永く安心して愛用したいもの

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今日は水曜日なので、私たちシューリパブリックの工房はお休みです。

そして、いつからか水曜日が私が夜ご飯の当番ということになっています。

時には昼ごはん当番にもなっていることもありますが、幸いにも今日は夜だけでした。

私はずっと昔から道具が好きで、調理器具にも少しだけこだわりがあります。

そのこだわりとは、永く使えること。

何とかコートの鍋とかフライパンよりも、鉄の鍋やフライパンが好きです。

鉄鍋

これらが、我が家で使っている鍋です。

手前がstaubのピコココットで、奥がlodgeのサービングポットです。

まだ数年しか使っていませんが、きっと今後かなり永いこと使えるのではないかと思います。

ちなみに、左に写っているのは昔ダイエーで買ったステンレスの鍋で、これもかなり分厚いステンレスでできているので、もうすでに12年くらい使っていますが全く壊れる気配がありません。

私がなぜ永く使えるものが好きなのかというと、エコとか何とか言う前に、新しいうちは良いのですが、

古くなってくるとだんだんボロくなって使いにくくなったり、どこかがこわれてきたりして、定期的に買い替えなくてはいけないという気持ちのストレスが嫌なのです。

それよりも、ちょっとくらい高くてもいつでも安心して使えるモノであってほしいと思うわけです。

 

鍋とかフライパンばかりでなく、身の回りのものはなるべくなら壊れずにいつも安心して使える状態であってほしいと思います。

そうなると、結局はシンプルな構造であり丈夫な構造のものに行きつきます。

シューリパブリックの靴は、そんな私の考え方が反映されています。

モンキーブーツ

このモンキーブーツは、おそらくもう6年か7年くらい履いていると思うのですが、全然壊れる気配もなく普段から安心して履けています。

ただ、主な素材に革を使った道具ですから、メンテナンスもしないで全く大丈夫ということではなく、それなりにメンテナンスは必要になります。

それに、どこも何も壊れないのではなく、修復ができる部分から弱くなるように作られています。

モンキーブーツ

たとえば靴ヒモ。

これが切れないと、革に大きなダメージを与えてしまいますから、強度的に革よりは弱くなるようなヒモを選んでいます。

もちろん、ヒールとかソールなど、靴としてどうしても摩耗が避けられない部分もあります。

そのような部分は、修理ができるようになっています。

 

とにかく、多少は手をかけてあげないといけませんが、それさえやっていればこのモンキーブーツはまだしばらく安心して履くことができるのです。

革ですから、永遠にというわけにはいきませんが、少なくともこの部分がまだ全然元気なのに、こっちが壊れて靴がダメになってしまうということのないように、

強度のバランスを考えて永く安心して履いていただけるものを作ることを考えています。

 

次のイベントは、12月3日(土)と4日(日)にRifare大阪店さんにて開催の予定です。

さらに、翌週の12月11日(日)には、Rifare恵比寿店さんにてイベント開催の予定です。

 

シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダー靴をお作りしています。

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