やや赤みがかったこげ茶の革が入荷しました。
ちょっと引いてみるとキレイな感じでビジネス用の靴の革にも見えますが、実際にはどちらかというとカジュアル向きの革です。
この革を買う時に、革問屋の担当営業さんが、
「高い革だから・・・。」
と、しきりに言っていました。
本当に高価な革です。
ボックス調ではなく、ツルンとした仕上げでもなく、表面の仕上がりはややクセがあるというか個性的というか、でも決して嫌なクセではありません。
なかなか写真で伝わらないのがツラいところ。
オイルをたくさん含んだELBAMATTのような仕上げとも違って、軽くプレスをかけた感じなのかもしれません。
でも、ザックリとした雰囲気で、カジュアルの靴を作ったらとってもイイ感じに仕上がりそうです。
シワの入り方は。、担当営業さんが高いと言っていただけあって、まったく変なシワが入りません。
生地だって、かなりしっかりしています。
厚さがだいたい1.3~1.4ミリ程度なので、一般的なメンズの靴に最適です。
そして、私が良く言っている「裏側の表情」ですが、これもなかなかキレイです。
カジュアルの靴を作るには、まったくケチの付け所がないと言っても過言ではないほどです。
強いて言えば、すでに工房にお越しいただいたお客様にご予約をいただいていて、残りがあと1足分だということでしょうか。
とっても高い革でしたが、この革はこの1枚だけということで革問屋さんが多少融通をきかせてくれたおかげで、アップチャージはありません。
ちなみに、私ならこの革でフルブローグのブーツかシューズ、もしくはギリーシューズのフルブローグ仕様などを作ってみたいですね。
逆に、革の雰囲気を思いっきり生かしてプレーンのチャッカブーツというのもステキです。
この革で作りたいという方は、もうあと1足分ですのでお早めに取り置きのご連絡をお願いいたします。
★★★お知らせ★★★
【 お知らせ 1 】
10月26日(土)と27日(日)に、神戸三宮のSUNさんにお伺いする予定です。
お客様の足を計測させていただき、足の特徴や適した靴のサイズをお伝えしたり、
どうして既製品が合わないのかということについてその原因を究明し、対策を一緒に考えたいと思います。
また、私たちシューリパブリックのハンドソーンウェルテッドのビスポークシューズのご注文も承ります。
サンプルの靴やサンプルの革も持参いたします。
ぜひ、この機会にご覧ください。
靴に関するご質問もウェルカムです。
【 お知らせ 2 】
シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。
イベントなどの予定は、ホームページトップの下の方のスケジュールをご覧ください。
私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。
打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。
ご検討中の方は、見学も大歓迎です。
旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。
メールアドレスは info@shoe-republic.com です。