先日、ペンタックスのオールドレンズの話をちょっとだけ書きましたが、じつは2つある28㎜のオールドレンズのうち、私が普段よく使っている古い方のレンズがちょっと調子が良くなくて、修理に出すことになりました。
調子が良くない症状ですが、絞り羽根の動きが渋くて開放で撮るときは全く問題ないものの、絞って撮るときに本来であればシャッターが下りると同時に絞りの羽根が閉じるところ、ほとんど閉じずにほぼ開放のまま写ってしまうので、露出オーバーになってしまうのです。
だいたいそれでは絞りの意味をなしていません。
そんなわけで、ペンタックスのオールドレンズの修理を得意としている修理屋さんをネットで探して、そこにお願いすることにしたのですが、正直なところこれまでメーカー以外に修理に出したことがないため、修理に出すと決めるまではちょっと面倒というか様子が分からなくてあまり気乗りがしませんでした。
ちゃんと丁寧に仕事をしてくれるところなのか、修理代金はどうなのか、そのほか諸々心配だったり面倒だったりすることがたくさんあります。
ですが、気に入っているレンズですしこれからも使っていきたいと思っているものなので、意を決して連絡をしてみたところ、その方が非常に丁寧に教えてくださって、結局はあの心配は何だったのだろう?という取り越し苦労で終わりました。
修理には、どれくらいの日数がかかるのかまだわかりませんが、戻ってきたらまたたくさん使えるので、慣れないことをするのは確かに面倒ですが思い切って修理を依頼して良かったと思っています。
今回、私はお客さんの立場でお店を探したり連絡して話を聞いたりしましたが、私たちシューリパブリックに来てくださるお客様もきっと今回の私と同じような気持ちなのだろうと思います。
初めて来てくださる方は、ここはどんな靴屋なのだろう?っていろいろと心配されているはず。
すごく面倒な昔気質の職人がいて、一度行ったら買わずには帰れないのではないかって心配しているのかもしれません。
実際には全然そんなことはないのですが、わからないと心配しちゃいますよね。
まず、一度工房の様子を見て、それからじっくりと考えていただくのもOKですので、気になる方はまず見学にいらしてください。
そんなこんなで、私も大切なレンズをやっと修理に出すことができます。
お客様の中には、靴の修理をしたいのだけど、なかなか面倒だと思っている方も多いはず。
ですが、私たちシューリパブリックの靴の場合、修理をすることを前提に作ってありますので、比較的簡単に修理ができますし、修理をして良い状態に蘇れば履きやすいですし、また安心してたくさん履いていただけます。
修理は面倒ですがそれ以上のメリットがあります。
修理が必要なタイミングが来たら、お早めに修理にお持ちください。
と言っておいてなんですが、今のところ修理に関しては作業が立て込んでいるため、取り掛かれるのが年明けになってしまいます。
すみません、年明けにお待ちしております。
★★★お知らせ★★★
★2023年1月ご注文分より、靴や一部のオプション、そして一部修理代金などの見直しを予定しております。靴のご注文をご検討中の方は、可能であればなるべく年内にご注文ください。
★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。
私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。
打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。
ご検討中の方は、見学も大歓迎です。
また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。