今日のお客様は、東京都にお住いのUさんです。
新しい靴のご注文と一緒に、以前に製作した靴のメンテナンスをさせていただきました。
このオックスフォードはUさんの1足目の靴で、このあとに2足目としてギブソンブーツを製作しました。
以前はUさんの足の形に合う靴が少なかったこともあり、さほど靴に興味をお持ちいただいていなかったのですが、
この1足目のオックスフォードを履くようになってから、よくほかの方の足元を見るようになったとおっしゃっていました。
また、周りの方が靴をほめてくれることもあって、以前に比べて靴に関心を持つようになったそうです。
実際にこの靴を履いていただいたご感想は、
「最初履いた時は、確かに当たるところもなくストレスがない靴という印象でしたが、
暫く履いてみて靴がどんどん変化していくように感じました。締まってくるというか、足に合ってきたような印象です。」
とのこと。
そんな経験をされて思ったのは、
「靴のオーダーメイドは、それなりの価値がある。」
ということだそうです。
今だから笑っていろいろお話ができますが、初めて工房にお越しいただくときには結構敷居の高さを感じていたとのこと。
でも、私たちの工房の前に来た時に、そんな敷居なんて全然ないことがわかって、安心したとおっしゃっていました。
確かに、いわゆるオーダーメイド靴は趣向品という位置づけであることが多いため、
「自分が・・・。」
ということも感じてしまうかもしれませんが、
私たちシューリパブリックは、確かにオーダーメイドの靴を作っていますがそれは趣向品ではなく実際に快適に履いていただくことを目的としていて、
本当はオーダーメイド靴という表現を変えてしまいたいくらいなのです。
例えば、私を含めて誰もが髪を切りに行くということは至って普通のことだと思いますが、
それって自分の髪質や雰囲気に合わせて美容師さんや理容師さんがオーダーメイドのように切ってくれます。
靴も同じようなものです。
足の形や歩き方、そのほか足の特徴はみんなそれぞれなので、それに合わせて靴を作って、快適に歩いてほしいということが目的です。
スーツやシャツなどでももちろんオーダーメイドは着やすいとか動きやすいというメリットがありますが、
靴の場合はストレスや健康というキーワードが関わってくるものであり、オーダーメイドである必要性がもう1段高いような気がします。
2足目のギブソンブーツは、ブーツに不慣れだったUさんにもとても使い勝手が良かったようで、
足首をしっかりと押さえてくれて、履いていてとても安心できるとおっしゃっていました。
そのギブソンブーツをとっても気に入ってくださって、ブーツに対して抵抗がなくなったそうです。
なので、次の靴もブーツに決まりました(履いたことのないチャッカですけど)。
お仕事で海外に行かれることが多いとのことですので、くれぐれもお気をつけください。
メンテナンスをして、靴がちょっとキレイになりました。
今日もありがとうございました。
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