私が住んでいる埼玉県北東部は、昨日の夜から台風の影響が少しずつあり、
もしかしたら大変なことになるかも?と思っていましたが結局は台風の進路が少し変わり、
朝起きたら風が少し吹いていたものの薄日が差すような天気になり、
一安心と思ったらその後にザーっと降るという、
とっても変な天気でした。
関東にいると、地方のニュースって本当に大きなものじゃないと入ってこないのですが、
台風の進路にいらっしゃった方々は、大きな被害はありませんでしたでしょうか?
私たちのお客様は日本全国にいらっしゃって、先日の西日本豪雨の被害が大きかった地域にもいらっしゃるので心配です。
ここのところ、地震や大雨などの自然災害が以前に増して多くなっているような気がします。
みなさん、余裕のあるうちにいざという時の準備をしておきましょう。
さて、最近は世の中的にオーダーメイドの商品が多くなっているような印象を受けます。
私が気にしているからかもしれませんが、テレビやネットの情報サイトなどでよく見かけます。
スーツやシャツも、昔に比べれば比較的手の届きやすい価格でオーダーメイドのモノを入手できるようになりました。
新たに参入する会社があったりして、世の中にオーダーメイドのモノが多くなってくることは、私個人的には非常に歓迎です。
なぜなら、これまではオーダーメイドというとほんの一握りの方のための特別なものという印象がありましたが、
今回の動きをきっかけにオーダーメイドがもっと身近なものになってくれれば、関心を持ってくださる方が増えてマーケットが大きくなりますので、
サプライヤーとしては嬉しいわけです。
そんな昨今ですが、私はただ単にオーダーメイドであること以外に、手作業で製作するということを大切にしています。
但し、すべてを手作業で行うのではなく、モノとして要となる部分、つまりクオリティに影響がある工程は手作業で行いたいと考えています。
履き易いとか、型崩れしにくいとか、いわゆる機能的な部分です。
靴の場合、ほとんどの大量生産品は機械でラスティング(つり込み)をします。
その理由は、作業効率が良い(短い時間でたくさん作れる)からです。
ですが、機械で作るとデメリットもあって、
たとえば天然素材の革は個体差が思っている以上に大きいのにそれに対応するのがむずかしいとか、
革自体の特性を十分に生かすことができなくて、せっかくの良い革なのにアタリが硬くて履いていて足が痛い靴になってしまうなど、
トレードオフとして諦めなければならないことがあるのです。
私は、こんな工具を使ってラスティングをしています。
左の工具は、ラスティングピンサーと言って革をギューっと引いてラスティングをするための専用工具で、
右側の工具は見た通りハンマーで、このハンマーで靴をたたいて形を整えたり革を締めたりして靴を作ります。
上でも書きましたが、手作業でラスティングをおこなうと、本来こうあるべきというモノに靴を作り上げることができ、
メリットとして履き心地が優しいことや、履き込んでいって足に馴染むこと、そして型崩れを起こしにくいことなどがあります。
手作業なので、機械のスピードに敵いませんが、そんなに圧倒的な差になるわけではなく、
靴の出来を考えたら十分に許容範囲といえるかもしれません。
手作業でのんびりダラダラ作業をするのはもちろんNGで、
手作業だってなんだってプロの仕事ですから、作業効率を考えて無駄なくテキパキとこなすことが大切なのです。
手作業でラスティングをした靴、特にイギリス式のセオリーで引いた靴は、実際に履いてみてきっと違いを実感していただけるはずです。
イギリスが全てではありませんが、このラスティングに関しては非常に理にかなっていると思います。
これは、ぜひ一度だけでもお試しいただきたいと思います。
けっして贅沢なものではなく、快適に歩けることを目的としてちゃんと作られたモノです。
永くご愛用頂けるように、作り手がしっかりと丁寧に作っています。
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