本題の前に・・・、
今日の午後、ハンドメイドの靴を紹介するウェブサイトを立ち上げたばかりのKさんが、取材のためにいらっしゃいました。
最初の取材が私たちシューリパブリックとのことだそうで、大変光栄に思っております。
サイトの詳細や、取材の内容に関しましては、記事がアップされたら改めてご案内させていただきます。
取材のアポは少し前にいただいていて、私自身も自分なりに準備を兼ねてこれまでのことを振り返ってみたりしました。
そもそも、靴の学校に入ったのが1996年ですから、もう今から20年も前のことなのですね。
シューリパブリックをスタートさせたのが2003年で、この夏で13年になります。
スタートしたばかりの頃から、しっかりと作り込んだ快適な靴をたくさんの方々に履いていただきたいという考えでやっていまして、それは今でも変わっていません。
ですが、長くやっていると時代背景に合わせて変えなくてはいけないことや、新たに見えてきたことなどもあって、初めのころに比べるとかなりいろいろなことを考えながら靴作りや営業活動をやるようになりました。
私の最も大きな目標は、日本の靴の文化において、みんなにもっと靴に関心を持っていただき、みんなにもっと足に合った靴を快適に履いていただくことです。
それがオーダーメイドの靴である必要はなく、自分の足にちゃんと合うものをしっかりと選んで履ければOKなのです。
でも、今現在の実際は、まだまだ足に合った靴を履いている人は少なく、全体的に見るところではまだまだ関心は低いようなので、ちょっと残念な状況です。
足に合った靴を履くことは、決して人に見せびらかすためではなく、自己満足のためでもなく、気持ちよく一日を過ごし心も身体も良い状態を保つ為なのです。
靴でそんなに違うなんて・・・と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、これが思いのほか大きな差があるのです。
そのようなことって、実際に試していただかないとわからないと思いますし、そんな靴にばかり気を遣っていられないという方もいることでしょう。
でも、靴は私たちが生活をするうえで本当に大切なものの中のひとつですから、多少なりとも関心を持っていただき、正しい靴選びをしていただきたいと思います。
そのために、私たちは正しい情報を提供し、本当に少しずつですがお客様にお会いして正しい靴選びなどについてお伝えしています。
世の中には、趣味の靴というものも存在しますが、シューリパブリックの靴はあくまでも実用が目的で一言でいえば質実剛健の靴、それはいろいろなものが世の中に存在して良いことで、それぞれが役割をはっきりさせてベクトルの長いものを提供していくことが必要だと思います。
今日の取材がきっかけで、改めて私たちシューリパブリックの役割を再認識しました。
そのうち機会があったら、なぜオーダーメイドの靴を作るのか、なぜハンドソーンウェルテッドなのかなどについて、私の考えを書いてみたいと思います。
さて、本題です。
今日は、予定よりもだいぶ早く7月納品分の靴たちが完成しました。
早く完成させたのはちょっと理由がありまして、このあと少し忙しくなるので前倒しにしたということです。
ですので、7月の予定でいらっしゃる方は、7月に取りにいらしていただいて全く問題ありません。
早く欲しいという方は、どうぞ早くお越しください。
このあと、該当するお客様にメールでご連絡させていただきます。
今回のグループには、いつもブログのフッターに写真が載っているあの期間限定の靴もあります。
もう少しで締め切りになってしまうので、ご興味のある方はぜひお早めにご注文ください。
★★★お知らせ★★★
#SRF×オックスフォードは、オーダー受付中です(16足限定)。詳細はこちら。
シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダー靴をお作りしています。
今週末のスケジュールはこちら。
旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。
メールアドレスは info@shoe-republic.com です。