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クギ穴がいっぱい

カテゴリー: Hidden Story:こぼれ話

ハンドソーンウェルテッドの靴のラスティングでは、一般的に細いクギを使います。 こんなヤツです。 日本では細六と言われているもので、永さが9ミリほどです。 私個人的にもうちょっと長いほうが使いやすいのですが、このサイズが最も入手しやすいのでこれを使っています。 ラスティングではアッパーをラストに被せ、ピンサーでギューッと引いてクギを打って仮どめをします。 クギを内側に倒しているのには、実はちゃんと理由がありまして、作業性が良いようにということのほかに、 クギを内側に倒すとアッパーの革がほんのわずかですがさらに引かれるわけで、そうすることでよりパリッと成型されることになるのです。 私は初めてこの作業を知った時に、そんなにクギを打ってインソールに穴が空いてしまって大丈夫なのかと思いましたが、 靴の世界ではクギ穴はさほど気にしないようです。 実際、インソールにはこんな感じでたくさんの穴が空いていますし、カカトの部分には多くの方がタグを通すための穴だと思っている穴がしっかりと空いています。 できることなら、穴は極力少ないほうが良いように思うのですが、靴として良いものを追求するのなら必然的にたくさんクギを打ってしっかりと作ったほうが良いわけで、 おそらくそのような考えから見えない部分、もしくは見えにくい部分にクギの穴が開いているのはまぁOKということになったのだと思っています。 でも、そんなことを知ってしまうと、このようなクギ穴が空いているもののほうがちゃんと職人さんが作ったものという感じがして、 かえってそちらの方がよく見えてきたりします。 そうなってくると、ディープな世界に片足を突っ込みかけていると言えるのかもしれません。 お気を付けください。 ★★★お知らせ★★★ 【お知らせ 1 】 企画商品の「旅チャッカ」の受付が始まりました。 ※写真はあくまでもイメージです。 この企画は、出張や旅行などで出かけられる際に、通常でしたらスペアの靴を持って行かなくてはいけないところを、インソールを交換することでこの1足で乗り切れるという仕様の靴です。 出張や旅行など、泊りでお出かけの多い方にお勧めの靴です。 製法は、ブラックラピド製法にて製作いたします。 革は、こちらで指定した黒の革のみです。 価格は、ラストは別で 74,000円(税別)です。 より道具のように履いていただける靴です。 ぜひ、ご検討ください。 ご注文期間及び数量限定です。 期間は2月末日まで、受注予定数は1月21日現在であと4足です。 詳細は、12月17日のブログをご参照ください。 また、YouTubeの紹介動画もご活用ください。 【お知らせ 2 】 2月から、お客様が履きこんで格好良く成長したシューリパブリックの靴をインスタにアップしていただけるようにハッシュタグを作ってみました。 履きこんだ靴を見てみたいというご要望が多く、ぜひシューリパブリックの靴・ブーツを履いていらっしゃるお客様にご協力をお願いいたします。 詳細は、2020年1月31日のブログをご覧ください。 インスタをやっていないというお客様におかれましては、私たちシューリパブリックへメールに添付して写真をお送りいただければ、私が代わりにアップさせていただきます。 ハッシュタグは #shoerepublicjpn です。 ぜひ皆さまの元に嫁いだシューリパブリックを見せてください。 【お知らせ 3 】 新型コロナウィルス感染症拡大の影響で、工房にいらっしゃるのが難しいけれど靴のオーダーをご希望されるお客様へお知らせです。 ここ数年の間にご注文いただいた方、もしくは前回のご注文がそれ以前の方でも何足かご注文いただいているお客様は、 前回のデータを確認して問題なさそうであれば、そのままそのデータを元にオーダーをお受けすることが可能です。 靴の仕様に関しては、メールなどで打ち合わせをし、革に関してはご希望をうかがったうえでこちらからサンプルをお送りしてお選びいただく予定です。 こんな時だからこそ、足に合った快適な靴を履いて毎日を大切に過ごしたいという皆さま、ぜひご検討ください。 詳細は、4月18日のお知らせをご覧ください。ご不明な点がございましたら、お気軽にご連絡ください。 オーダーではなく、ちょっと話を聞いてみたいとかちょっと相談してみたいという場合には、リモート見学という方法もございます。 まずはメールやお電話でお問い合わせください。 【お知らせ 4 】 シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。 イベントなどの予定は、ホームページトップの下の方のスケジュールをご覧ください。 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。    

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今日は水曜日なので、私たちシューリパブリックの工房はお休みです。 少し前に、私が住む埼玉県を含めた首都圏の都県と、そのほか関西方面の府県などで緊急事態宣言が発令されたため、 お休みでもどこかに出かけるということがほとんどなくなり、行くとしても近所に食料品を買いに行くとか、必要なモノを買いに行く程度で、 以前のようなちょっとした観光をするには好ましくないタイミングになっています。 そんな中、ウチの家内が買ってきたのがこちら。 多分今でもそうだと思いますが、森七菜さんがCMをやっているアレです。 もう、何年ぶりだろう? 明日の朝の楽しみにとってあります。 私が子供のころには、大村崑さんがかなりインパクトの強いCMをやっておりまして、 このオロナミンCに生卵を入れてオロナミンセーキだの、ミルクを入れるだのしていました。 私個人的には、オロナミンCは普通にそのまま飲むのが一番おいしいと思っています。 さて、こちらは私がもうかなり長いこと履いているモンキーブーツです。 10年以上経っていると思うのですが、このモンキーブーツは10年以上経っているのになかなか良い状態を保っています。 こんな状態なら、まだあと10年くらい履けるのではないかと思うほどですが、では靴はいったいいつまで履けるのか、 言い換えると靴がどんな状態になったらもう履けなくなってしまうのかということをお伝えしたいと思います。 結論から言いますと、ハンドソーンウェルテッドやグッドイヤーウェルテッドなど、ソール交換ができる靴において、 気にしてほしい部分は、アッパーの革とインソールです。 アッパーやインソールがダメになったら、その靴はもう履けないと判断します。 革は、履き始めてから経年変化がありまして、変化の過程でメンテナンスをしないでおくと革が乾燥してしまい、表面が割れやすくなってしまいます。 そして、割れてしまうとその割れ目が深くなり、革が裂けてしまうということにつながります。 革が裂けてしまったら、これはあくまでも見た目の問題なのですが、靴がダメになるというひとつの目安です。 裂けたって全然問題ないというのであれば、気にせず履くことができますが、やっぱり革靴を履くケースは、それなりにきちんとした格好をしていることが多いと思うので、 そういう状況的な判断からしても、アッパーが裂けた革靴というのは好ましくないです。 そして、もうひとつがインソールに亀裂が入ってその亀裂が深く似合ってしまった時です。 アッパーもインソールも革なので、正しい取り扱いをしないで放っておくと亀裂が入ってしまいます。 インソールの場合は、外から見えない部分ではあるものの、靴が靴としてあるための肝になっているパーツのひとつであり、 亀裂が深くなってしまうと、構造的にいろいろと不具合が発生します。 アッパーもインソールも、ウェルテッドの靴においては交換ができない非常に重要なパーツなので、正しいお手入れが必要です。 と言っても、決して難しいことではなく、一度履いたら数日休ませるとか、定期的にメンテナンスをする程度のことで十分なので、 よほどのことがない限り、大変な壊れ方をするという心配はないでしょう。 そのほかの、靴のソールやカカトのトップピースは交換修理ができますし、 ライニングのカカトの部分が擦り切れても修理ができますので、それらは靴の生命に直接関係はありません。 ただ、これがウェルテッドの靴ではなく、セメンテッドなどソールの交換ができない製法の靴の場合は、カカトがすり減ったらそれで終わりですし、 つくりがあまりしっかりしていな靴などにおいては、履きこんでいって経年変化で靴がクタクタになってしまったり、 もしくは履き口がユルユルになってしまったり、さらにはカカトの芯がフニャフニャになってしまうなどで、靴としての機能をなさなくなってしまうということがあります。 そこで、エコというテーマで靴を考え始めると、また話が長くなりますので、そちらはまた改めてお伝えしたいと思います。 いずれにしても、ハンドソーンウェルテッドの靴の場合、普通に履いていれば10年は普通に履いていただけるはずですし、 ムリをさせなければ15年とか20年ということも全然不思議な話ではありません。 結局、靴はアッパーやインソールがダメにならない限り、ずっと履けるということなのです。 そして、それらを生かすか殺すかは履き方やメンテナンスにかかっています。 ★★★お知らせ★★★ 【お知らせ 1 】 企画商品の「旅チャッカ」の受付が始まりました。 ※写真はあくまでもイメージです。 この企画は、出張や旅行などで出かけられる際に、通常でしたらスペアの靴を持って行かなくてはいけないところを、インソールを交換することでこの1足で乗り切れるという仕様の靴です。 出張や旅行など、泊りでお出かけの多い方にお勧めの靴です。 製法は、ブラックラピド製法にて製作いたします。 革は、こちらで指定した黒の革のみです。 価格は、ラストは別で 74,000円(税別)です。 より道具のように履いていただける靴です。 ぜひ、ご検討ください。 ご注文期間及び数量限定です。 期間は2月末日まで、受注予定数は1月20日現在であと4足です。 詳細は、12月17日のブログをご参照ください。 また、YouTubeの紹介動画もご活用ください。 【お知らせ 2 】 2月から、お客様が履きこんで格好良く成長したシューリパブリックの靴をインスタにアップしていただけるようにハッシュタグを作ってみました。 履きこんだ靴を見てみたいというご要望が多く、ぜひシューリパブリックの靴・ブーツを履いていらっしゃるお客様にご協力をお願いいたします。 詳細は、2020年1月31日のブログをご覧ください。 インスタをやっていないというお客様におかれましては、私たちシューリパブリックへメールに添付して写真をお送りいただければ、私が代わりにアップさせていただきます。 ハッシュタグは #shoerepublicjpn です。 ぜひ皆さまの元に嫁いだシューリパブリックを見せてください。 【お知らせ 3 】 新型コロナウィルス感染症拡大の影響で、工房にいらっしゃるのが難しいけれど靴のオーダーをご希望されるお客様へお知らせです。 ここ数年の間にご注文いただいた方、もしくは前回のご注文がそれ以前の方でも何足かご注文いただいているお客様は、 前回のデータを確認して問題なさそうであれば、そのままそのデータを元にオーダーをお受けすることが可能です。 靴の仕様に関しては、メールなどで打ち合わせをし、革に関してはご希望をうかがったうえでこちらからサンプルをお送りしてお選びいただく予定です。 こんな時だからこそ、足に合った快適な靴を履いて毎日を大切に過ごしたいという皆さま、ぜひご検討ください。 詳細は、4月18日のお知らせをご覧ください。ご不明な点がございましたら、お気軽にご連絡ください。 オーダーではなく、ちょっと話を聞いてみたいとかちょっと相談してみたいという場合には、リモート見学という方法もございます。 まずはメールやお電話でお問い合わせください。 【お知らせ 4 】 シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。 イベントなどの予定は、ホームページトップの下の方のスケジュールをご覧ください。 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。    

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今日の夕方は、夕焼けがとってもキレイでした。 工房の屋上に上がってみたら、 南西の方向に富士山が見えまして、西から東にかけてだんだん空が青くなっていくというとってもキレイな空を見ることができました。 そして、こちらは西の空。 さて、既製品の靴を履いているうちに、いつの間にか緩くなってしまったという経験はありませんか? 靴のフィッティングって実はとっても難しくて、靴の製法や使っている素材などによってどれくらいタイトのモノを選んで購入すればよいかということが異なります。 ちゃんと正しいサイズのモノを買ったつもりなのに、ゆるくなってしまったということもあるかと思いますが、そんな時に多くの方が一度は考えるのが、 インソールを入れてみようかということ。 100均でも売っているくらい一般的なものですが、じつはこれがなかなか難しいのです。 何がどう難しいのかというと、靴は、特にブーツではなくシューズの場合、履き口の深さが決まっていまして、 これは、サイズによってだいたい決まっています。 使っているラストによっても異なりますが、私たちが使っているラストはカカトのトップラインがここに来るようにという目印がついていて、 通常は私たちの場合、これがちょっとだけ隠れる程度の深さになるようにして製作しています。 ということは、靴が緩くなったからと言って例えば3ミリの厚さのインソールを入れてしまうと、 そうです、この深さが浅くなってしまってカカトが脱げやすくなってしまうのです。 ここで参考までにお伝えしておくと、私たちシューリパブリックの靴は、インソールの形状が一般的なモノと異なり、あと付けのインソールが入らない形状となっています。 そもそもオーダーメイドは足にピタリと合うように作りますので、インソールを入れて履くような設計ではないのです。 話を戻しますが、では既製品の場合に靴が緩くなってインソールを入れたいという場合にはどうしたら良いのかというと、 カカトのないインソール、つまりつま先からカカトに向かう途中でバッサリと切り落としたインソールを使えば良いのです。 具体的には、一番後ろから7~10センチくらいあたり(インソックがうまく重なる程度の長さ)で切って、切った部分の段差がなくなるように斜めにスライスし、 このインソック(中敷き)を一度はがして、インソールにかぶせてあげるという方法がお勧めです。 というのも、靴が緩くなるのは屈曲する前のほうがほとんどなので、その部分にあと付けのインソールが来て底上げができれば良いわけで、 それでいて、深さが変わらないためにカカトの部分には何もないということが理想なので、適当なところでカットしてしまい、段差がなくなるようにしておくのです。 さらに、脱ぎ履きの時にインソールがめくれてしまうのは都合が良くないので、インソック(中敷き)で被せて強力な両面テープででもとめてあげればOKという理屈です。 その手の専門の方々は普通にやっていることですが、一般の方がインソックをはがしてというのはやや思い切りが必要かもしれません。 でも、とりあえず理屈はそういう構造になりますので、万が一インソールが必要な境遇になった場合には、参考にしてください。 ただ、やっぱり作り手からすれば、あと付けのインソールはないほうが絶対に良いので、靴のサイズ選びは間違わないように、初めはちょっときついくらいのモノを選ぶようにしましょう。 ★★★お知らせ★★★ 【お知らせ 1 】 企画商品の「旅チャッカ」の受付が始まりました。 ※写真はあくまでもイメージです。 この企画は、出張や旅行などで出かけられる際に、通常でしたらスペアの靴を持って行かなくてはいけないところを、インソールを交換することでこの1足で乗り切れるという仕様の靴です。 出張や旅行など、泊りでお出かけの多い方にお勧めの靴です。 製法は、ブラックラピド製法にて製作いたします。 革は、こちらで指定した黒の革のみです。 価格は、ラストは別で 74,000円(税別)です。 より道具のように履いていただける靴です。 ぜひ、ご検討ください。 ご注文期間及び数量限定です。 期間は2月末日まで、受注予定数は1月19日現在であと4足です。 詳細は、12月17日のブログをご参照ください。 また、YouTubeの紹介動画もご活用ください。 【お知らせ 2 】 2月から、お客様が履きこんで格好良く成長したシューリパブリックの靴をインスタにアップしていただけるようにハッシュタグを作ってみました。 履きこんだ靴を見てみたいというご要望が多く、ぜひシューリパブリックの靴・ブーツを履いていらっしゃるお客様にご協力をお願いいたします。 詳細は、2020年1月31日のブログをご覧ください。 インスタをやっていないというお客様におかれましては、私たちシューリパブリックへメールに添付して写真をお送りいただければ、私が代わりにアップさせていただきます。 ハッシュタグは #shoerepublicjpn です。 ぜひ皆さまの元に嫁いだシューリパブリックを見せてください。 【お知らせ 3 】 新型コロナウィルス感染症拡大の影響で、工房にいらっしゃるのが難しいけれど靴のオーダーをご希望されるお客様へお知らせです。 ここ数年の間にご注文いただいた方、もしくは前回のご注文がそれ以前の方でも何足かご注文いただいているお客様は、 前回のデータを確認して問題なさそうであれば、そのままそのデータを元にオーダーをお受けすることが可能です。 靴の仕様に関しては、メールなどで打ち合わせをし、革に関してはご希望をうかがったうえでこちらからサンプルをお送りしてお選びいただく予定です。 こんな時だからこそ、足に合った快適な靴を履いて毎日を大切に過ごしたいという皆さま、ぜひご検討ください。 詳細は、4月18日のお知らせをご覧ください。ご不明な点がございましたら、お気軽にご連絡ください。 オーダーではなく、ちょっと話を聞いてみたいとかちょっと相談してみたいという場合には、リモート見学という方法もございます。 まずはメールやお電話でお問い合わせください。 【お知らせ 4 】 シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。 イベントなどの予定は、ホームページトップの下の方のスケジュールをご覧ください。 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。  

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余談ですが、この冬は日本海側の地域では降雪量がハンパじゃないようで、ニュースを見ていて雪の降る地域の大変さが伝わってきます。 雪の降らない地域に住んでいると、雪っていいなぁって思いますが、それがもう毎日のこととなるときっとそんなことを言っていられなくなるのでしょう。 毎日雪かきをしてから仕事に行くとか、雪の捨て場が足りなくて、道路の端に雪が積んであって歩きにくいとか、もしくは車線が1車線だけにになってしまって不自由だとか、 今年なんて物流にも影響が出ているわけですから、食料品が届かないためにスーパーに行っても必要なモノが買えないということも実際に起こっているのかもしれません。 本当に大変です。 私は、最近はほとんどなくなったモノの、以前は仕事で新潟のほうへ結構頻繁に行っていまして、 先日たくさんのクルマが立ち往生してしまった関越道の湯沢とか小出とか、あの辺りはさんざん私も通っていたところです。 丸一日以上も動けないなんて、笑い事では済まされません。 じつは、小出というといつも新潟に向かう途中の高速から左側に原信というスーパーの小出東店が見えて、 それまではなかなかののどかな風景の中に、突然原信とそのほかのお店がパーッと広がっていて、 それがなぜか毎回目についていて、気になって気になって、結局は新柄からの帰りに小出まで一般道で戻ってきて、原信小出東店に寄って帰ったということもありました。 確かこの原信のそばにはケーズデンキもあったと思うのですが、もし私が関越道で雪のために立ち往生することになったとして、 私のほかにも家族が一緒に乗っていたら、きっと私は家族にクルマを任せて、歩いて原信に行って食料を買い、ケーズデンキで電気毛布を買ってくることでしょう。 夏ならまだしも、冬の移動は本当に何が起こるかわからないので、とりあえずの準備をしていくべきだと改めて思いました。 用意したいのは、まずポータブル電源です。 携帯電話のバッテリーがなくなって連絡が取れなくなってしまうのも困りますので、ポータブル電源は必須です。 それに、電気毛布が調達できたらしばらくの間は暖かくして過ごせますから。 先日見たところでは、ジャクリの240という一番小さいモデルが、今月の25日より値下げになるそうで、現在の25,800円から19,800円になるそうです。 私はジャクリの影響ではありませんが、実際に私もジャクリの700というモデルを使っていまして、なかなか良かったので必要があったら240も欲しいと思っていました。 そして、そのほかに用意したいのが飲み物や食べ物です。 遠足に行くわけではないので、お菓子をたくさん入りませんが、最低でもペットボトルの水と少量の食料くらいは必ず持って行くようにしたいところです。 他には、私が普段からクルマに積んでいるのが、ジャンプスターターと懐中電灯です。 雪の中でずっとエンジンをかけ続けられれば良いですが、車種によってはアイドリングだと発電量が不足するものもあると聞いたことがあるので、 もしもの時のためにジャンプスターターはあったほうが良いですね。 そして、暗くなった時に何もできなくなっては困りますし、暗いと心細くなるので、明かりも必要です。 あとは、冬用の寝袋や、クルマがスタックした時の脱出のためのスコップなどはあったほうが良いかもしれません。 あれこれけっこう必要なモノがありますが、困った時に困らないように、準備はしておきたいところです。 さて、余談が長くなりましたが、今日はスーツ以外の時の革靴の話です。 むかし、まだ私が靴の仕事をする前は、革靴はスーツを着た時に履くものだと思っていました。 ただ、革靴と言う括りにしてよいのかイマイチ微妙ですが、レッドウィングのアイリッシュセッターやアウトドアブーツなど、スニーカーではなく、革で作られている靴があることは知っていましたし、私も履いていました。 でも、そういう靴はどちらかと言えばアメリカンなカジュアルの格好に合わせるような雰囲気のもので、 もう少し落ち着いた雰囲気の服に、例えばツィードのジャケットとか、メルトンのコートなどに合う靴がないかと思っていたら、トリッカーズが流行ったことがありまして、 まさにピッタリの雰囲気だと当時は思っていました。 私自身、ツィードやメルトンなどのジャケットやコートが好きで、そういう服に合わせて格好良いと思える靴が欲しいと以前から思っていまして、 そんな思いで作ったのが、私たちシューリパブリックのギブソンブーツであり、チャッカブーツであり、ギリーシューズであり、そのあたりの靴たちです。 これは、工房にあるサンプルのギリーシューズなので、こんな色をしていますが、これはこれでデニムに合わせてグリーンの入ったツィードの服に合わせられそうな雰囲気です。 革靴は、ビジネスとかフォーマルで履くような、結構ピカピカにして格好良いオックスフォードやギブソンシューズなどもありますが、 それ以外の、このようなスーツ以外の服に合わせる革靴もあります。 スーツ用のオックスフォードなどをジャケットに合わせても格好良いので、そういうビジネス用の靴を持っていれば使える環境は多いですが、 そこまでかたい感じではなく、ちょっとカジュアルだけど上品なカジュアルの服に合わせるような靴は、思っている以上に使い勝手がよく、1足あるととっても重宝します。 ちょっとこれから友人と食事に行くという時に、その店がまぁまぁなところだったりすると、スニーカーというわけにはいかないときもあったりして、 そんな時に、曖昧なエリアをすべてカバーしてくれるこんなカジュアルの靴は貴重です。 革も、黒のスムースではないものがあると結構便利で、例えばネイビーのシュリンクとか、濃いワイン色の型押しとか、 イメージしていただくと結構あったらいいなって思えるのではないでしょうか? 私は、普段からスーツはほとんど着ないので、そんなカジュアルの靴ばかり履いていまして、なかなか重宝しています。 おまけに、足に合わせたオーダーメイドで長時間履いていても疲れにくいとなれば、きっと出かけるのも苦じゃなくなります。 今は新型コロナのこともあってなかなか出かけられませんが、いずれはこれも落ち着くはずですから、その時に向けてこんな靴があったらいいですよね。 ★★★お知らせ★★★ 【お知らせ 1 】 企画商品の「旅チャッカ」の受付が始まりました。 ※写真はあくまでもイメージです。 この企画は、出張や旅行などで出かけられる際に、通常でしたらスペアの靴を持って行かなくてはいけないところを、インソールを交換することでこの1足で乗り切れるという仕様の靴です。 出張や旅行など、泊りでお出かけの多い方にお勧めの靴です。 製法は、ブラックラピド製法にて製作いたします。 革は、こちらで指定した黒の革のみです。 価格は、ラストは別で 74,000円(税別)です。 より道具のように履いていただける靴です。 ぜひ、ご検討ください。 ご注文期間及び数量限定です。 期間は2月末日まで、受注予定数は1月18日現在であと4足です。 詳細は、12月17日のブログをご参照ください。 また、YouTubeの紹介動画もご活用ください。 【お知らせ 2 】 2月から、お客様が履きこんで格好良く成長したシューリパブリックの靴をインスタにアップしていただけるようにハッシュタグを作ってみました。 履きこんだ靴を見てみたいというご要望が多く、ぜひシューリパブリックの靴・ブーツを履いていらっしゃるお客様にご協力をお願いいたします。 詳細は、2020年1月31日のブログをご覧ください。 インスタをやっていないというお客様におかれましては、私たちシューリパブリックへメールに添付して写真をお送りいただければ、私が代わりにアップさせていただきます。 ハッシュタグは #shoerepublicjpn です。 ぜひ皆さまの元に嫁いだシューリパブリックを見せてください。 【お知らせ 3 】 新型コロナウィルス感染症拡大の影響で、工房にいらっしゃるのが難しいけれど靴のオーダーをご希望されるお客様へお知らせです。 ここ数年の間にご注文いただいた方、もしくは前回のご注文がそれ以前の方でも何足かご注文いただいているお客様は、 前回のデータを確認して問題なさそうであれば、そのままそのデータを元にオーダーをお受けすることが可能です。 靴の仕様に関しては、メールなどで打ち合わせをし、革に関してはご希望をうかがったうえでこちらからサンプルをお送りしてお選びいただく予定です。 こんな時だからこそ、足に合った快適な靴を履いて毎日を大切に過ごしたいという皆さま、ぜひご検討ください。 詳細は、4月18日のお知らせをご覧ください。ご不明な点がございましたら、お気軽にご連絡ください。 オーダーではなく、ちょっと話を聞いてみたいとかちょっと相談してみたいという場合には、リモート見学という方法もございます。 まずはメールやお電話でお問い合わせください。 【お知らせ 4 】 シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。 イベントなどの予定は、ホームページトップの下の方のスケジュールをご覧ください。 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。    

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チャッカブーツ

今日ご紹介するお客様は、東京都にお住いのKMさんです。 ご注文いただいていた靴が完成いたしましたので、納品&フィッティング確認のためにお越しいただきました。 今回完成したのは、昨日に続きウォーキン’チャッカです。 さっそく履いていただきました。 こちらは、オイルヌメのステアを使って製作したもので、なかなか革がしっかりしています。 履き初めはまぁまぁ硬そうでしたが、すぐに馴染んでいきそうな感じです。 KMさんは、今回のこの靴が2足目で、1足目の靴も気に入っていただいているそうですが、 昨今の新型コロナウィルスの関係で、なかなか靴を履く機会が減ってしまい、まだ数回しか履けていないとのこと。 でも、時には体を動かしたいので、出かける時にはシューリパブリックの靴を履きますよとおっしゃってくださいました。 KMさんに限らず、お仕事が在宅になって会社にもあまり行かず、むしろ外出しづらい環境になってしまったという方が結構いらっしゃって、 以前に比べると運動量がかなり減ってしまっている方も多いはず。 そんな中で、何かの用事で外出したり、週に一度会社に行ったりするようなときには、 私個人的にはスニーカーなどの柔らかい靴よりも、革靴の歩きやすいものを履いて行って、足をしっかりと機能させてあげることが良いと思っています。 この靴も、歩いて足の機能させて足から健康を維持しようというコンセプトで作りましたので、 KMさんをはじめ、ウォーキン’チャッカをご注文いただいたお客様には、この靴を履いてたくさん歩いていただきたいと思います。 KMさん、ありがとうございました。 靴の仕様 デザイン:チャッカブーツ レザー: ステア ソール: ダイナイトソール ラスト: マイサイズラスト(SRF+お客様の足に合わせた調整) 製法: ステッチダウン 今回使用した革の在庫の有無: 完売 ★★★お知らせ★★★ 【お知らせ 1 】 企画商品の「旅チャッカ」の受付が始まりました。 ※写真はあくまでもイメージです。 この企画は、出張や旅行などで出かけられる際に、通常でしたらスペアの靴を持って行かなくてはいけないところを、インソールを交換することでこの1足で乗り切れるという仕様の靴です。 出張や旅行など、泊りでお出かけの多い方にお勧めの靴です。 製法は、ブラックラピド製法にて製作いたします。 革は、こちらで指定した黒の革のみです。 価格は、ラストは別で 74,000円(税別)です。 より道具のように履いていただける靴です。 ぜひ、ご検討ください。 ご注文期間及び数量限定です。 期間は2月末日まで、受注予定数は1月17日現在であと4足です。 詳細は、12月17日のブログをご参照ください。 また、YouTubeの紹介動画もご活用ください。 【お知らせ 2 】 2月から、お客様が履きこんで格好良く成長したシューリパブリックの靴をインスタにアップしていただけるようにハッシュタグを作ってみました。 履きこんだ靴を見てみたいというご要望が多く、ぜひシューリパブリックの靴・ブーツを履いていらっしゃるお客様にご協力をお願いいたします。 詳細は、2020年1月31日のブログをご覧ください。 インスタをやっていないというお客様におかれましては、私たちシューリパブリックへメールに添付して写真をお送りいただければ、私が代わりにアップさせていただきます。 ハッシュタグは #shoerepublicjpn です。 ぜひ皆さまの元に嫁いだシューリパブリックを見せてください。 【お知らせ 3 】 新型コロナウィルス感染症拡大の影響で、工房にいらっしゃるのが難しいけれど靴のオーダーをご希望されるお客様へお知らせです。 ここ数年の間にご注文いただいた方、もしくは前回のご注文がそれ以前の方でも何足かご注文いただいているお客様は、 前回のデータを確認して問題なさそうであれば、そのままそのデータを元にオーダーをお受けすることが可能です。 靴の仕様に関しては、メールなどで打ち合わせをし、革に関してはご希望をうかがったうえでこちらからサンプルをお送りしてお選びいただく予定です。 こんな時だからこそ、足に合った快適な靴を履いて毎日を大切に過ごしたいという皆さま、ぜひご検討ください。 詳細は、4月18日のお知らせをご覧ください。ご不明な点がございましたら、お気軽にご連絡ください。 オーダーではなく、ちょっと話を聞いてみたいとかちょっと相談してみたいという場合には、リモート見学という方法もございます。 まずはメールやお電話でお問い合わせください。 【お知らせ 4 】 シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。 イベントなどの予定は、ホームページトップの下の方のスケジュールをご覧ください。 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。  

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チャッカブーツ

今日のお客様は、埼玉県にお住いのMSさんです。 ご注文いただいていた靴が完成いたしましたので、納品&フィッティング確認のためにお越しいただきました。 今回完成したのは、タイトルにもあるように私たちの企画商品でもあるウォーキン’チャッカです。 さっそく履いていただきました。 この靴は、新型コロナウィルスの関係でお仕事が在宅になってしまった方などのために、しっかりと歩くことを目的として企画したものです。 製法や仕様がいつものハンドソーンウェルテッドの靴とはだいぶ異なります。 履いていただいたところで、MSさんにご感想をうかがってみると・・・、 「確かに違いますね。以前にオーダーした旅チャッカとも違う感じがします。」 とのことでした。 「こっちのほうが、ハンドソーンの靴よりも、旅チャッカよりも、硬い感じがします。」 とおっしゃっていました。 MSさん、なかなか鋭いです。 ハンドソーンウェルテッドの靴は、1日しっかりと快適に歩けることを目的としていますので、疲れにくく、かつ足をしっかりと機能させるようなセッティングなのに対し、 このウォーキン’チャッカはあくまでも足を機能させて歩くこと、もっと言えば足を鍛える感じで歩ける靴というコンセプトなので、初めのうちは足が疲れると感じるかもしれません。 見た目は、そんなに違わないのですが、バラしてみると結構違います。 初めのうちは、靴自体がまだ慣れていないので結構硬いのですが、少し履いていただければ徐々に馴染んできて履きやすくなっていくはずです。 ちょっとしたお出かけの時などに、ぜひご活用ください。 MSさん、今回もありがとうございました。 靴の仕様 デザイン:チャッカブーツ レザー: カーフシュリンク ソール: ダイナイトソール ラスト: マイサイズラスト(SRE+お客様の足に合わせた調整) 製法: ステッチダウン 今回使用した革の在庫の有無: 完売 ★★★お知らせ★★★ 【お知らせ 1 】 企画商品の「旅チャッカ」の受付が始まりました。 ※写真はあくまでもイメージです。 この企画は、出張や旅行などで出かけられる際に、通常でしたらスペアの靴を持って行かなくてはいけないところを、インソールを交換することでこの1足で乗り切れるという仕様の靴です。 出張や旅行など、泊りでお出かけの多い方にお勧めの靴です。 製法は、ブラックラピド製法にて製作いたします。 革は、こちらで指定した黒の革のみです。 価格は、ラストは別で 74,000円(税別)です。 より道具のように履いていただける靴です。 ぜひ、ご検討ください。 ご注文期間及び数量限定です。 期間は2月末日まで、受注予定数は1月16日現在であと4足です。 詳細は、12月17日のブログをご参照ください。 また、YouTubeの紹介動画もご活用ください。 【お知らせ 2 】 2月から、お客様が履きこんで格好良く成長したシューリパブリックの靴をインスタにアップしていただけるようにハッシュタグを作ってみました。 履きこんだ靴を見てみたいというご要望が多く、ぜひシューリパブリックの靴・ブーツを履いていらっしゃるお客様にご協力をお願いいたします。 詳細は、2020年1月31日のブログをご覧ください。 インスタをやっていないというお客様におかれましては、私たちシューリパブリックへメールに添付して写真をお送りいただければ、私が代わりにアップさせていただきます。 ハッシュタグは #shoerepublicjpn です。 ぜひ皆さまの元に嫁いだシューリパブリックを見せてください。 【お知らせ 3 】 新型コロナウィルス感染症拡大の影響で、工房にいらっしゃるのが難しいけれど靴のオーダーをご希望されるお客様へお知らせです。 ここ数年の間にご注文いただいた方、もしくは前回のご注文がそれ以前の方でも何足かご注文いただいているお客様は、 前回のデータを確認して問題なさそうであれば、そのままそのデータを元にオーダーをお受けすることが可能です。 靴の仕様に関しては、メールなどで打ち合わせをし、革に関してはご希望をうかがったうえでこちらからサンプルをお送りしてお選びいただく予定です。 こんな時だからこそ、足に合った快適な靴を履いて毎日を大切に過ごしたいという皆さま、ぜひご検討ください。 詳細は、4月18日のお知らせをご覧ください。ご不明な点がございましたら、お気軽にご連絡ください。 オーダーではなく、ちょっと話を聞いてみたいとかちょっと相談してみたいという場合には、リモート見学という方法もございます。 まずはメールやお電話でお問い合わせください。 【お知らせ 4 】 シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。 イベントなどの予定は、ホームページトップの下の方のスケジュールをご覧ください。 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。  

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昨年の終わりころに入荷しまして、12月22日のブログでご紹介させていただきましたアノネイのボカルーですが、 今回は入荷した枚数が少なかったこともあり、また12月22日のブログをご覧になって、革のお取り置きをご希望される方からたくさんご連絡をいただいたこともありまして、残りがあと少しになっております。 アノネイのボカルーは、最近の革にしては大変珍しく、生地がとっても重くしっかりしておりまして、上品な靴を作るのに大変適している革です。 肌目もキレイで、ラスティングをしても肌目が開きにくいので、非常にきれいな靴に仕上がります。 厚みはだいたい1.6ミリほど、男性用の靴に十分な厚さで、女性用の靴の場合はデザインにもよりますがちょっと柔らかくして使うこともあります。 ちなみに、工房にこの革で作った靴がございましたのでご覧ください。 東京都にお住いのIさんのオックスフォードです。 革はグレージング仕上げでツヤがありますが、こうして靴になると適度に落ち着いたツヤとなり、とってもキレイです。 前回、このボカルーが入荷した時には、結構早い時点で終わってしまいまして、知っていたならオーダーしたかったというお客様がたくさんいらっしゃったので、 今回は、ちょっとしつこいくらいにお伝えしたいと思います。 そんな、大変人気の革です。 私たちシューリパブリックでは、すぐにお越しいただけないお客様のために、革のお取り置きを受け付けております。 お取り置きの期間は3か月です。 ただ、今はなかなか外に出にくい時なので、そのあたりは多少融通をきかせるようにしています。 すぐに行けないけれど、この革で靴を作りたいという方は、お取り置き希望のご連絡をください。 こちらの革は、仕入れ値が恐ろしく高かったので、本当に申し訳ございませんが+4,000円(税別)のオプション扱いとさせていただきます。 とっても素晴らしい革なので、革好きの方にはもちろん、ちょっといい革で靴を作ってみたいという方にもお勧めです。 皆さまからのご連絡をお待ちしております。 ★★★お知らせ★★★ 【お知らせ 1 】 企画商品の「旅チャッカ」の受付が始まりました。 ※写真はあくまでもイメージです。 この企画は、出張や旅行などで出かけられる際に、通常でしたらスペアの靴を持って行かなくてはいけないところを、インソールを交換することでこの1足で乗り切れるという仕様の靴です。 出張や旅行など、泊りでお出かけの多い方にお勧めの靴です。 製法は、ブラックラピド製法にて製作いたします。 革は、こちらで指定した黒の革のみです。 価格は、ラストは別で 74,000円(税別)です。 より道具のように履いていただける靴です。 ぜひ、ご検討ください。 ご注文期間及び数量限定です。 期間は2月末日まで、受注予定数は本日現在であと4足です。 詳細は、12月17日のブログをご参照ください。 また、YouTubeの紹介動画もご活用ください。 【お知らせ 2 】 2月から、お客様が履きこんで格好良く成長したシューリパブリックの靴をインスタにアップしていただけるようにハッシュタグを作ってみました。 履きこんだ靴を見てみたいというご要望が多く、ぜひシューリパブリックの靴・ブーツを履いていらっしゃるお客様にご協力をお願いいたします。 詳細は、2020年1月31日のブログをご覧ください。 インスタをやっていないというお客様におかれましては、私たちシューリパブリックへメールに添付して写真をお送りいただければ、私が代わりにアップさせていただきます。 ハッシュタグは #shoerepublicjpn です。 ぜひ皆さまの元に嫁いだシューリパブリックを見せてください。 【お知らせ 3 】 新型コロナウィルス感染症拡大の影響で、工房にいらっしゃるのが難しいけれど靴のオーダーをご希望されるお客様へお知らせです。 ここ数年の間にご注文いただいた方、もしくは前回のご注文がそれ以前の方でも何足かご注文いただいているお客様は、 前回のデータを確認して問題なさそうであれば、そのままそのデータを元にオーダーをお受けすることが可能です。 靴の仕様に関しては、メールなどで打ち合わせをし、革に関してはご希望をうかがったうえでこちらからサンプルをお送りしてお選びいただく予定です。 こんな時だからこそ、足に合った快適な靴を履いて毎日を大切に過ごしたいという皆さま、ぜひご検討ください。 詳細は、4月18日のお知らせをご覧ください。ご不明な点がございましたら、お気軽にご連絡ください。 オーダーではなく、ちょっと話を聞いてみたいとかちょっと相談してみたいという場合には、リモート見学という方法もございます。 まずはメールやお電話でお問い合わせください。 【お知らせ 4 】 シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。 イベントなどの予定は、ホームページトップの下の方のスケジュールをご覧ください。 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。      

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今日のお客様は、東京都にお住いのKKさんです。 ご注文いただいていた靴が完成いたしましたので、納品させていただきました。 今回は、こんな時期だということもあり、郵送による納品となりました。 今回完成したのは、私たちの企画商品のウォーキン’チャッカです。 この商品を覚えている方もいらっしゃるかと思いますが、新型コロナウィルスの感染が拡大して在宅勤務の方も多くなり、 運動不足を感じる方も増えてきているとのことだったので、しっかりと歩くことを目的としたシューリパブリックが提案するウォーキングシューズとして発売しました。 まずは、完成した靴をご覧ください。 こちらの靴は、オイルヌメのステアの革を使って製作しました。 この革が、パッと見るとあまり個性がなさそうに見えるかもしれませんが、例えばミンクオイルで仕上げをして、 その後履きこんでいくとどんどん深みが増していって、とっても良い雰囲気になっていきます。 今後の成長がとっても楽しみです。 製法は、シューリパブリックとしてはあまり作ることの無いステッチダウン製法です。 オイルの革を使いたかったとことと、丈夫でへこたれない靴にしたかったことで、この製法を選びました。 郵送でお送りしたので、KKさんに履いていただいたご感想はうかがえていませんが、接地感がハンドソーンウェルテッドとはまた一味違って、たくさん歩こうって思っていただける靴なのではないかと思っています。 次回、お会いした時にご感想などをうかがってみたいですね。 KKさん、いつもありがとうございます。 靴の仕様 デザイン:チャッカブーツ レザー: オイルステア ソール: ダイナイトソール ラスト: マイサイズラスト(SRD+お客様の足に合わせた調整) 製法: ステッチダウン 今回使用した革の在庫の有無: 有り ★★★お知らせ★★★ 【お知らせ 1 】 企画商品の「旅チャッカ」の受付が始まりました。 ※写真はあくまでもイメージです。 この企画は、出張や旅行などで出かけられる際に、通常でしたらスペアの靴を持って行かなくてはいけないところを、インソールを交換することでこの1足で乗り切れるという仕様の靴です。 出張や旅行など、泊りでお出かけの多い方にお勧めの靴です。 製法は、ブラックラピド製法にて製作いたします。 革は、こちらで指定した黒の革のみです。 価格は、ラストは別で 74,000円(税別)です。 より道具のように履いていただける靴です。 ぜひ、ご検討ください。 ご注文期間及び数量限定です。 期間は2月末日まで、受注予定数は1月10日現在であと5足です。 詳細は、12月17日のブログをご参照ください。 また、YouTubeの紹介動画もご活用ください。 【お知らせ 2 】 2月から、お客様が履きこんで格好良く成長したシューリパブリックの靴をインスタにアップしていただけるようにハッシュタグを作ってみました。 履きこんだ靴を見てみたいというご要望が多く、ぜひシューリパブリックの靴・ブーツを履いていらっしゃるお客様にご協力をお願いいたします。 詳細は、2020年1月31日のブログをご覧ください。 インスタをやっていないというお客様におかれましては、私たちシューリパブリックへメールに添付して写真をお送りいただければ、私が代わりにアップさせていただきます。 ハッシュタグは #shoerepublicjpn です。 ぜひ皆さまの元に嫁いだシューリパブリックを見せてください。 【お知らせ 3 】 新型コロナウィルス感染症拡大の影響で、工房にいらっしゃるのが難しいけれど靴のオーダーをご希望されるお客様へお知らせです。 ここ数年の間にご注文いただいた方、もしくは前回のご注文がそれ以前の方でも何足かご注文いただいているお客様は、 前回のデータを確認して問題なさそうであれば、そのままそのデータを元にオーダーをお受けすることが可能です。 靴の仕様に関しては、メールなどで打ち合わせをし、革に関してはご希望をうかがったうえでこちらからサンプルをお送りしてお選びいただく予定です。 こんな時だからこそ、足に合った快適な靴を履いて毎日を大切に過ごしたいという皆さま、ぜひご検討ください。 詳細は、4月18日のお知らせをご覧ください。ご不明な点がございましたら、お気軽にご連絡ください。 オーダーではなく、ちょっと話を聞いてみたいとかちょっと相談してみたいという場合には、リモート見学という方法もございます。 まずはメールやお電話でお問い合わせください。 【お知らせ 4 】 シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。 イベントなどの予定は、ホームページトップの下の方のスケジュールをご覧ください。 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。  

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先日、あるお客様から・・・、 「アッパーの革に亀裂が入ってしまったようなので確認してほしい。」 というご連絡をいただき、写真を送っていただきました。 そして、送っていただいた写真を確認したところ、残念ながらそれは小さいですが革の亀裂でした。 靴のアッパーの亀裂は、普通に履いて普通にメンテナンスをしていればそう簡単には起こらないと思いますが、 でも、その普通がじつは普通じゃなかったりして、しっかりとメンテナンスをしていたつもりなのに、間違った方法だったということもあります。 革の亀裂の原因はいくつかに分けられますが、主なものとしてメンテナンス不足のための革の乾燥や、靴クリームの塗りすぎ、そしてまれに悪条件で使ったことの蓄積などもあります。 一般的に多いのは革の乾燥によるものなのでしょうけれど、私が見て肌で感じるところでは、クリームの塗りすぎやメンテナンスのし過ぎも結構な割合になりそうです。 というのも、靴クリームは靴に塗ること自体は革を保護する作用があるので良いのですが、 靴クリームにはロウの成分も入っていて、それが古くなると硬くなり、結果として革と一緒に割れて亀裂の原因になってしまうということがあるのです。 それを防ぐ意味もあると思うのですが、年に数回はクリームをしっかりと落としてあげることも必要です。 お化粧を落とすみたいな感覚でしょう。 こちらは、私が普段履いているモンキーブーツです。 おそらくもう年以上経つと思うのですが、どちらかというとメンテナンスは必要最小限でやっていまして、革の状態はそれほど悪くないようです。 亀裂で気を付けたいのが、このような小じわの部分です。 ここだけやれば良いというわけではありませんが、特に注意をしてほしい部分です。 私の場合、色のついた乳化性のクリームを塗るのは、年に3~4回くらい。 そのほかの時は、デリケートクリームをメインで使っています。 保湿をすることで、革を柔らかくしてあげて亀裂から守ります。 ただ、デリケートクリームも塗りすぎないように気を付けましょう。 一度塗って拭いて表面に残っていなければ問題ないと思います。 革のメンテナンスって、基本的にやりすぎは良くないと言われています。 また、メンテナンスということを考えた時に、デリケートクリームだけというのも若干心配な面もあります。 要はバランスです。 靴クリーム(乳化性のもの)の量は極めて少なめで、頻度も月に1度とか2か月に1度くらいで十分。 そして、履いて帰宅したらブラッシング。 そして時々デリケートクリーム。 そんなイメージで、革が乾燥しない程度にメンテナンスをしてあげるというのが良いと思います。 ★★★お知らせ★★★ 【お知らせ 1 】 企画商品の「旅チャッカ」の受付が始まりました。 ※写真はあくまでもイメージです。 この企画は、出張や旅行などで出かけられる際に、通常でしたらスペアの靴を持って行かなくてはいけないところを、インソールを交換することでこの1足で乗り切れるという仕様の靴です。 出張や旅行など、泊りでお出かけの多い方にお勧めの靴です。 製法は、ブラックラピド製法にて製作いたします。 革は、こちらで指定した黒の革のみです。 価格は、ラストは別で 74,000円(税別)です。 より道具のように履いていただける靴です。 ぜひ、ご検討ください。 ご注文期間及び数量限定です。 期間は2月末日まで、受注予定数は1月10日現在であと5足です。 詳細は、12月17日のブログをご参照ください。 また、YouTubeの紹介動画もご活用ください。 【お知らせ 2 】 2月から、お客様が履きこんで格好良く成長したシューリパブリックの靴をインスタにアップしていただけるようにハッシュタグを作ってみました。 履きこんだ靴を見てみたいというご要望が多く、ぜひシューリパブリックの靴・ブーツを履いていらっしゃるお客様にご協力をお願いいたします。 詳細は、2020年1月31日のブログをご覧ください。 インスタをやっていないというお客様におかれましては、私たちシューリパブリックへメールに添付して写真をお送りいただければ、私が代わりにアップさせていただきます。 ハッシュタグは #shoerepublicjpn です。 ぜひ皆さまの元に嫁いだシューリパブリックを見せてください。 【お知らせ 3 】 新型コロナウィルス感染症拡大の影響で、工房にいらっしゃるのが難しいけれど靴のオーダーをご希望されるお客様へお知らせです。 ここ数年の間にご注文いただいた方、もしくは前回のご注文がそれ以前の方でも何足かご注文いただいているお客様は、 前回のデータを確認して問題なさそうであれば、そのままそのデータを元にオーダーをお受けすることが可能です。 靴の仕様に関しては、メールなどで打ち合わせをし、革に関してはご希望をうかがったうえでこちらからサンプルをお送りしてお選びいただく予定です。 こんな時だからこそ、足に合った快適な靴を履いて毎日を大切に過ごしたいという皆さま、ぜひご検討ください。 詳細は、4月18日のお知らせをご覧ください。ご不明な点がございましたら、お気軽にご連絡ください。 オーダーではなく、ちょっと話を聞いてみたいとかちょっと相談してみたいという場合には、リモート見学という方法もございます。 まずはメールやお電話でお問い合わせください。 【お知らせ 4 】 シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。 イベントなどの予定は、ホームページトップの下の方のスケジュールをご覧ください。 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。    

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昨年の夏ごろにご注文を受け付けていた、私たちシューリパブリックの企画商品である「ウォーキン’チャッカ」の先行グループの靴が完成しました。 この企画は、新型コロナの感染拡大で運動量が減ってしまったという方が多かったようなので、 しっかりと足を機能させてたくさん歩いてくださいというメッセージを込めて発売した企画商品です。 デザインは、チャッカブーツに限定し、製法はいつものハンドソーンウェルテッドではなくステッチダウンという仕様です。 デザインそのものは通常のチャッカブーツと同じですが、製法が違うと履き心地もだいぶ違って、ハンドソーンウェルテッドの靴以上にしっかり感を感じる靴に仕上がっています。 残念ながらすでにご注文の受付は終わってしまっていますが、ご注文いただいたお客様にはこのレアなモデルを十分に楽しんでいただきたいと思っております。 足をしっかりと機能させてたくさん歩くことを目的とした靴ですので、足元から健康を維持していただきたいですね。 ★★★お知らせ★★★ 【お知らせ 1 】 企画商品の「旅チャッカ」の受付が始まりました。 ※写真はあくまでもイメージです。 この企画は、出張や旅行などで出かけられる際に、通常でしたらスペアの靴を持って行かなくてはいけないところを、インソールを交換することでこの1足で乗り切れるという仕様の靴です。 出張や旅行など、泊りでお出かけの多い方にお勧めの靴です。 製法は、ブラックラピド製法にて製作いたします。 革は、こちらで指定した黒の革のみです。 価格は、ラストは別で 74,000円(税別)です。 より道具のように履いていただける靴です。 ぜひ、ご検討ください。 ご注文期間及び数量限定です。 期間は2月末日まで、受注予定数は1月10日現在であと5足です。 詳細は、12月17日のブログをご参照ください。 また、YouTubeの紹介動画もご活用ください。 【お知らせ 2 】 2月から、お客様が履きこんで格好良く成長したシューリパブリックの靴をインスタにアップしていただけるようにハッシュタグを作ってみました。 履きこんだ靴を見てみたいというご要望が多く、ぜひシューリパブリックの靴・ブーツを履いていらっしゃるお客様にご協力をお願いいたします。 詳細は、2020年1月31日のブログをご覧ください。 インスタをやっていないというお客様におかれましては、私たちシューリパブリックへメールに添付して写真をお送りいただければ、私が代わりにアップさせていただきます。 ハッシュタグは #shoerepublicjpn です。 ぜひ皆さまの元に嫁いだシューリパブリックを見せてください。 【お知らせ 3 】 新型コロナウィルス感染症拡大の影響で、工房にいらっしゃるのが難しいけれど靴のオーダーをご希望されるお客様へお知らせです。 ここ数年の間にご注文いただいた方、もしくは前回のご注文がそれ以前の方でも何足かご注文いただいているお客様は、 前回のデータを確認して問題なさそうであれば、そのままそのデータを元にオーダーをお受けすることが可能です。 靴の仕様に関しては、メールなどで打ち合わせをし、革に関してはご希望をうかがったうえでこちらからサンプルをお送りしてお選びいただく予定です。 こんな時だからこそ、足に合った快適な靴を履いて毎日を大切に過ごしたいという皆さま、ぜひご検討ください。 詳細は、4月18日のお知らせをご覧ください。ご不明な点がございましたら、お気軽にご連絡ください。 オーダーではなく、ちょっと話を聞いてみたいとかちょっと相談してみたいという場合には、リモート見学という方法もございます。 まずはメールやお電話でお問い合わせください。 【お知らせ 4 】 シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。 イベントなどの予定は、ホームページトップの下の方のスケジュールをご覧ください。 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。    

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