余談ですが、今日は久しぶりに小学生の娘と二人で近所のショッピングモールに行ってきました。
初売りのせいか、驚くほどの人で、駐車場は空いているところを探すのに一苦労し、店内は人をよけて歩くのが大変なほどでした。
そんな中、あちらこちらでショップのスタッフさんの掛け声が響き、
「本日は60%引きです~!」
とか、
「ただいまから70%引きです!!!」
などという、驚くばかりの割引率。
アパレルの服って、確か原価率が低いもので20%前後だったかな?
そして比較的高いもので40%くらいって聞いたことがありますが、少し前に話題になったUNITED TOKYOが50%超えを売りにしていたと記憶しています。
なのに60%も引いてしまうと利益ないんじゃないの?って心配になるほど。
もしくは、その価格でもちゃんと利益が出るようにしているのか、
または、初売りということで利益よりも今の時期の在庫を早々に処分してしまいたいのか、業界が違うので私にはまったくわかりませんが、
いずれにしても驚くばかりでした。
ユニクロなどのファストファッションのお店では、期間限定で割引率を大きくしたりしていて、当然に利益率は低くなっているかもしれませんが、あれはあれでしっかりと商売になっているはずです。
スーパーマーケットで、牛乳やもやしなどを利益度外視で集客のために驚くほど安く販売して、それ以外のものを買ってもらって利益を生むというスタイルとは違うはず。
ただ、一概に利益率が高いからと言ってそれが良いとはいえない部分があって、非効率な仕事をしていればそれだけ原価率は高くなてしまいますし、
その逆で効率を追求して無駄を省いて生産し物流の管理をしていれば、その分原価率は低くなります。
ちなみに、私たちシューリパブリックに関しては、あまり細かいことは言いませんが、ここだけの話お客様に対して非常に良心的な原価率になっています。
製造業ベースの設定といいますか、自分たちで作って管理して販売するというスタイルですので・・・。
さてさて、昨年の末にずっと気になっていた私の靴たちのカカトのトップピースの交換をしました。
カカトのトップピースの交換は比較的簡単な作業なので、やろうと思えば1足15分くらいでできるのですが、
お客様の靴が先になってしまって、なかなか自分の靴まで手が回らなかったというのが実際のところです。
で、交換して新しいカカトのトップピースの靴は、背筋がピンとするというか、カカトが安定するというか、やはり良いものです。
ぜひ、まだカカトがすり経ったままという方は、この機会に修理をしてみてください。
靴に関しては、オシャレは足元からっていう言葉が非常に身近ですが、
決してオシャレである必要はなく、靴屋の勝手な解釈では、
足元まで気配りができる人は、すべてにおいてっ配りができるということを言っていると思っていまして、
他人からの評価を良くするためではなく、必然的にそうなっているものだと思います。
決して高価な靴を履いているのが良いのではなく、普段から足に合っている靴を履いていて、そしてちゃんとメンテナンスが行き届いていることが必要で、
カカトがすり減って、ましてや積み上げまで削れているようでは、初めてお会いする人からはそんなふうに見られてしまいます。
いやいや、評価ではなくすべてがそこに集約しているのかもしれません。
ともあれ、誰かのためではなく自分自身のために、歩きやすい靴のためにカカトのトップピースは適当なタイミングで交換しましょう。
たとえるなら、クルマのタイヤを交換したような気分でしょうか、
替えなくちゃって思っていてなかなかできなかったのが、やっと交換してやはりやってよかったと思うような感じです。
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