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チャッカブーツ

今日ご紹介するお客様は、埼玉県にお住いのTKさんです。 ご注文いただいた靴が完成いたしましたので、納品&フィッティング確認のためにお越しいただきました。 今回完成したのは、キャメル色のスウェードを使って製作したチャッカブーツです。 早速履いていただきました。 TKさんは、もうかなり永いお付き合いのお客様です。 こだわりをお持ちでオーダーメイドということもありますが、TKさんの足は足長が長くて細いため、既製品ではなかなか合わないということでお越しいただいたのがきっかけでした。 今回のキャメル色のスウェードは、これからの季節にとってもイイですねとおっしゃってくださって、きっとたくさん履いていただけるのではないかと思っています。 今日も午後から少し涼しくなってきて、これからの季節はまさにスウェードが恋しくなりますね。 この色のスウェードは完売してしまいましたが、他の色ならわずかではありますがまだスウェードは在庫があります。 スウェードのチャッカブーツ、とってもステキです。 靴の仕様 デザイン: チャッカブーツ レザー:  スウェード ソール: ダイナイトソール ラスト: マイサイズラスト(SRC+お客様の足に合わせた調整) 製法: ハンドソーンウェルテッド 今回使用した革の在庫の有無: 完売 ★★★お知らせ★★★ ★只今「旅ブーツ・サイドゴア」のご注文を受け付けております。受付は9月23日(祝)まで。詳細は、9月15日の記事をご覧ください。 ★幸運のラストワンプランは、只今CONCERIA DEL CHIENTI社のSAFARIを使ったご注文を受け付け中です。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。  私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。  打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。  ご検討中の方は、見学も大歓迎です。  また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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フルブローグブーツ

今日のお客様は、群馬県にお住いのASさんです。 ご注文いただいた靴が完成いたしましたので、納品&フィッティング確認のためにお越しいただきました。 今回完成したのは、こげ茶の革を使って製作したフルブローグブーツです。 早速履いていただきました。 ASさんとはもう結構永いお付き合いになります。 そして、振り返ってみるとASさんはこげ茶色の靴が多く、ついつい靴を選ぶとこげ茶になってしまうのだそうです。 このフルブローグは、以前にトリッカーズのカントリーブーツが大好きで、どうしても履きたかったのですがどうにも足に合うサイズがなく、ムリして履いたけれど痛くてどうしようもなかったという憧れの靴を、オーダーメイドで復活させたものだそうです。 オーダーメイドならサイズの問題は難なくクリアできるので、そういう使い方もアリなのかもしれませんね。 こげ茶色がお好きなだけあって、とっても良く似合っていらっしゃいます。 そう言えば、履いていらっしゃったギリーシューズも近い色ですね。 今日はASさんにいろいろ興味深いお話を聞かせていただきまして、とっても楽しい時間でした。 今日もありがとうございました。 靴の仕様 デザイン: フルブローグブーツ レザー:  キップ ソール: ダイナイトソール ラスト: マイサイズラスト(SRC+お客様の足に合わせた調整) 製法: ハンドソーンウェルテッド 今回使用した革の在庫の有無: 完売 ★★★お知らせ★★★ ★只今「旅ブーツ・サイドゴア」のご注文を受け付けております。受付は9月23日(祝)まで。詳細は、9月15日の記事をご覧ください。 ★幸運のラストワンプランは、只今CONCERIA DEL CHIENTI社のSAFARIを使ったご注文を受け付け中です。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。  私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。  打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。  ご検討中の方は、見学も大歓迎です。  また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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ギブソンブーツ

余談ですが、今日は夕方から用事があってちょっと外出していました。 今、台風14号がかなりの勢力で北上してきていて、私も移動中にひどい雨に降られました。 まぁ私はクルマだったので全く問題はありませんでしたが、徒歩で移動中にひどい雨に降られてしまうと足元からビッチョビチョになってしまうこともあります。 そんなときには、とりあえず帰宅したときに靴をしっかりと拭いてあげて、もし中まで濡れているようでしたらしっかりと乾燥するまで靴を休ませてあげることをお勧めします。 また、明るい色の革の場合、濡れると色が変わってしまうこともありますが、そんなときには一般的には濡らしてよく絞った布で全体を拭いて、全部濡らすことでまだらなシミを消すという方法をとることが多いです。 革によってイレギュラーなケースもありますので、心配な方は修理屋さんなどに行ってメンテナンスグッズを購入するついでにスタッフの方に詳しく教えてもらうと良いでしょう。 さて、今日は久しぶりにサンプル靴を製作しているので、その靴をご紹介したいと思います。 今製作しているのは、こちら。 黒のギブソンブーツです。 それも、型押しの革を使っています。 最近はチャッカブーツをお勧めすることが多く、比べると脱ぎ履きがちょっとだけ面倒なギブソンブーツは控えめになっていることが多かったのですが、 やっぱり改めて履きやすさ、歩きやすさで考えると、カチッと心地よく足を包み込んでくれるのはギブソンブーツなので、私が履けるサイズのサンプル靴を作ってどんどん履いてPRすることにしました。 ちなみに、この靴の仕様はこの後Lストームウェルトをつけまして、ソール周りにややボリューム持たせた仕様にする予定です。 ファッション的なところでは、最近は男性用でも太めのパンツも流行っていて、そんなパンツに合わせていただくのも格好良さそうだと思っています。 また機会がありましたら作業の続きをお知らせいたしますが、何よりもギブソンブーツが履きやすくて格好良いということを知っていただきたいので、この靴が完成したらどんどん出張などに履いて行って皆さんにご覧いただきたいと思います。 ぜひ、お楽しみにしていてください。 ★★★お知らせ★★★ ★只今「旅ブーツ・サイドゴア」のご注文を受け付けております。詳細は、9月15日の記事をご覧ください。 ★幸運のラストワンプランは、只今CONCERIA DEL CHIENTI社のSAFARIを使ったご注文を受け付け中です。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。  私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。  打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。  ご検討中の方は、見学も大歓迎です。  また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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シューツリー

つい先日、最近ご注文いただいた分と在庫分のシューツリーが多少の余裕を持って入荷しました。 シューツリーを取り扱うようになってから、たくさんの方々にご注文いただきまして、皆さん本当にシューツリーを待っていらっしゃったのだと思っております。 でも、シューツリーは必要だということはご存知でも、なぜシューツリーが必要なのかをご存じない方がいらっしゃるかもしれないので、ここでその理由をお伝えいたします。 こちらは、私が普段履いているチャッカブーツです。 先日、長野出張の時に履いたためメンテナンスをするためにこの状態になっています。 通常、靴を履くとこのように折れジワができます。 この靴はまだそれほど古くないので、折れジワのシワがそんなに深くないのですが、これがそこそこ古くなってくるとこのシワがもう少し深くなったり、もしくはシワが入った状態で硬くなってしまいます。 そうなってくると、どうしても革が伸びた時に亀裂が入ってしまう可能性があります。 そうならないように、 こうして履かないときにはシューツリーを入れてシワを伸ばしておきます。 そうすれば、シワが硬くなって亀裂が入ってしまう可能性も低くなりますし、靴そのものがまっすぐになってキレイな形を保つ事ができます。 このような目的で使っているシューツリーですが、ひとつ気を付けていただきたいとことがありまして、それはシューツリーを入れることでせっかく足に合っている靴を変形させてしまわないようにすることです。 私たちシューリパブリックでは、イギリス靴の思想に則ってジョイント部分の、特に親指側の上側の部分の隙間を極力少なくしています。 それを、合わないシューツリーを入れることで靴を広げてしまって履きにくくしてしまわないかがとっても心配です。 靴を良い状態に保つためにシューツリーを入れるのに、結果として靴を壊してしまうのは本末転倒。 ぜひ、靴に合ったシューツリーをお選びください。 ちなみに、私たちシューリパブリックでは、これまでに靴をご注文いただいたお客様のラストは全て保管してありますので、そのラストを元にお客様の靴に合ったシューツリーを製作することが可能です。 ご希望の方は、その旨ご連絡ください。 ★★★お知らせ★★★ ★只今「旅ブーツ・サイドゴア」のご注文を受け付けております。詳細は、9月15日の記事をご覧ください。 ★幸運のラストワンプランは、只今CONCERIA DEL CHIENTI社のSAFARIを使ったご注文を受け付け中です。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。  私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。  打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。  ご検討中の方は、見学も大歓迎です。  また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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靴たち

タイトルの通り10月完成予定の靴たちが、今日完成しました。 今回のグループはほとんどがブーツで、シューズは1足のみ。 そして、スウェードの靴が多いのもこの時期の特徴なのかもしれません。 また、最近は靴のご注文の際にシューツリーを一緒にご注文いただくというケースの方が多くなってきていて、シューツリーの必要性を改めて実感しています。 靴が完成したお客様には、この後ご連絡させていただきます。 皆様に履いていただくのがとっても楽しみです。 ★★★お知らせ★★★ ★只今「旅ブーツ・サイドゴア」のご注文を受け付けております。詳細は、9月15日の記事をご覧ください。 ★幸運のラストワンプランは、只今CONCERIA DEL CHIENTI社のSAFARIを使ったご注文を受け付け中です。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。  私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。  打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。  ご検討中の方は、見学も大歓迎です。  また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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サイドゴアブーツ

昨年の9月に企画商品として発売しました「旅ブーツ・サイドゴア」ですが、今年も発売することにいたしました。 ちなみに、サイドゴアブーツとはこんなデザインのブーツになります。 こちらのサイドゴアブーツは試作品の為、実際の商品とは細かい部分が異なることもありますが、だいたいこんな感じになります。 そしてサイドゴアブーツのメリットですが、靴ヒモがないデザインなので簡単に脱ぎ履きできる事がまず一番に挙げられます。 そのうえで、今回の企画商品である「旅シリーズ」は、インソールを交換することで数日履き続ける事ができるという特徴があります。 インソールを交換するとか、数日履き続けるとは何ぞやという方のために簡単にご説明すると、まず一般的に靴は1日履いたら1日分の汗を吸収したインソールを数日間しっかりと休ませてあげる必要があり、そうなると旅行や出張などの際に替えの靴を持って行かなくてはならないことになります。 その問題を解決するために、この旅シリーズはインソールを取り外す事ができて、インソールだけ交換すればまた明日も履くことができるので、旅行の際には替えの靴ではなく替えのインソールを持っていけばOKということになるのです。 今年のモデルの特徴は、脱ぎ履きのしやすさを優先して、多少ルーズフィット気味の仕様で製作したいと考えております。 サイドゴアブーツの場合、どうしても靴ヒモで締める事ができないので、これまでのハンドソーンウェルテッドのオーダーメイドでは初めのうちはややタイトにするようなセッティングで製作していましたが、 今回の靴はどちらかというともう少し道具的に履き倒していただくことや、出先でも脱ぎ履きのしやすさを考慮したいということで、そのようなセッティングにいたします。 ただ、あくまでも多少のことなので、履いていてズレて歩きにくいというほどではありません。 数値で言えば足囲の値で1ミリくらいの違いです。 そして今回使用する革ですが、こちらの革をご用意させていただきました。 小さなシボのある黒のステア(成牛の革)です。 この革を選んだ理由は、 とにかく丈夫で、シボがある革は小さなキズが目立ちにくく、さらに黒い革であればもしキズが付いた場合でも補修しやすいことと、シボがある革の方が優しい履き心地になるので、旅行や出張でたくさん歩くような場合に適していると思ったためです。 この革は、生地が結構しっかりしていますがしなやかでなかなか使い勝手が良い靴になりそうです。 デジカメで撮ると実際よりもツヤがあるように見えますが、実物はツヤはもう少し控えめになります。 革の厚さは、シボがあるのでちょっと厚くなっていますが、だいたい1.7~1.8㎜程度になります。 今回の仕様は以下の通りです。 デザイン: 写真のようなサイドゴアブーツ 製法: ブラックラピド製法 フィッティング: お客様の足に合わせて製作するオーダーメイド 革: 小さなシボの黒いシュリンクレザー 価格: 82,500円(税込み、スペアのインソール1組付き、ラスト別) 予定足数: 5足 受付期間: 9月23日(祝)までにご予約のご連絡をお願いいたします。また、予定足数に達し次第終了となりますのでご注意ください。ご注文は、新型コロナの状況を見つつ、できれば10月の中旬ころまでに私たちシューリパブリックの工房へお越しいただきたいと考えております。 また、現在靴をご注文いただいていて製作中、もしくはこれから製作というタイミングの方は、ご注文ご希望のご連絡をいただければ、打ち合わせは靴の納品時でも結構です。 初めてご注文される方や、新たにラストを製作したいという方は、靴の代金のほかにラスト製作費用(28,600円税込み)が必要になります。 なかなか使い勝手の良いブーツですので、旅行や出張に向けて、もしくは普段使いのブーツとして、ぜひご検討ください。 ★★★お知らせ★★★ ★幸運のラストワンプランは、只今CONCERIA DEL CHIENTI社のSAFARIを使ったご注文を受け付け中です。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。  私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。  打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。  ご検討中の方は、見学も大歓迎です。  また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。  

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健康診断のススメ

カテゴリー: Message:伝えたいこと

点検

今年もこの時が来ました。 年に一度の健康診断。 私が住む加須市では、国民健康法権の被保険者に対して行政がやっている健康診断がありまして、あらかじめ予約をして健康診断をするわけです。 もう何が嫌かって、胃がん検診でバリウムを飲むために、前日の夜9時以降には食事をする事ができないのです。 当然ながら当日の朝も食べられません。 なので、それが原因で非常に体調が悪くなり、毎年調子を戻すのにだいぶ時間がかかっています。 私は早起きと食事を抜くのは合っていないようです。 そんなわけで、とりあえず無事に健康診断が終わり、1か月後に届く結果を待つことになります。 そして、夕方からは私のクルマの6か月点検に行ってきました。 私が乗っているクルマは、延長サービスプラスという点検のパックをつけていまして、半年ごとにディーラーに行って調子を見てもらったり不具合の確認をしてもらったりしています。 今回は、リコールが2件ほどあったのでそれらも一緒に直してもらうということで、2時間ちょっとかかりました。 クルマも機械なので、どうしても全くほったらかしで乗って行くわけにはいきませんし、必要なメンテナンスはもちろん、予防としての部品交換なども必要な時もあります。 最近のクルマのカギはスマートキーが多いのでバッテリーがなくなってしまうといろいろと厄介なことが発生します。 そうならないように、定期的にキーのバッテリーを交換するのは予防としての部品交換のひとつです。 実際、私がこの夏にクルマで岡山に行った時にも、岡山から次の目的地に向かって移動しよとしたときにキーのバッテリーが切れてしまいまして(3月に交換したばかりなのに)、持っていたスペアバッテリーに交換するという経験をしました。 クルマにしても自分の健康にしても、なかなか素人では判断できないことって結構ありまして、こうやって定期的にしっかりと専門家の方々に診ていただくというのは非常に安心で、非常にありがたいことです。 例えばいくら健康に気を付けていたとしても、自分で判断できることって限度がありますし、クルマだってちゃんと自分で点検しているつもりでも、プロの目に及ぶことはないと思います。 クルマも身体も永く安心して使っていくために、多消の費用がかかってもしっかりと良い状態を保てるようにしておくことは必要なことだと思います。 そして、靴も同じです。 普段から靴の点検をさせていただいていますが、あれはただ単に良いの悪いのをお伝えするのが目的ではなく、靴を見ればお客様の履き方がわかりますので、今後お客様が靴を永く履いていただくことを考えて、良いところや改善するべきところをお伝えしているのです。 決して注意したり叱ったりすることはなく、あくまでも専門家としてアドバイスすることが目的となっています。 最近はコロナの騒動がありまして、あまり積極的にお客様に点検のご連絡ができませんでしたが、そろそろ以前のように靴の点検を再開したいと思っていますので、その靴を履き始めて半年から1年くらいの間に1度ぜひ靴を持って工房の方にお越しください。 点検を終えた私のクルマ。 また元気に走ってもらいます。 年内に、もう1度長野にも行く予定です。 ★★★お知らせ★★★ ★幸運のラストワンプランは、只今CONCERIA DEL CHIENTI社のSAFARIを使ったご注文を受け付け中です。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。  私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。  打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。  ご検討中の方は、見学も大歓迎です。  また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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革

ここ数年は、季節問わずでお仕事でもカジュアルな服を着る方々が増えて、いわゆるビジネスシューズ以外の革靴のニーズが高くなっています。 夏の間のクールビズの服装も含めて、スニーカーだとちょっと仕事の服装に合わないけど、かと言って黒のオックスフォードだとちょっと重いという方もいらっしゃって、カジュアルとビジネスの中間くらいの革靴をご希望される方が以前に比べるとかなり多くなっているようです。 さらに、これからの季節は特にオシャレを楽しみたくなるので、ちょっと個性がある革でステキな革靴を作ってみるのも楽しいかもしれません。 そんな方々に使っていただきたい革がこちら。 写真がちょっと明るめに写っていますが、実物はもう少し落ち着いた感じの紫色です。 もっとも正しく再現しているのがこちらの写真です。 イタリアのトスカーナ地方で作られている「アリゾナ」という革で、イイ感じにシボが入ったシュリンクの革です。 紫色の靴?という方もいらっしゃるかもしれませんが、これが実物はなかなかイイ雰囲気で、さらに靴になると大きく印象が変わってとっても格好良く仕上がります。 工房には似たような革で作ったチャッカブーツのサンプルがありますが、この革はもう少し厚みがあってしっかりしたもので、それでいて多少オイルを含んでいてしなやかなので、フルブローグやセミブローグなどの重なるパーツが多いデザインも全く問題なく作ることができます。 このシワの入り方を見ていただいてもお分かりになると思いますが、しなやかなのにしっかりしているという、すばらしい革なのです。 シュリンクの革は、スムースの革と全く雰囲気が異なりイイ感じに力が抜けていて、なおかつ優しい履き心地というのが売りになっています。 まさに足を優しく包み込むという表現がピッタリです。 これまでにこの革ではありませんが紫色の革で靴を作られた方が結構たくさんいらっしゃいまして、それらがまた上品でとってもキレイでイイ雰囲気に仕上がっているのです。 私個人的にも紫色の靴は大好きで、機会があったらフルブローグのブーツを作りたいと思っているところです。 ただ派手な紫ではなく、ちゃんと深みがあって上品で、本当に格好良いのです。 既製品ではなかなかこんな色の靴なんて売っていませんから、愛着を持って永く履いていただけるはず。 そんなことを書いていたら、今すぐに自分用にフルブローグブーツが欲しくなってきました。 時間を作ってサンプルとして1足作ってみますので、ぜひ参考にしてみてください。 ★★★お知らせ★★★ ★幸運のラストワンプランは、只今CONCERIA DEL CHIENTI社のSAFARIを使ったご注文を受け付け中です。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。  私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。  打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。  ご検討中の方は、見学も大歓迎です。  また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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自分で決める

カテゴリー: Message:伝えたいこと

レンズ

今日、作業をしながらラジオを聴いていたら、その番組では写真をテーマにリスナーからメッセージを募集していました。 その中で、ある方がカメラの設定はオートせずに、あえてピントもマニュアルで自分らしい写真を撮るというようなメッセージを送っていました。 確かにそれは一理あると思います。 カメラの設定をオートにしてしまうと、極端なことを言ってしまえば誰が撮っても同じような写真になってしまうということになりかねません。 一方で、ピントもマニュアルで自分でピントを合わせたいところに好きなようにピントを合わせ、絞りやISO感度などを好きなように設定して撮れば、自分らしい写真が撮れます。 実際に、私も最近はマニュアルフォーカスのレンズを使うことが多くなり、マニュアルで撮ること自体に抵抗を感じなくなってきています。 最近私が使っているレンズの中の1本です。 いわゆるオールドレンズっていうヤツで、これで撮った写真は最近のレンズに比べると多少モヤっとした感じ、言い換えればふんわりとした感じに撮れて、何もかもきっちりと決まっている現代には安心感を感じられる写真に仕上がります。 写真はフレーミングだとか、写真には全く興味がないという方は、そういう細かいことは気にしないでフルオートで撮るのが良いと思うのですが、せっかく自分の好みに撮ることができるのなら、自分の好きな設定にして写真を撮ってみても良いと思います。 だいたいフルオートといっても思った通りになることってさほど多くないですし、とりあえず7割くらいの無難な出来に仕上がるのなら、8割とか9割を狙って自分の設定で撮ってみたいですよね。 これはクルマにも同じことが言えます。 オートマ車は、無難に走る分には何の問題もありませんが、ずっとマニュアル車に乗ってきていてちょっとした自分の好みの通りに走りたいときに、どうしてもオートマだと納得がいかないことがあります。 でも、それが全然ダメかというとそういう訳ではなく、やっぱり7割くらいの出来に感じます。 靴も然り。 靴の場合はマニュアルとかオートということではなく、自分の好みの設定や自分の足に合ったフィッティングのことになりますが、こだわりがあるなら自分の好きな素材で好きなデザイン、そして靴として最も重要なフィッティングも自分に合ったものにしたいと思うはず。 それがオーダーメイドであり、むしろオーダーメイドを遠い存在と思わないで、靴のマニュアル設定的なものと考えていただきたいのです。 自分らしさを出して、自分で決めるもの、そんな感じです。 ★★★お知らせ★★★ ★幸運のラストワンプランは、只今CONCERIA DEL CHIENTI社のSAFARIを使ったご注文を受け付け中です。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。  私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。  打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。  ご検討中の方は、見学も大歓迎です。  また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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個性的な革のご案内

カテゴリー: Leather:革入荷情報

creta

まったくの余談ですが、先日TVerで孤独のグルメを観たのですが、その中で松重豊さん扮する井之頭五郎さんがカステラパンケーキをとってもおいしそうに食べていたので、ぜひ作ってみたいと思いまして数日前よりチャレンジしてみました。 初日は、まぁなんとなくそれらしくできたものの、ちょっと甘さが足りませんでした。 メープルシロップなどをかければ十分に甘みが足りたのですが、できれば生地にもう少し甘みが欲しいといったところでした。 昨日が2日目で、レシピを変えてチャレンジです。 YouTubeの方が解説してくれたレシピを、諸事情で1.5倍の量でやってみたところ、これがなかなかおいしくできまして、昨日インスタにアップしてみました。 ただ、これはあくまでも私の個人的な好みの問題なのかもしれませんが、温かいうちはちょっとたまご臭いというか、たまごが苦手な方にはちょっと厳しい感じでした。 一晩冷やして、今朝ウチの家内と娘が食べたところでは全く問題なかったようですが、やっぱりパンケーキは温かいうちにおいしく食べたいじゃないですか。 なので、その解決方法をリサーチしてみまして、もしかしたらという方法を発見しました。 それは、小麦粉の一部をアーモンドプードルに変えるという方法。 ほんのちょっとだけで良いそうなので、これはチャレンジしてみる価値ありです。 あくまでもこれは私の個人的な好みの問題で、私はたまごはたくさん食べたくないですし、小麦粉も少ししか食べられません。 なので、そんな人があれやこれやというのは面倒なことになるかもしれませんが、やっぱりこういうレシピは自分なりに納得のいくものを完成させておきたい方なので、また時間がある時に作ってみたいと思います。 今日やってみようと思ったのですが、家族が今日はパンケーキは食べたくないということだったので、後日になりました。 さて、余談が長くなりましたが、今日はこちらの革のご紹介です。 イタリアのTempesti社のCretaという革です。 かつて何度かご紹介したことがある革で、この革を気に入ってくださったお客様が結構たくさんいらっしゃいました。 この革はいわゆる型押しの革で、エイの革のような雰囲気の革です。 あくまでも牛革に型押し加工を施したものなので、実際にはエイとは全く関係ありませんが、この雰囲気は大変個性的でこの革を使って作った靴も大変個性的です。 ちなみに、この革は黒っぽく見えますが実際の色表記はグレーとなっています。 というのも、この型押し加工の後に表面にワックスを塗って軽くバフを当てるという作業がなされていまして、表面の凹の部分に残ったワックスが白っぽく残っていて、これのせいでグレーに見えるということのようです。 まぁとにかくこの革は硬くて、靴の形にラスティングをするのには大変な手間がかかります。 手間はかかりますが、それがわかっているのでその分精度を上げて変なシワが残らないように丁寧に作らないといけない革です。 かつてこの革で何足か靴を作りましたが、やっぱり個性が出てとっても格好良い靴に仕上がっています。 特に、私がおススメしたいのは、この革を使ったカントリーブーツです。 Lストームウェルト仕様にして底周りにボリュームを出し、どっしりとしたカントリーブーツは非常に格好良いです。 私のお勧めはプレーンのギブソンブーツやプレーンのチャッカブーツですが、あえてそこを変化球でせめてフルブローグというのも格好良いかもしれませんね。 厚さはぼちぼちですが、革そのものが硬いのでかなりカッチリとした履き心地になります。 スムースの革だとちょっと寂しくなってしまうようなデザインも、このような革ならイイ感じににぎやかになって格好良く仕上がりそうです。 ★★★お知らせ★★★ ★幸運のラストワンプランは、只今CONCERIA DEL CHIENTI社のSAFARIを使ったご注文を受け付け中です。 ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。  私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。  打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。  ご検討中の方は、見学も大歓迎です。  また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。  

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