他人に診断されること

Share

私たちシューリパブリックは、新型コロナウィルスに対応すべく、【彩の国「新しい生活様式」安心宣言】に則りしっかりと対策をとってお客様をお待ちしております。

さて、今日は水曜日なので、私たちシューリパブリックの工房はお休みです。

このお休みを利用して、近所のメガネ屋さんに行ってメガネを作ってきました。



私は日常生活でメガネが必要なほどではないのですが、細かい作業をするときにはかけることもあったり、

むしろそれよりもメガネが好きというのが本当の理由で、ちょくちょくメガネを作っています。

でもメガネって追求すればするほど難しくて、メガネを普段からかけている方の中で、どうしても納得のいくものに出逢わないという方もいらっしゃるはず。

私も実はそうで、前回作ったメガネがなかなか良かったと思ったのですが、ちょっと度が強すぎて、使う時が限定されてしまいました。

メガネを作るときは、私はメガネ屋さんに行って計測していただくのですが、その計測する方によってアプローチが全く異なり、出来上がるメガネが全然違ってきます。

そりゃそうですよね、私自身にしか見えないものを、私の意見と何らかのデータを元に、良さそうなところに落ち着かせるわけですから。

私の場合、毎回違うメガネ屋さんに行きます。

いや、同じメガネ屋さんでもおそらく行くたびに計測する方は違うはずなので、同じお店で毎回違う方に計測していただくのも良いのですが、

最近は同じお店だとデータが残っていて前回のデータを元に・・・みたいなことになってしまうので、

本当に手間を取らせてしまって申し訳ないのですが、毎回違う店に行ってまっさらの状態から診断していただいています。

そのなかで、私もいろいろと教えていただくことがあり、メガネでできる限界とか、それぞれのレンズの特性などを知って、

そのうえでこんなふうに見えるメガネが欲しいということを伝えています。

こんなふうというのは、別に特別なことをお願いしているわけではなく、何に使うのか、

例えば、クルマを運転する(これに関しては実際には私は必要ありませんが)ときとか、PCの作業をするときとか、精密な作業をするときなど、

そんな感じでお願いしています。

おおよそのデータをとったうえで、この状態でかけて見てくださいと言われて渡される仰々しいメガネは、

毎回まぁ良さそうだと思うのですが、これだ!思えるほどではなく、言い方は良くないけれど可もなく不可もなくという感じです。

でも、よく話を聞いてくださって、細かく調整をしてくださる方がセッティングして下さるメガネは、

「これはすごい!」

と思えることもありました。

これって、相性なのかもしれませんね。

靴の場合も、フィッティングや靴のセッティングに関しては、ほぼ似たようなものです。

私たちシューリパブリックの場合、私が足の計測をいたしますが、ただそれだけで靴を作るということはほとんどなく、

かなりの余談を含めて、お客様にいろいろとお話をうかがいます。

これまでどんな靴を履いていらして、どんなトラブルがあって、どういう理由でオーダーメイド靴を履くことにしたのか、

フィッティングの好み云々という聞き方ではなく、お話の中からなるべく情報をたくさん引き出して、

お客様が求めている靴に少しでも近づけるようにしています。

メガネも靴も、使う人によって何がOKでなにがNGなのかは異なってくるはずなので、

一辺倒なフィッティングで終わらせるのではなく、お客様がお金を払う価値のあるものを提供する必要があります。

なので、言ってみればお客様からすれば他人が計測する以上、できる限り多くの情報を集めて、お客様自身よりもお客様のことをよく理解するくらいじゃないと、良い計測にはなりません。

今日は私がお客さんの立場でしたが、いつもは私が計測して診断する側なので、今日の教訓を改めて生かしたいと思いました。

お知らせ

【お知らせ 1 】

2月から、お客様が履きこんで格好良く成長したシューリパブリックの靴をインスタにアップしていただけるようにハッシュタグを作ってみました。

履きこんだ靴を見てみたいというご要望が多く、ぜひシューリパブリックの靴・ブーツを履いていらっしゃるお客様にご協力をお願いいたします。

詳細は、1月31日のブログをご覧ください。

インスタをやっていないというお客様におかれましては、私たちシューリパブリックへメールに添付して写真をお送りいただければ、私が代わりにアップさせていただきます。

ハッシュタグは #shoerepublicjpn です。

ぜひ皆さまの元に嫁いだシューリパブリックを見せてください。


【お知らせ 2 】

新型コロナウィルス感染症拡大の影響で、工房にいらっしゃるのが難しいけれど靴のオーダーをご希望されるお客様へお知らせです。

ここ数年の間にご注文いただいた方、もしくは前回のご注文がそれ以前の方でも何足かご注文いただいているお客様は、

前回のデータを確認して問題なさそうであれば、そのままそのデータを元にオーダーをお受けすることが可能です。

靴の仕様に関しては、メールなどで打ち合わせをし、革に関してはご希望をうかがったうえでこちらからサンプルをお送りしてお選びいただく予定です。

こんな時だからこそ、足に合った快適な靴を履いて毎日を大切に過ごしたいという皆さま、ぜひご検討ください。

詳細は、4月18日のお知らせをご覧ください。
ご不明な点がございましたら、お気軽にご連絡ください。

オーダーではなく、ちょっと話を聞いてみたいとかちょっと相談してみたいという場合には、リモート見学という方法もございます。

まずはメールやお電話でお問い合わせください。


【お知らせ 3 】

シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。

イベントなどの予定は、ホームページトップの下の方のスケジュールをご覧ください。

私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。
打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。
ご検討中の方は、見学も大歓迎です。

旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら

メールアドレスは info@shoe-republic.com です。