一般的に靴のアッパーを縫うミシンには、進行方向と同じ方向にメスを入れる針を使いますが、私はLRというちょっと違う針を使っています。
こちらが私が使っているSchmetzのLRという針です。
この針はなにかと言いますと、メスが斜めに入るというものなのです。
ミシンは普通に使われているPFAFFのポストです。
LRの針のメスの入り方は、右奥から左手前に斜めにメスが入ります。
ということは、ステッチの目がまっすぐではなく斜めになるのですが、これがまた味があってとっても格好良いのです。
おそらくポストミシンだとこの斜めのステッチの目が出やすいはずです。
縫いあがったものは、よくよく見てみると針目が斜めなのが分かります。
この雰囲気が、ちょっとクラシカルでいい味が出ていて、ホント自己満足なのかもしれませんがイイなぁって思っています。
★★★お知らせ★★★
★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。
私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。
打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。
ご検討中の方は、見学も大歓迎です。
また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。