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デリケートクリーム

数日前に、メンテナンス用品が入荷しました。 今回入荷したのは、コチラです。 モゥブレィのデリケートクリーム。 ですが、ただのデリケートクリームではありません。 通常のモノ(左)は内容量が60mlでお値段が1,000円(税別)なのに対して、 今回入荷したもの(右)は、内容量が200mlでお値段が2,500円(税別)となっています。 計算してみると、ちょっとお得ですね。 でも、それよりも何よりもデリケートクリームって結構たくさん使いませんか? 普通に靴のメンテナンスにも使いますが、そのほかにお財布やカバン、そのほか定期入れなどの革製品のメンテナンスに使えますので、 小さいヤツだとすぐになくなってしましますから、これくらいの大きさがちょうどよいと思います。   そして、デリケートクリームと一緒に、豚毛のブラシも入荷しました。 こちらのブラシは、靴にクリームをチョンチョンと付けた後にシャカシャカとブラッシングをするためのものです。 これが、じつは思いのほか数が必要で、この豚毛のブラシは多くの場合においてひとつでは足りません。 というのも、このブラシは基本的に靴のクリームの色に合わせて用意するもので、 まず黒用にひとつ、そして茶色用にひとつ、そのほか明るい色の靴をお持ちの場合はその色に合わせて、 ネイビーやワイン、グリーンなどの色をお持ちでしたら、さらにそれらに合わせて用意するものです。 黒とネイビーは色が近いかっら兼用で・・・なんて思っていると、 ネイビーの靴が黒くなってしまいますのでご注意ください。   ところで、みなさん靴のメンテナンスってどのようにしていますか? 私はお客様からよく訊かれるので、基本的なメンテナンスの方法をお伝えしていますが、 あくまでもそれは基本中の基本です。 もうちょっと手をかける方法がたくさんありますので、参考にしていただければと思うのですが、 普段のメンテナンスはブラッシングが基本になります。 1日履いて帰ってきたら、靴を脱いだ時にホコリ落とし用(馬毛など)のブラシでしっかりとホコリを落とします。 靴の保管は玄関の湿気の多いコンクリートやタイルの上ではなく、少し高いところに置いて靴の中の湿気を逃がします。 シューツリーを入れるのであれば、1日放置してからが良いと思います。 靴を履く頻度は、最低でも中2日あけて、夏のようにちょっと汗が多くなる時期には中4日、そもそもが汗の多い方は週に1度未満が良いでしょう。 履く頻度が多すぎると、靴に対してかなりの負担になりますので、靴の中の状態を時々確認してください。 インソールの革が黒ずんできているのは、十分に湿気が抜けていないことを意味します。 靴のクリームは、乾燥を防ぐことと革に栄養を与えるためにデリケートクリームを塗ります。 頻度は、月に1度くらい。 また、色のついた乳化性のクリームは片足につきコーヒー豆ひとつ分程度のクリームを良く伸ばして塗って、そのうえでブラッシングをしてください。 ブラッシングの代わりに布などで磨くのもOKですが、布にばかり染み込んでしまうことがありますので、まずブラッシングをしてあげるのが良いと思います。 基本的なことですが、クリームの塗り過ぎはいけません。 こちらも頻度は1~2ヶ月に1度程度で十分です。 また、クリームを塗るときには状態に応じて古いクリームをレザーローションなどでキレイに拭き取ることが大切です。 靴クリームの塗り過ぎがなぜいけないかといいますと、クリームは塗り重ね行くと革の中に染み込んでしまい、 クリーム自体にロウの成分が入っていてこれが古くなると硬くなってきて、 シワが入る部分などにおいてはこの硬くなったロウと一緒に革の表面に亀裂が入ってしまうということがあります。 なので、革を良い状態に保つためにクリームの売り過ぎは控えましょう。 詳しいメンテナンスに関しましては、専門店などのスタッフさんに伺うと丁寧に教えてくださいます。 私がお世話になっているR&Dさんやコロンブスさんのスタッフさんが、百貨店などにたくさんいらっしゃいますよ。 ぜひ、訊いてみてください。   ★★★お知らせ★★★ ①シューリパブリック15周年記念モデル第1弾及び第2弾ともに引き続きオーダー受付中です。詳しくはこちらをご参照ください。     ②イベントなどの予定は、ホームページトップの下の方のスケジュールをご覧ください。     シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダーメイド靴をお作りしています。 スケジュールはこちらをご参照下さい。 打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。 ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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