【 お知らせ 1 】
11月に愛知県一宮市にてイベントを開催します。
日頃から自らの手で作り出している実践的なクリエーターが集結して、パフォーマンスや商品の販売をします。
詳細はコチラをご覧ください。
【 お知らせ 2 】
9月30日(土)と10月1日(日)に、神戸三宮のSUNさんにて、靴のオーダー会のイベントを開催いたします。
なかなか埼玉のシューリパブリックの工房までお越しいただくのが難しい方、オーダーのチャンスです。
どんな靴を作っているのか、見にいらしていただくのも大歓迎です。
【 お知らせ 3 】
雨の日&出張用の靴は、只今ご注文を承っています。
こちらをご参照ください。
今年は茶系のギブソンシューズです。
受け付けは9月18日(祝)までの予定ですが、革がなくなり次第終了となります。
ご希望の方は、お早めにご連絡ください。
シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダーメイド靴をお作りしています。
スケジュールはこちらをご参照下さい。
打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。
ご検討中の方は、見学も大歓迎です。
旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。
メールアドレスは info@shoe-republic.com です。