同じだけど違う革

カテゴリー: Hidden Story:こぼれ話


禅問答のようなタイトルですが、まずはこちらの革のサンプルをご覧ください。



Tempesti社のELBAMATTという革で、SIENAという色になります。

この二つのカットしたサンプルの革は、どちらも同じ革なのですがあることが異なります。

見た目には全く分からないのではないかと思います。

それは・・・、



革の厚さです。

向かって左側が2.2mm厚で、右側が1.6mm厚です。

2.2mmのものからすると約30%ほど薄い1.6mmですが、それってそんなに重要なことなのでしょうか?

答えは、とっても重要です。

その前に、このELBAMATTの革に関してざっとご説明すると、靴用として(革小物用もおそらく同じだと思います)もともとの厚さが2.2mmで、

この革に関しては0.2mm刻みで厚さを指定することができます。

私たちシューリパブリックでは、スムースの革としてのELBAMATTは1.6mmくらいの厚さが使いやすいので、1.6mmを指定して購入することが多いです。

ということで、通常は1.6mmですが今回は2.2mmのものもあります。

2.2mmの厚さの革で靴を作った場合、何がどう違うのか具体的にお伝えしますと、

パッと見てすぐにわかるのが、パーツの縫い合わせてある部分の革の厚みがとっても厚く、どっしりとして見えます。

ほんの0.6mmの違いなのに、こんなに違って見えるのかと初めはちょっとびっくりしました。

そして、実際に履いてみると、履き初めはやはり厚いほうが多少硬く感じます。

この革はヌメ革ベースなので、一度折り目が入ったら結構早く馴染んでくれるので、硬くてどうしようもないという心配はありません。

ですが、そんなことよりも私が一番お伝えしたい違いは、革のシワの雰囲気が全く違うということです。

これは、このELBAMATTに限ったことではなく、薄い革と厚い革の最も大きな違いとして言えることです。

靴に使わない部分は別として、靴に使える生地がしっかりとしている部分は、革の厚さが厚いほうが少々大きなシワが入ることが多く、

そのシワの入り方で靴の雰囲気が違って見えるものです。

どっちがキレイとかどっちが高そうということではなく、同じような生地の場合は、革が厚いほうがややワイルドに見えたりします。

それをどれだけ感じ取るかということにも関係しますが、見慣れている人にはその違いは大きいと思います。

なので、今回のように同じ革で厚さが2種類ある場合は、小ぎれいな靴を作りたいという場合には適度に薄い革を選び、

ザックリとした感じの靴を作りたいのであれば厚いほうを選ぶのが良いでしょう。

ただし、薄ければ良いとか厚ければ良いというわけではなく、あまり薄すぎる革はちょっと頼りないですし、

厚すぎる革は靴を作ることが困難なので、適度にということが重要になります。

そう考えた時に、ELBAMATTにこの1.6mmと2.2mmというのは、なかなか良い厚さではないかと思います。

お知らせ

【お知らせ 1 】

只今ご注文を受け付けております私たちシューリパブリックの企画商品のサイクルシリーズですが、

受付期間を半月ほど延長させていただきまして、ご注文いただけるのは3月15日までとさせていただきます。



自転車に乗ってペダルを漕ぎやすく、なおかつお仕事の服装に合わせやすいデザインです。

デザインは、写真のチャッカブーツのほかに、モンキーシューズ、ギブソンシューズの3種類をご用意しています。

また、お選びいただける革はスウェードが5色、シュリンクが5色の計10色で、キズが付きにくい革を選んでおります。

こちらの靴は、お客様の足に合わせたオーダーメイドとなります。

マッケイ製法ながら厚いインソールを使用し、履き心地もフィッティングも追求した道具のように履ける靴です。

価格は、ラストは別で79,200円(72,000円+税)です。

ブログでご紹介記事を書いておりますので、ぜひご覧ください。

【お知らせ 2 】

企画商品の「旅チャッカ」の受付は2月末日までです。



※写真はあくまでもイメージです。

この企画は、出張や旅行などで出かけられる際に、通常でしたらスペアの靴を持って行かなくてはいけないところを、インソールを交換することでこの1足で乗り切れるという仕様の靴です。

出張や旅行など、泊りでお出かけの多い方にお勧めの靴です。

製法は、ブラックラピド製法にて製作いたします。

革は、こちらで指定した黒の革のみです。

価格は、ラストは別で 81,400円(本体価格74,000円+税)です。

より道具のように履いていただける靴です。

ぜひ、ご検討ください。

ご注文期間及び数量限定です。

期間は2月末日まで、受注予定数まで2月25日現在であと1足です。

詳細は、12月17日のブログをご参照ください。

また、YouTubeの紹介動画もご活用ください。



【お知らせ 3 】

昨年2月から、お客様が履きこんで格好良く成長したシューリパブリックの靴をインスタにアップしていただけるようにハッシュタグを作ってみました。

履きこんだ靴を見てみたいというご要望が多く、ぜひシューリパブリックの靴・ブーツを履いていらっしゃるお客様にご協力をお願いいたします。

詳細は、2020年1月31日のブログをご覧ください。

インスタをやっていないというお客様におかれましては、私たちシューリパブリックへメールに添付して写真をお送りいただければ、私が代わりにアップさせていただきます。

ハッシュタグは #shoerepublicjpn です。

ぜひ皆さまの元に嫁いだシューリパブリックを見せてください。


【お知らせ 4 】

新型コロナウィルス感染症拡大の影響で、工房にいらっしゃるのが難しいけれど靴のオーダーをご希望されるお客様へお知らせです。

ここ数年の間にご注文いただいた方、もしくは前回のご注文がそれ以前の方でも何足かご注文いただいているお客様は、

前回のデータを確認して問題なさそうであれば、そのままそのデータを元にオーダーをお受けすることが可能です。

靴の仕様に関しては、メールなどで打ち合わせをし、革に関してはご希望をうかがったうえでこちらからサンプルをお送りしてお選びいただく予定です。

こんな時だからこそ、足に合った快適な靴を履いて毎日を大切に過ごしたいという皆さま、ぜひご検討ください。

詳細は、4月18日のお知らせをご覧ください。
ご不明な点がございましたら、お気軽にご連絡ください。

オーダーではなく、ちょっと話を聞いてみたいとかちょっと相談してみたいという場合には、リモート見学という方法もございます。

まずはメールやお電話でお問い合わせください。


【お知らせ 5 】

シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。

イベントなどの予定は、ホームページトップの下の方のスケジュールをご覧ください。

私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。
打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。
ご検討中の方は、見学も大歓迎です。

旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら

メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

 











 


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