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チャッカブーツ

今日のお客様は、神奈川県にお住まいのTYさんです。 ご注文頂いていた靴が完成いたしましたので、納品&フィッティング確認のためにお越しいただきました。 TYさんは、今回が初めてのシューリパブリックになります。 早速履いていただきました。 今回完成したのは、昨年末に受け付けていた「Under-29」という企画のチャッカブーツです。 Under-29と言っても、決して29歳以下じゃないとオーダーできないというわけではなく、気持ちが若々しければOKということで受け付けていました。 TYさんは、以前から私達のウェブサイトやブログ、そしてSNSなどをご覧いただいていて、ずっと憧れていたのだそうです。 ありがたい。 履いていただいたご感想は・・・、 「こんな履き心地の革靴は履いたことがないです。他のお客さんが言っているように、これならどこまででも歩けそうな感じです。」 とおっしゃっていました。 また、指先が自由に動かせるので、足のストレスがないとのこと。 じつはTYさん、こうしてみるとわからないかもしれませんが、足のサイズが結構大きくて、それだけでも既製品で探すのが難しいのですが、 さらに形がちょっと独特で、私もTYさんのラストを削るときにきれいにまとめるのにちょっと苦労したほどです。 なので、なおさら足に合わせて製作したオーダーメイドの靴は、その効果を実感していただけるのではないかと思います。 ずっと前からオーダーするタイミングを見計らっていらして、楽しみにしていた靴が完成して、とっても喜んでくださいました。 「次の靴は何にしようかなぁ・・・」 と今から次の靴の構想を練っていらっしゃるようで、私もとっても楽しみです。 次回、このチャッカブーツのご感想と一緒に次の靴のご希望を教えて下さい。 今日はありがとうございました。 靴の仕様 デザイン:チャッカブーツ(企画商品 under-29) レザー: ステア ソール: ダイナイトソール ラスト: マイサイズラスト(SRD+お客様の足に合わせた調整) 製法: ハンドソーンウェルテッド ★★★お知らせ★★★ 【お知らせ 1 】 2月から、お客様が履きこんで格好良く成長したシューリパブリックの靴をインスタにアップしていただけるようにハッシュタグを作ってみました。 履きこんだ靴を見てみたいというご要望が多く、ぜひシューリパブリックの靴・ブーツを履いていらっしゃるお客様にご協力をお願いいたします。 詳細は、1月31日のブログをご覧ください。 インスタをやっていないというお客様におかれましては、私たちシューリパブリックへメールに添付して写真をお送りいただければ、私が代わりにアップさせていただきます。 ハッシュタグは #shoerepublicjpn です。 ぜひ皆さまの元に嫁いだシューリパブリックを見せてください。 【お知らせ 2 】 新型コロナウィルス感染症拡大の影響で、工房にいらっしゃるのが難しいけれど靴のオーダーをご希望されるお客様へお知らせです。 ここ数年の間にご注文いただいた方、もしくは前回のご注文がそれ以前の方でも何足かご注文いただいているお客様は、 前回のデータを確認して問題なさそうであれば、そのままそのデータを元にオーダーをお受けすることが可能です。 靴の仕様に関しては、メールなどで打ち合わせをし、革に関してはご希望をうかがったうえでこちらからサンプルをお送りしてお選びいただく予定です。 こんな時だからこそ、足に合った快適な靴を履いて毎日を大切に過ごしたいという皆さま、ぜひご検討ください。 詳細は、4月18日のお知らせをご覧ください。ご不明な点がございましたら、お気軽にご連絡ください。 オーダーではなく、ちょっと話を聞いてみたいとかちょっと相談してみたいという場合には、リモート見学という方法もございます。 まずはメールやお電話でお問い合わせください。 【お知らせ 3 】 シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。 イベントなどの予定は、ホームページトップの下の方のスケジュールをご覧ください。 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。      

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人間ではなく、靴の話です。 こんなふうに靴があったとしまして、土踏まずの部分がウェスト(正確には土踏まずとその外側の部分も含む)と言います。 皆さんもご覧になったことがあるかもしれませんが、芸術品のようなアーティスティックなラインでウェストの部分がくびれている靴がありますよね。 履くのがもったいないくらいです。 でも、私たちシューリパブリックの靴は、ウェストを絞りません。 このラインは、いわゆる既製品のよくある靴と同じ、もしくはそれよりも絞っていないかもしれません。 その理由は、ねじれ剛性です。 靴は、人が履いて歩くものですが、その時に人の体重をしっかりと支えなくてはならず、 ウェストを絞ってしまうと、絞っていないものと比べて、どんなに補強を入れてもねじれ剛性が弱くなってしまいます。 靴の剛性が弱いと、歩くたびに靴が歪んでしまったりブレてしまったり、しっかりと足をホールドできなくなってしまうなど、 機能面で不具合が出てしまう可能性が高くなります。 そんな理由から、私たちは見た目よりも機能を優先して、ウェストは絞らない靴を作っています。 どれくらい絞っていないのかというと、 これくらいです。 まったく絞っていないわけではなく、多少は絞っていますが、いわゆるビスポークの靴はもっとガッツリと絞っているものが多いので、 私たちシューリパブリックの靴は、パッと見でビスポークには見えないかもしれません。 ですが、先日お越しいただいたお客様は、このねじれ剛性や蒸れにくい構造など私たちの靴の機能面を気に入ってくださったそうで、 世の中にはそういう機能優先の靴があっても良いかなって思っています。 ★★★お知らせ★★★ 【お知らせ 1 】 2月から、お客様が履きこんで格好良く成長したシューリパブリックの靴をインスタにアップしていただけるようにハッシュタグを作ってみました。 履きこんだ靴を見てみたいというご要望が多く、ぜひシューリパブリックの靴・ブーツを履いていらっしゃるお客様にご協力をお願いいたします。 詳細は、1月31日のブログをご覧ください。 インスタをやっていないというお客様におかれましては、私たちシューリパブリックへメールに添付して写真をお送りいただければ、私が代わりにアップさせていただきます。 ハッシュタグは #shoerepublicjpn です。 ぜひ皆さまの元に嫁いだシューリパブリックを見せてください。 【お知らせ 2 】 新型コロナウィルス感染症拡大の影響で、工房にいらっしゃるのが難しいけれど靴のオーダーをご希望されるお客様へお知らせです。 ここ数年の間にご注文いただいた方、もしくは前回のご注文がそれ以前の方でも何足かご注文いただいているお客様は、 前回のデータを確認して問題なさそうであれば、そのままそのデータを元にオーダーをお受けすることが可能です。 靴の仕様に関しては、メールなどで打ち合わせをし、革に関してはご希望をうかがったうえでこちらからサンプルをお送りしてお選びいただく予定です。 こんな時だからこそ、足に合った快適な靴を履いて毎日を大切に過ごしたいという皆さま、ぜひご検討ください。 詳細は、4月18日のお知らせをご覧ください。ご不明な点がございましたら、お気軽にご連絡ください。 オーダーではなく、ちょっと話を聞いてみたいとかちょっと相談してみたいという場合には、リモート見学という方法もございます。 まずはメールやお電話でお問い合わせください。 【お知らせ 3 】 シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。 イベントなどの予定は、ホームページトップの下の方のスケジュールをご覧ください。 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。  

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今日のお客様は、埼玉県にお住いのYTさんです。 ご注文いただいていた靴が完成いたしましたので、納品&フィッティング確認のためにお越しいただきました。 YTさんは、今回の靴が初めてのシューリパブリックになります。 早速履いていただきました。 今回完成したのは、こげ茶のギブソンシューズです。 完成した靴を用意してお待ちしていましたが、いらっしゃるなり・・・、 「あ、そうか、注文したのは茶だったのか・・・!」 とおっしゃっていて、ご注文いただいたのが今年の初めでもう半年も経っているために、何色だったか忘れてしまったそうです。 YTさんは、ご自分の体に合ったモノはどんな感じなのかを確かめてみたいと思い、スーツをオーダーし、靴もオーダーされたのだそうです。 スーツはすでに完成していて、やっぱりオーダーは違うとおっしゃっていました。 靴も、足にピッタリとフィットして、既製品とは違うと感じていただけたようです。 そもそも、YTさんはずっとサッカーやっていらっしゃるそうで、足の形が完全にスポーツ選手のような筋肉のつき方をしていて、 既製品では難しい形になっています。 そんなこともあって、スーツにしても靴にしてもオーダーメイドのフィット感がより実感できたのかもしれません。 靴は、履きこんでいって少しずつフィットしていくものなので、これからがより楽しみです。 YTさん、ありがとうございました。 靴の仕様 デザイン:ギブソンシューズ レザー: キップ ソール: ダイナイトソール ラスト: マイサイズラスト(SRD+お客様の足に合わせた調整) 製法: ハンドソーンウェルテッド ★★★お知らせ★★★ 【お知らせ 1 】 2月から、お客様が履きこんで格好良く成長したシューリパブリックの靴をインスタにアップしていただけるようにハッシュタグを作ってみました。 履きこんだ靴を見てみたいというご要望が多く、ぜひシューリパブリックの靴・ブーツを履いていらっしゃるお客様にご協力をお願いいたします。 詳細は、1月31日のブログをご覧ください。 インスタをやっていないというお客様におかれましては、私たちシューリパブリックへメールに添付して写真をお送りいただければ、私が代わりにアップさせていただきます。 ハッシュタグは #shoerepublicjpn です。 ぜひ皆さまの元に嫁いだシューリパブリックを見せてください。 【お知らせ 2 】 新型コロナウィルス感染症拡大の影響で、工房にいらっしゃるのが難しいけれど靴のオーダーをご希望されるお客様へお知らせです。 ここ数年の間にご注文いただいた方、もしくは前回のご注文がそれ以前の方でも何足かご注文いただいているお客様は、 前回のデータを確認して問題なさそうであれば、そのままそのデータを元にオーダーをお受けすることが可能です。 靴の仕様に関しては、メールなどで打ち合わせをし、革に関してはご希望をうかがったうえでこちらからサンプルをお送りしてお選びいただく予定です。 こんな時だからこそ、足に合った快適な靴を履いて毎日を大切に過ごしたいという皆さま、ぜひご検討ください。 詳細は、4月18日のお知らせをご覧ください。ご不明な点がございましたら、お気軽にご連絡ください。 オーダーではなく、ちょっと話を聞いてみたいとかちょっと相談してみたいという場合には、リモート見学という方法もございます。 まずはメールやお電話でお問い合わせください。 【お知らせ 3 】 シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。 イベントなどの予定は、ホームページトップの下の方のスケジュールをご覧ください。 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。    

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セミブローグシューズ

余談ですが、先日「ミニマリスト」と称される方の本をダウンロードしました。 まだ読んでいないのでその本に関するコメントは書けませんが、そもそもが私はモノが多いほうでそれが良いとか悪いとかではなく、 私とはおそらく異なるミニマリストの方はどんな考えでそうしているのかを知りたくて買ってみたのです。 私はなぜモノが多いのか、言い換えると何がそんなにあるのかを改めて見てみると、 まず消耗品の在庫が多いようです。 ボールペンの在庫とかコピー用紙の在庫とか、消しゴムとかペンとかハサミとか、クルマのワイパーブレードとかエアコンフィルターとか、エネループの電池とか、 今使っているものが使い終わったり壊れてしまった時に困らないようにと思って買っておくものが多いのです。 そして、使っているペンや工具などもの数もおそらく一般的な平均よりも多いのではないかと思います。 たとえば、作業で使うカッターナイフも今では10本くらいを交代で使っていまして、刃が切れなくなって折っていって短くなった時にいちいち刃を入れ替えなくても、 違うカッターナイフを使うことで作業を止めずに済むわけです。 スマホの充電ケーブルも何本か予備がありますし、カメラのバッテリーもいくつか予備があります。 そう考えると、用心のためということがわかります。 ダウンロードしたミニマリストの方の部屋が表紙に載っていたのですが、部屋の中にあるのはイスとテーブルと、あとなんだか忘れてしまいましたが、 あまりにも物がなさすぎるのって、人として豊かな生活がちゃんとできるのかって心配になります。 モノであふれている方が幸せとは思いませんし、モノがありすぎるとわずらわしさが増えて大変になりますが、少なすぎてもどうかと思います。 たとえば食器がありすぎるのは良くないですが、必要な数の食器とさらに若干のゆとりはあったほうが良い気がしますし、 もし食器が好きなら、自分の好きなものが目に見えるところにあるのって、幸せなんじゃないかと思います。 私の場合は、これがたくさんあるから幸せということはなくて、 アウトドアが好きなのでキャンプの道具はこういうものがあったら便利だとか、あれがあったら楽しめるという目的があると迷わず購入しますし、 買ったからには使い倒します。 そんな趣味が多いと、それなりにモノも増えていきますが、趣味の時間は私としては楽しい時間なので、それはモノが多くても多すぎなければ良いと思っています。 カメラが好きですし、自転車が好きですし、楽器が好きですし、服だって好きですし、 そう考えると、私はミニマリストにはなれないかもしれません。 でも、例えば自転車が好きなら、いくつも安い自転車を買うのではなく、一番好きなモノだけを数を絞って買うのが良いと思いますし、 そもそもが自転車が好きなのは、自転車に乗ってどこかに行って楽しむためです。 カメラにしても、カメラ本体をいくつも買うのではなく、ちょっと高くても納得できるものを買って、それをたくさん使って楽しみます。 靴も私はそうだと思います。 履き潰して使い捨てをするようなものではなく、ちょっと高くても快適で永く付き合えるような靴を選んでいただくのが良いと思います。 余談が長くなりました。 今日のお客様は、東京都にお住いのSMさんです。 ご注文いただいていた靴が完成いたしましたので、納品&フィッティング確認のためにお越しいただきました。 SMさんは、今回の靴が2足目のシューリパブリックになります。 早速履いていただきました。 今回完成したのは、茶色のセミブローグシューズです。 こちらの靴は、数日前にこのブログでご紹介させていただいたもので、SMさんもこの靴の雰囲気をとっても気に入ってくださいました。 革がやや硬めで、ソールもセミダブルソールなので、初めのうちは少し硬かったようですが、少しの間履いていただいたところ、ほんの数十分でかなり改善したようでした。 じつは、SMさんは今後の計画として、私たちシューリパブリックの靴で一週間を回せるようにしたいと考えていらっしゃるそうです。 以前に履いていらっしゃった既製品の靴も、決して悪いものではないのですが、足に合うオーダーメイドの靴を履いたら、こちらのほうが良かったようです。 ちなみに、今回のこのセミブローグはSRFというビジネス用のラストを使っていまして、 よくオックスフォードを作っているシャープなラストです。 こちらは私たちの工房にあるサンプルですが、こんな感じのつま先です。 それを、Lストームウェルトにしてソールを少し厚くして、それでセミブローグにすると、かなり雰囲気が変わりました。 改めて、こういうのもアリなんだと思いました。 イイ感じに上品さがあってステキです。 SMさん、今日もありがとうございました。 靴の仕様 デザイン:セミブローグシューズ レザー: キップ ソール: ダイナイトソール ラスト: マイサイズラスト(SRF+お客様の足に合わせた調整) 製法: ハンドソーンウェルテッド ★★★お知らせ★★★ 【お知らせ 1 】 2月から、お客様が履きこんで格好良く成長したシューリパブリックの靴をインスタにアップしていただけるようにハッシュタグを作ってみました。 履きこんだ靴を見てみたいというご要望が多く、ぜひシューリパブリックの靴・ブーツを履いていらっしゃるお客様にご協力をお願いいたします。 詳細は、1月31日のブログをご覧ください。 インスタをやっていないというお客様におかれましては、私たちシューリパブリックへメールに添付して写真をお送りいただければ、私が代わりにアップさせていただきます。 ハッシュタグは #shoerepublicjpn です。 ぜひ皆さまの元に嫁いだシューリパブリックを見せてください。 【お知らせ 2 】 新型コロナウィルス感染症拡大の影響で、工房にいらっしゃるのが難しいけれど靴のオーダーをご希望されるお客様へお知らせです。 ここ数年の間にご注文いただいた方、もしくは前回のご注文がそれ以前の方でも何足かご注文いただいているお客様は、 前回のデータを確認して問題なさそうであれば、そのままそのデータを元にオーダーをお受けすることが可能です。 靴の仕様に関しては、メールなどで打ち合わせをし、革に関してはご希望をうかがったうえでこちらからサンプルをお送りしてお選びいただく予定です。 こんな時だからこそ、足に合った快適な靴を履いて毎日を大切に過ごしたいという皆さま、ぜひご検討ください。 詳細は、4月18日のお知らせをご覧ください。ご不明な点がございましたら、お気軽にご連絡ください。 オーダーではなく、ちょっと話を聞いてみたいとかちょっと相談してみたいという場合には、リモート見学という方法もございます。 まずはメールやお電話でお問い合わせください。 【お知らせ 3 】 シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。 イベントなどの予定は、ホームページトップの下の方のスケジュールをご覧ください。 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。      

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今年は、新型コロナ感染症のこともあってか、月日が過ぎて行くのがとっても早く感じます。 毎日テレビのニュースを観て不安になっているのも精神衛生上良くないので、もうほとんどニュースを観なくなったとおっしゃっていたお客様がいらっしゃって、 そういう過ごし方のほうがある意味正解なのかもって思ったりしています。 なので、今日はちょっと気分を変えて、私なりにちょっとの時間でも楽しめるよう、Kindleに本を落としてお昼休みに読んでいました。 本を読むのってとっても久しぶりです。 どんな本でも、作者や筆者の世界に入ることができて、とっても楽しいですね。 小さな仮の世界の中でも、本の中では大きな世界が広がります。 そうなると、現実の世界でももっと何かできるんじゃないかって思って、 新型コロナだからとか、大人なんだからとか、何かに理由をつけて自分からつまらない日々を選んでしまっていることに気づいて、 明日からもう少しだけのびのび過ごしてみようと思いました。 私がこんな生き方は楽しそうだって思うのは、カネコアヤノさん。 それなりに大変なことはあるかもしれませんが、カネコアヤノさんてあまり型にはまらずイイ感じに自由です。 ちょっと前の曲だけど、この曲はとっても楽しそうです。 「とがる」という曲。 好き嫌いはあるかもしれないけど、自由だなぁって思います。 私も、よく人から自由で楽しそうって言われます。 確かに仕事は自由で楽しいです。 そうは言いつつ、じつは私が作っている靴はメチャメチャ真面目でベーシックで、それは変わる予定はありません。 クルマで例えるなら、クルマ自体はとってもアヴァンギャルドだったとしても、タイヤはとにかくタイヤとしての仕事をしっかりと真面目にこなすようなもの。 靴はタイヤで、それならクルマは何かと言えば人です。 変な哲学かもしれないけれど、靴の立ち位置は控えめで良いと思います。 さて、今日はいろいろ作業をしましたが、ぜひご紹介したいのがこの作業です。 オールソール交換で、一緒にウェルトも交換するというメニュー。 これからウェルトを縫っている糸を切ってウェルトを外すので、仮どめのクギが打ってあります。 それで、見ていただきたいのがこちら。 つま先まわりなのですが、ジョイントあたりから少しずつつま先に行くにしたがってインソールが黒ずんでいるのがお分かりになりますか? これは、ぜひ皆さんにも注意していただきたいことなのですが、 ハンドソーンウェルテッドの靴の場合、その構造からとっても厚いインソールを使っています。 そのインソールが一日の足から出る汗を吸収してくれて靴の中はとっても快適なのですが、 インソールが吸収した汗は排出しないといけなくて、そのために靴を数日間休ませてあげる必要があります。 でも、2日くらい大丈夫と言って続けて履いてしまったり、十分に休ませないで履いてしまうと、 湿気がインソールの反対側にたまってしまい、ここに入っているコルクを劣化させ、インソールを劣化させ、ウェルトを縫っている糸を劣化させてしまいます。 インソールのつま先のほうが黒いのは、劣化し始めていることを意味します。 これが進むと、インソールの革は炭のようにコチコチになってしまい、コルクは粉々になり、ウェルトを縫っている糸は松脂のワックスが劣化して糸が切れてしまいます。 単純に比較するものではないかもしれませんが、土踏まず周辺のインソールの革やウェルトを縫っている糸は、ほとんど劣化していません。 靴ですから、そりゃ履けば汗もたまるし素材だって劣化しますが、しっかりと休ませることでその劣化を最小限に抑えることができます。 靴を永く履いていただくために、ぜひ正しいローテーションで履いていただきますようお願いします。 ★★★お知らせ★★★ 【お知らせ 1 】 2月から、お客様が履きこんで格好良く成長したシューリパブリックの靴をインスタにアップしていただけるようにハッシュタグを作ってみました。 履きこんだ靴を見てみたいというご要望が多く、ぜひシューリパブリックの靴・ブーツを履いていらっしゃるお客様にご協力をお願いいたします。 詳細は、1月31日のブログをご覧ください。 インスタをやっていないというお客様におかれましては、私たちシューリパブリックへメールに添付して写真をお送りいただければ、私が代わりにアップさせていただきます。 ハッシュタグは #shoerepublicjpn です。 ぜひ皆さまの元に嫁いだシューリパブリックを見せてください。 【お知らせ 2 】 新型コロナウィルス感染症拡大の影響で、工房にいらっしゃるのが難しいけれど靴のオーダーをご希望されるお客様へお知らせです。 ここ数年の間にご注文いただいた方、もしくは前回のご注文がそれ以前の方でも何足かご注文いただいているお客様は、 前回のデータを確認して問題なさそうであれば、そのままそのデータを元にオーダーをお受けすることが可能です。 靴の仕様に関しては、メールなどで打ち合わせをし、革に関してはご希望をうかがったうえでこちらからサンプルをお送りしてお選びいただく予定です。 こんな時だからこそ、足に合った快適な靴を履いて毎日を大切に過ごしたいという皆さま、ぜひご検討ください。 詳細は、4月18日のお知らせをご覧ください。ご不明な点がございましたら、お気軽にご連絡ください。 オーダーではなく、ちょっと話を聞いてみたいとかちょっと相談してみたいという場合には、リモート見学という方法もございます。 まずはメールやお電話でお問い合わせください。 【お知らせ 3 】 シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。 イベントなどの予定は、ホームページトップの下の方のスケジュールをご覧ください。 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。      

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私は靴の仕事にかかわり始めて24年が経ちました。 仕事って永くやっていればいろいろと知ることがありまして、先人の知恵とか自分で学んだことや気づいたこと、その他経験からわかったこともあります。 そういうことの中には、敢えて仕事として関わらなくても、ちょっと知っていれば結構役に立つことがありまして、 そんなことをお伝えしたいと思っています。 今日お伝えするのは、以前にも書いたことがあるテーマなのですが、継続的にお伝えしたいことなので改めて書きます。 靴のアッパー(靴の上側の革など)を縫っている糸が切れた時、もしくは切れそうなときの対処法です。 じつは、ほとんどの靴のアッパーを縫っている糸は、ほとんどの場合が化学繊維で、特にポリエステルの糸を使っていることが多いようです。 私が使っているのもポリエステルでした。 ということは、例えば履き口の糸が切れてしまったときや切れそうなときは、糸を溶かして糸止めをすることができます。 つまり・・・、 こんなふうにライターの炎を近づけて糸の端を溶かしてあげればOK。 燃やすのではなく、糸の端を溶かすようにしましょう。 こんなふうにして糸止めをしておけば、それ以上糸のほつれが進まないので、応急処置としては十分です。 後日、修理屋さんなどに持って行って縫ってもらいましょう。 ちなみに、作り手の意見として、糸がほつれかけているときに、糸止めをしたのとしないのとでは大きな違いがありまして、 糸止めをしてあればそこでほつれが止まってダメージが最小限で済みますが、 糸止めをしていないと、例えばそれが履き口だったりするとライニングが内側に折れ曲がって変なクセがついてしまったり、すり減って形が変わって島たりして、 元のように戻すのが難しくなります。 特に革の場合はそういうことが起こりやすいようです。 なので、変形することを防ぐ意味も含めて糸止めが有効というわけです。 ★★★お知らせ★★★ 【お知らせ 1 】 2月から、お客様が履きこんで格好良く成長したシューリパブリックの靴をインスタにアップしていただけるようにハッシュタグを作ってみました。 履きこんだ靴を見てみたいというご要望が多く、ぜひシューリパブリックの靴・ブーツを履いていらっしゃるお客様にご協力をお願いいたします。 詳細は、1月31日のブログをご覧ください。 インスタをやっていないというお客様におかれましては、私たちシューリパブリックへメールに添付して写真をお送りいただければ、私が代わりにアップさせていただきます。 ハッシュタグは #shoerepublicjpn です。 ぜひ皆さまの元に嫁いだシューリパブリックを見せてください。 【お知らせ 2 】 新型コロナウィルス感染症拡大の影響で、工房にいらっしゃるのが難しいけれど靴のオーダーをご希望されるお客様へお知らせです。 ここ数年の間にご注文いただいた方、もしくは前回のご注文がそれ以前の方でも何足かご注文いただいているお客様は、 前回のデータを確認して問題なさそうであれば、そのままそのデータを元にオーダーをお受けすることが可能です。 靴の仕様に関しては、メールなどで打ち合わせをし、革に関してはご希望をうかがったうえでこちらからサンプルをお送りしてお選びいただく予定です。 こんな時だからこそ、足に合った快適な靴を履いて毎日を大切に過ごしたいという皆さま、ぜひご検討ください。 詳細は、4月18日のお知らせをご覧ください。ご不明な点がございましたら、お気軽にご連絡ください。 オーダーではなく、ちょっと話を聞いてみたいとかちょっと相談してみたいという場合には、リモート見学という方法もございます。 まずはメールやお電話でお問い合わせください。 【お知らせ 3 】 シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。 イベントなどの予定は、ホームページトップの下の方のスケジュールをご覧ください。 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。    

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今日は水曜日なので、私たちシューリパブリックの工房はお休みです。 朝からお天気がちょっと怪しかったのですが、気になっていた我が家の小さな家庭菜園をちょっとキレイにしたいと思っていまして、 雨が降る前に作業をしました。 我が家の家庭菜園は、初めのうちはベビーリーフやはつか大根、小松菜、サニーレタス、ルッコラ、バジルなどがキレイに並んでいて、少しずつ収穫できていたのですが、 当初はかなり劣勢だったカボチャがどんどん幅を利かせ、はつか大根の列は完全に飲み込まれ、 ベビーリーフの列も飲み込まれて入ることができずに、ベビーリーフは成長し放題でオヤジリーフ(と我が家では呼んでいます)になり、そして虫に食われ、 バジルやルッコラは収穫できましたが、もうとにかく大変なことになっています。 なので、カボチャのムダな弦を整理するために先端からどんどん手繰っていってバチンバチンと弦を切って、だいぶスッキリしました。 スッキリしたところに畝を3列作り、1列にはトマトの実が落ちて勝手に生えてきたトマトの苗を植え、 残りの2列にはまたルッコラや小松菜を植えようと思い、近所のホームセンターに種を買いに行ったところで雨に降られ、 今日の作業はここまでとなりました。 さて、その途中でいつも聴いているJ-WAVEからクリス智子さんの声が聞こえてきて、 彼女はアートがとても好きという話を日頃からしているのですが、今日は番組の中で・・・、 「水のようなガラスが好き。」 と話していました。 たぶん、そういう方は機械で作ったかのようなカッチリとしたものよりも、手作りのぬくもりを感じられるようなモノのほうが好きなのだろうなぁって思って聴いていました。 私もアートは嫌いじゃないので、それなりに関心はあるのですが、やはり好きの方向性は明らかに違うのは言うまでもなく、 クリス智子さんが「窓が好き」と言っていましたが、私は窓よりも窓から見える初めての景色のほうが好きだったりと、 正直なところ私がアートが好きと名乗るのは気が引けます。 ちなみに、私が好きなのは、キースヘリングやリキテンシュタインといったところで、 それらがアートといえるかどうかは別として、そういうはっきりとしたものが好きです。 なので、靴づくりもそういう性格が思いっきり出ています。 まっすぐな線を引くなら、味のあるフリーハンドよりも定規を使って引いた線のほうが好きですし、 機械で十分良いものが作れるのなら、わざわざ手作業でやろうとは思いません。 もちろんフリーハンドで描いたラインのほうがキレイな部分もありますので、そういうところに置いては柔軟に対応します。 勘よりも計算派なので、イギリスの靴づくりは非常に私に合っていました。 ご存知の方もご存知ない方もぜひ知っておいていただきたいのですが、イギリスのモノづくりってすごくよく考えられていて、 ある意味ドイツよりもドイツ的な部分もあります。 かつての産業革命を引きずっているようなイメージを持っている方もいらっしゃるかもしれませんが、 イギリスのモノづくりは長い歴史の中で研ぎ澄まされたものが残る反面、新しいものに果敢にチャレンジする精神でどんどんアップデートしていっています。 なので、職人の勘で・・・みたいな部分もないわけではないものの、印象とは愛撫違うのかもしれません。 もちろん私たちも、そんなイギリスのモノづくりに則った靴づくりをおこなっています。 ★★★お知らせ★★★ 【お知らせ 1 】 2月から、お客様が履きこんで格好良く成長したシューリパブリックの靴をインスタにアップしていただけるようにハッシュタグを作ってみました。 履きこんだ靴を見てみたいというご要望が多く、ぜひシューリパブリックの靴・ブーツを履いていらっしゃるお客様にご協力をお願いいたします。 詳細は、1月31日のブログをご覧ください。 インスタをやっていないというお客様におかれましては、私たちシューリパブリックへメールに添付して写真をお送りいただければ、私が代わりにアップさせていただきます。 ハッシュタグは #shoerepublicjpn です。 ぜひ皆さまの元に嫁いだシューリパブリックを見せてください。 【お知らせ 2 】 新型コロナウィルス感染症拡大の影響で、工房にいらっしゃるのが難しいけれど靴のオーダーをご希望されるお客様へお知らせです。 ここ数年の間にご注文いただいた方、もしくは前回のご注文がそれ以前の方でも何足かご注文いただいているお客様は、 前回のデータを確認して問題なさそうであれば、そのままそのデータを元にオーダーをお受けすることが可能です。 靴の仕様に関しては、メールなどで打ち合わせをし、革に関してはご希望をうかがったうえでこちらからサンプルをお送りしてお選びいただく予定です。 こんな時だからこそ、足に合った快適な靴を履いて毎日を大切に過ごしたいという皆さま、ぜひご検討ください。 詳細は、4月18日のお知らせをご覧ください。ご不明な点がございましたら、お気軽にご連絡ください。 オーダーではなく、ちょっと話を聞いてみたいとかちょっと相談してみたいという場合には、リモート見学という方法もございます。 まずはメールやお電話でお問い合わせください。 【お知らせ 3 】 シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。 イベントなどの予定は、ホームページトップの下の方のスケジュールをご覧ください。 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。    

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革のご紹介

カテゴリー: Leather:革入荷情報

かつて何度かご紹介をしたことのある革ですが、あるお客様からお取り置きのご依頼をいただきまして改めて思い出しました。 ぱっと見では、いたって普通のスムースの黒い革です。 おそらく、数十年前はいたって普通の革だったのでしょうけれども、 20年、いや、私が靴の学校に入ったころにはもうほとんど見ることがなかったと思うので、もっと前にはすでに希少なもとになっていたのかもしれません。 いわゆるピットでなめした革です。 ピットといのは、シブの槽のこと。 つまり、古典的なタンニンなめしの手法で作られた革です。 いまでもタンニンなめしの革自体は少量ながら作られていますが、それらの革のほとんどが薬品を使って作られているのに対し、 こちらの革はピット(シブの槽)に何度も浸けてものすごい手間と時間をかけて作られたものです。 その名も「ピットキップ」。 正直なところ、タンニンなめしの革はけっこう硬くて、靴の形にラスティングをするのが大変なのではないかと心配していましたが、 少し前にお客様のKさんがご注文してくださり、この革を使って靴を製作したところ、 思っていたような心配は全く無用で、むしろとっても雰囲気の良いステキな仕上がりになりました。 昨今のクロムなめしの革とは全く異なり、さらに一般的なタンニンなめしの革ともまた一味違って、 適当な言葉が思い当たらないくらい素晴らしい仕上がりになりました。 キメがどうとかもうそういうことはどうでもいいくらい独特な深みのある雰囲気で、革が好きな方にはもちろん、 ちょっと特別な革で靴を作りたいと思っている方には、ぜひこの革を使った靴をご検討いただきたいと思います。 厚みは1.5ミリほどで、一般的なキップの革と同じくらいですが、やや硬めでもっちりとした感じです。 私が良くお伝えしている革の裏側ですが、文句なしです。 ここだけの話、どうしてこういう革が革問屋さんに存在していたのかがいまだに謎です。 たぶん、どこかの会社からの依頼でとにかく最高のものを作ってほしいみたいなことになり、実際にサンプルとして数枚作ったけれど製品化にならなかったか、 もしくはどこかのタンナーさん(革を作る会社)が展示会の目玉として最高のものを作ったとか、 とにかく普通の製品レベルのものではないことは確かです。 この革で思いっきりクラシカルあオックスフォードを作っても良いですし、クラシカルな雰囲気を残したチャッカブーツなども格好良さそうです。 おそらく今後はもう入荷することはないと思いますので、気になっている方はお早めにご連絡ください。 ★★★お知らせ★★★ 【お知らせ 1 】 2月から、お客様が履きこんで格好良く成長したシューリパブリックの靴をインスタにアップしていただけるようにハッシュタグを作ってみました。 履きこんだ靴を見てみたいというご要望が多く、ぜひシューリパブリックの靴・ブーツを履いていらっしゃるお客様にご協力をお願いいたします。 詳細は、1月31日のブログをご覧ください。 インスタをやっていないというお客様におかれましては、私たちシューリパブリックへメールに添付して写真をお送りいただければ、私が代わりにアップさせていただきます。 ハッシュタグは #shoerepublicjpn です。 ぜひ皆さまの元に嫁いだシューリパブリックを見せてください。 【お知らせ 2 】 新型コロナウィルス感染症拡大の影響で、工房にいらっしゃるのが難しいけれど靴のオーダーをご希望されるお客様へお知らせです。 ここ数年の間にご注文いただいた方、もしくは前回のご注文がそれ以前の方でも何足かご注文いただいているお客様は、 前回のデータを確認して問題なさそうであれば、そのままそのデータを元にオーダーをお受けすることが可能です。 靴の仕様に関しては、メールなどで打ち合わせをし、革に関してはご希望をうかがったうえでこちらからサンプルをお送りしてお選びいただく予定です。 こんな時だからこそ、足に合った快適な靴を履いて毎日を大切に過ごしたいという皆さま、ぜひご検討ください。 詳細は、4月18日のお知らせをご覧ください。ご不明な点がございましたら、お気軽にご連絡ください。 オーダーではなく、ちょっと話を聞いてみたいとかちょっと相談してみたいという場合には、リモート見学という方法もございます。 まずはメールやお電話でお問い合わせください。 【お知らせ 3 】 シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。 イベントなどの予定は、ホームページトップの下の方のスケジュールをご覧ください。 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。  

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チャッカブーツ

今日ご紹介するお客様は、静岡県にお住いのKIさん(女性のお客様)です。 ご注文いただいていた靴が完成いたしました。 KIさん、 「本当は工房にうかがいたいんですけど、やっぱりちょっと心配なので・・・。」 とのことで、今回は発送による納品となりました。 今回完成したのは、黒のチャッカブーツです。 じつは、KIさんは今回が初めてのシューリパブリックです。 ご注文の時に、サンプルの靴をご覧になって、靴の重さに若干のご心配があったそうですが、 靴のサイズが小さいことや、女性の足に合わせて多少柔らかいインソールを使ったことで、 気にならない程度の重さに仕上がっています。 今回の革は、黒のシュリンクです。 シュリンクの革は、スムースに比べてあたりが柔らかく馴染みも早いので、女性のお客様にもお勧めです。 これまでに靴でいろいろと困っていらっしゃったそうなので、これで一気に解決できると嬉しいです。 ただ、履き初めから完璧ということはありませんので、数か月かけて慣らすような感じでお付き合いいただければと思います。 チャッカブーツのメリットは、ハトメの穴数が少ないので脱ぎ履きにてまがかからないことや、履くときに靴ベラが不要なことなど、 履き心地以外にもメリットがたくさんあります。 女性がこういう靴を格好良く履きこなすのって、とってもステキです。 パンツにもスカートにも合いますから、使い勝手は非常に良さそうですね。 もう少し経って落ち着いたら、ぜひまたいらしてください。 その時に、ご感想などを聞かせていただけたら嬉しいです。 ありがとうございました。 靴の仕様 デザイン:チャッカブーツ レザー: シュリンク ソール: ダイナイトソール ラスト: マイサイズラスト(SRLA+お客様の足に合わせた調整) 製法: ハンドソーンウェルテッド ★★★お知らせ★★★ 【お知らせ 1 】 2月から、お客様が履きこんで格好良く成長したシューリパブリックの靴をインスタにアップしていただけるようにハッシュタグを作ってみました。 履きこんだ靴を見てみたいというご要望が多く、ぜひシューリパブリックの靴・ブーツを履いていらっしゃるお客様にご協力をお願いいたします。 詳細は、1月31日のブログをご覧ください。 インスタをやっていないというお客様におかれましては、私たちシューリパブリックへメールに添付して写真をお送りいただければ、私が代わりにアップさせていただきます。 ハッシュタグは #shoerepublicjpn です。 ぜひ皆さまの元に嫁いだシューリパブリックを見せてください。 【お知らせ 2 】 新型コロナウィルス感染症拡大の影響で、工房にいらっしゃるのが難しいけれど靴のオーダーをご希望されるお客様へお知らせです。 ここ数年の間にご注文いただいた方、もしくは前回のご注文がそれ以前の方でも何足かご注文いただいているお客様は、 前回のデータを確認して問題なさそうであれば、そのままそのデータを元にオーダーをお受けすることが可能です。 靴の仕様に関しては、メールなどで打ち合わせをし、革に関してはご希望をうかがったうえでこちらからサンプルをお送りしてお選びいただく予定です。 こんな時だからこそ、足に合った快適な靴を履いて毎日を大切に過ごしたいという皆さま、ぜひご検討ください。 詳細は、4月18日のお知らせをご覧ください。ご不明な点がございましたら、お気軽にご連絡ください。 オーダーではなく、ちょっと話を聞いてみたいとかちょっと相談してみたいという場合には、リモート見学という方法もございます。 まずはメールやお電話でお問い合わせください。 【お知らせ 3 】 シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。 イベントなどの予定は、ホームページトップの下の方のスケジュールをご覧ください。 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。  

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今年は特にと言って良いほど、今の時期は修理のご依頼が多いです。 4月くらいから、おそらく在宅勤務になった方々からカカトのトップピースの交換をいただいたり、 オールソールの交換などのご依頼も増えています。 梅雨時には、あまりハンドソーンウェルテッドの靴を積極的に履かないという方が結構多いのだろうと思いますが、 そんな時に修理をやっておこうということなのでしょう。 私も修理をまとめてやった方が合理的に進められるので、この時期に修理をお受けするのは非常にありがたいです。 今日お越しいただいたお客様も、オールソール交換1足とカカトのトップピース交換5足というメニューで、 オールソール交換はもう初めからお預かりでしたが、トップピースの交換も今日履いていらっしゃった1足はその場で修理をさせていただき、 残りの4足はお預かりとなりました。 カカトのトップピースは、いつもお願いしております通りゴムの厚さが2mmくらい残っているタイミングでお持ちください。 というのも、2mmくらい残っていれば積み上げにダメージを与えることはほぼありませんから。 でも、それを越してもっと減ってしまうと、ゴムが残っていても多少なりとも積み上げにダメージを与えてしまうこともありますし、 ついうっかりしてしまって大丈夫だろうと思っていたら、大丈夫じゃなかったということだってあります。 これくらいだと、ゴムが残っていてもトップピースをはがしてみると積み上げが凹んでいることもあります。 こうなってしまうと、積み上げのほうも修理が必要になってしまいます。 どうかなぁという時には、メールでもZOOMでもGoogle Meetでも使ってご相談ください。 ところで、今日お客様とお話をしていて、このような靴ってお客様の人生の一部を共にしているんだなぁって思いました。 今日いらっしゃったお客様は、6年ほど前から私たちシューリパブリックの靴を履いてくださっているのですが、 「こちらの靴に出逢って、本当に靴の問題が解消しました。」 とおっしゃっていました。 その後、少しずつ靴を増やしていって今ではシューリパブリックの靴だけで過ごせるほど、それもかなり余裕をもってローテーションができるほどになりました。 たとえば、クルマは若いころに乗っていたあのクルマとか、家族をもって乗るようになったあのクルマとか、 まるでトヨタのCMみたいですが、言ってみれば人生における相棒のようなもので、 靴もオーダーメイドの靴となると、例えば30代を共に乗り越えたとか40代の思い出がたくさん詰まっているというような、 まさに人生の相棒になってくるように思います。 オーダーメイドの靴は、多分クルマと同じくらい、もしくはもっと長い時間を相棒として一緒に過ごせるのではないかと思います。 3か月に1度買って履き潰すような靴だと、さすがに相棒という感覚にはならないかもしれませんが、 永く履ける靴はまさに人生のある一部を一緒に生きる相棒です。 そんな靴を作る私たちは、お客様ひとりひとりの相棒を生み出しているわけで、そう考えてみるととっても重要な仕事なんだと改めて実感しました。 私たちの工房にいらっしゃるお客様は、靴が欲しくないとか必要じゃないという方は一人もいなくて、 当然ながら靴が必要であったり、ぜひそういう靴を履きたいと思っていらっしゃる方ですから、 お客様の気持ちにお応えできる靴を提供したいと思っています。 今日お預かりした靴たちは、修理が終わったらまたたくさん履いていただけることでしょう。 こんなふうにトップピースを付け直して、 インクを塗って乾燥させています。 この後、コバを磨いたら完成です。 靴たち、また頑張っておいで。 ★★★お知らせ★★★ 【お知らせ 1 】 2月から、お客様が履きこんで格好良く成長したシューリパブリックの靴をインスタにアップしていただけるようにハッシュタグを作ってみました。 履きこんだ靴を見てみたいというご要望が多く、ぜひシューリパブリックの靴・ブーツを履いていらっしゃるお客様にご協力をお願いいたします。 詳細は、1月31日のブログをご覧ください。 インスタをやっていないというお客様におかれましては、私たちシューリパブリックへメールに添付して写真をお送りいただければ、私が代わりにアップさせていただきます。 ハッシュタグは #shoerepublicjpn です。 ぜひ皆さまの元に嫁いだシューリパブリックを見せてください。 【お知らせ 2 】 新型コロナウィルス感染症拡大の影響で、工房にいらっしゃるのが難しいけれど靴のオーダーをご希望されるお客様へお知らせです。 ここ数年の間にご注文いただいた方、もしくは前回のご注文がそれ以前の方でも何足かご注文いただいているお客様は、 前回のデータを確認して問題なさそうであれば、そのままそのデータを元にオーダーをお受けすることが可能です。 靴の仕様に関しては、メールなどで打ち合わせをし、革に関してはご希望をうかがったうえでこちらからサンプルをお送りしてお選びいただく予定です。 こんな時だからこそ、足に合った快適な靴を履いて毎日を大切に過ごしたいという皆さま、ぜひご検討ください。 詳細は、4月18日のお知らせをご覧ください。ご不明な点がございましたら、お気軽にご連絡ください。 オーダーではなく、ちょっと話を聞いてみたいとかちょっと相談してみたいという場合には、リモート見学という方法もございます。 まずはメールやお電話でお問い合わせください。 【お知らせ 3 】 シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。 イベントなどの予定は、ホームページトップの下の方のスケジュールをご覧ください。 私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。ご検討中の方は、見学も大歓迎です。 旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。 メールアドレスは info@shoe-republic.com です。    

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