今日は私たちシューリパブリックの工房がある埼玉県加須市では、今季初の雪が降りました。

だいたいこれまでは、降ると言われても大したことなくて、毎回しっかりと準備をして臨むも空振りに終わっていましたが、今日はそれらに比べれば多少積雪らしきものを感じることができました。



これが一番たくさん積もった時の工房の前の様子。

このあと、雪が雨に変わり、クルマがたくさん通って雪はほとんどなくなってしまいました。

それほど気温が低かったわけではないので、雪はサラサラではなくべちょべちょだったので、すぐに溶けるだろうと思っていましたが、その予想よりもさらに早くなくなってしまいました。

雪が多く降る地域の方々は、普段から雪用の靴を履いていると聞いたことがありますが、こちらではおそらく多くの方が夏でも冬でも大差ない靴を履いているはず。

今日のように雪が降ると、ちょっと困ってしまいます。

今日なんて、元々の予報ではたいして降らないようなことを言っていたのに、予定よりもちょっと多かったようで、仕事から帰る時にべちょべちょの雪に遭遇した方も少なくないのではないでしょうか。

こんな時、理想は撥水スプレーですよね。

オフィスに1本準備しておくとよいのですが、すっかり忘れたとかあまり使わないのでそのために用意しておくのもちょっと・・・という方に、一時しのぎ的に使えるものをご案内します。

あくまでも一時しのぎです。

ないよりマシという程度です。

それがこちら。



ミンクオイル。

もうひとつあります。



KIWIのミンクオイル。

中はこんな感じ。



ミンクオイルって、子供の頃に野球のグローブに塗った記憶があったり、ワークブーツに塗ったりしますが、ビジネスシューズや革靴に塗っても良いものなのかという声が聞こえてきそうです。

その答えは、常用するべきものではありませんが、あくまでも撥水効果を求めて使うということであればアリだと思います。

これは、塗り方が重要なので間違わないようにしてください。

ミンクオイルは、このオイルの成分を革に浸透させて撥水であったり防水などの効果を発揮するのですが、その際に革が柔らかくなりすぎてしまったり、カビが生えやすくなってしまうなどのリスクもあります。

なので、今回のように一時しのぎ的に革靴に塗る場合、さっと塗って染み込む前にさっと拭き取るという塗り方が良いのです。

これでイメージ的には表面に薄い膜のようにミンクオイルが塗られます。



実際にそのようにミンクオイルをサンプルの靴に塗って、わざわざ雪が降るところに出てみましたが、これじゃちょっと良くわからないので、



水道から水を流してみたところ、とりあえずしっかりとはじいているようでした。

ただ、この効果がずっと続くわけではなく、先ほどからお伝えしている通りしないよりもマシという、あくまでも緊急避難的なものであることをご理解ください。

やっぱり、雨の日や雪の日には、専用の靴を1足用意してそれを履いた方がいろいろな面で良いと思います。

私たちシューリパブリックで言えば、旅チャッカや雨仕様の企画商品もあるので、必要な方は発売期間を狙ってご注文ください。

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