いよいよ明日から長野市のIVY PRODUCTSさんにおいて久しぶりのオーダー会&足の計測会のイベントです。
今日は、少し早めに仕事を切り上げて、出張の準備をしていました。
長野までは、私はいつもクルマで行きます。
片道約200キロほどなので、決して遠いわけではありません。
ただ、高速道路を走っていくのでクルマのメンテナンスはしっかりとやっておくようにしています。
タイヤの空気圧を確認して、ウィンドウォッシャー液を補充して、あとはガソリンを入れに行く際に異音がしないか確認して、だいたいそんなところです。
じつはこの夏にタイヤを履き替えたのですが、その際にショップの方からアライメントの調整を勧められ、確かに買ってから1度もアライメント調整をやったことなかったものの、このクルマは本当にまっすぐ走ることに感心していたので、下手にいじって悪くなったらいやだなぁという葛藤の末、アライメント調整をしてもらうことにしました。
まず現状を確認をしていただいたところでは、右のリアだけキャンバーが異常に寝ている(ネガティヴ)事や、フロントは両側ともややキャンバーが寝気味であること、そしてトーに関してはややトーアウト気味になっているということが分かりました。
フロントはキャンバーが寝ているならトーアウト気味で良いのですが、高速道路などを走っているとやや左右に持っていかれる感覚があったので原因はそれだろうということで納得しまして、
いざ調整が終わって戻ってきたら、直進する時にハンドルがやや右に来ておかないと左に寄って行ってしまう現象が出てしまい、ここで大後悔です。
翌日それを伝えて調整してもらいものの、まだ微妙にその現象が残っていて、あまり細かいことを言うと面倒な客と思われてしまうのも嫌だし、ショップも忙しそうだったのでそれであきらめてお礼を言って帰ったということがありました。
数週間後、やっぱり運転していて気持ちが悪いので、自分でタイロッドエンドを調整してハンドルまっすぐで直進するようになり、それまでトーインがちょっときつめだったようなのですがそれをほぼゼロにして、とっても素直に走るようになりました。
長くなりましたが、そんな調整が済んでからの初めての高速道路なので、今回の出張はちょっと楽しみです。
さて、今日は靴クリームの話です。
皆さんは、靴を磨いた後にアッパーの革を触ってみて、どんな感じがしますか?
じつはこの感触がとっても大切なので、ぜひ覚えておいていただきたいと思います。
もし、アッパーを触ってみてペタペタしているとしたら、もしかしたらクリームの塗りすぎである可能性があります。
乾いた布などでアッパーを軽くポリッシュしゅてみて、靴クリームが布にベッタリとつかないか確認してみましょう。
こちらは、私たちシューリパブリックの工房にあるオックスフォードです。
今回は留守番なので、今日はこの靴に登場してもらいます。
私のおすすめは、乾いた布どころかこのような汚れ落としの液を布につけて、アッパーの革をこすってみても、
ほとんど布にクリームがつかないくらいが良いと思っています。
一応これでも時々メンテナンスをしていまして、デリケートクリームと乳化性のクリームを塗っています。
こういうヤツですね。
それでも塗る量が極めて少ないので、汚れ落としの液をつけてこすったところで布につくほどのクリームが残っていないのです。
それでも、革は素上げのものですがこれくらいツヤがありますし、決して栄養が足りていないわけではありません。
よく革の状態を見ていただいて、クリームでツヤがある状態と革そのもののツヤがある状態は、慣れてくればすぐに見分けることができます。
そもそも、クリームの塗りすぎは革にとって決して良い状態ではないので、靴を永く愛用していただくにはクリームを塗りすぎないように気を付けていただければと思っています。
★★★お知らせ★★★
★今度の週末、11月6日(土)と7日(日)には、長野市のIVY PRODUCTSさんにお邪魔する予定です。
★初めて靴をオーダーする方にピッタリな企画「集まれ!Freshers」は、まだまだ受付中です。
★シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。
★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。
私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。
打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。
ご検討中の方は、見学も大歓迎です。
また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。
★私たちは、埼玉県の基準に則った感染対策をして、お客様のお越しをお待ちしております。
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