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オーダーメイド靴の見えないいろいろ

カテゴリー: Message:伝えたいこと


今日は水曜日なので、私たちシューリパブリックの工房はお休みです。

そして、このお休みを利用して、ウチの家内と一緒に年に1度の健康診断に行ってきました。

私が住む加須市では、40歳から特定健康診査という市でやっている健康診断を受けることができます。

指定された市内のクリニックや病院に行って検査を受けるわけですが、なかなかこういった健康診断と言うのは半強制的じゃないと行かないので、このようなシステムがあることは非常に嬉しい限りです。

ちなみに、私は健康診断に関しては学校の成績よりもはるかに良くて、いわゆる健康優良人です。

でも、だからと言って安心していてはいけませんから、日頃から身体を良い状態に保てるように心がけたいと思います。

また、これからよりいっそう寒くなりますが、身体は常に暖かく保てるように気を付けたいと思います。

 

靴に関しても、私たちシューリパブリックでは6か月点検と称して、お客様がどのように履いていらっしゃるかの確認をさせていただいております。

主な目的は、ハンドソーンウェルテッドの靴のお取り扱いに慣れないお客様が、正しい履き方をされているかを確認するためのものです。

履き初めのころに正しい履き方をしていないと、靴のスペックを十分に引き出すことができなくなってしまいますので、ヒモの締め具合やちょっとした取り扱いに関して確認をさせていただいております。

併せて靴の状態も確認させていただいておりますが、それは正しいローテーションをされているかとか、靴における不具合はないかなどの確認のためです。

こちらの都合でご案内をさせていただくことが多いのですが、一度確認してもらおうかと言う方は、お気軽にご連絡ください。

 

さて、オーダーメイドの靴から思い浮かべる特徴と言うと、まず足のサイズに合っているとか、自分の好きな素材や色の革を使えるということだと思います。

たしかに、欲しいモノや足に合ったモノが見つからない時のオーダーメイド靴を選ぶ理由はそこにあると思いますが、ひとことでオーダーメイド靴と言った時に知らなければ知らないで素通りしてしまうかもしれない大きな違いがあります。

それは、靴のつくりであり製法と言われる作り方なのです。

オーダーメイドと言えば、一般的には1足1足お客様の足に合わせて丁寧に作ります。

丁寧に作るという裏には、少量生産であり、機械による大量生産ではとてもできない緻密な作りと言うことがあるのです。

ですが、製法がもたらす履き心地や靴としての使い勝手の違いは思いのほか大きく、同じオーダーメイドでもそんなに違うのかと驚かれるかもしれません。

その中でも手間のかかる製法がハンドソーンウェルテッドです。

ハンドソーンウェルテッドでは、手作業で製作するメリットを生かして「こうしたらよい靴になる」ということをとことん実現しています。

長時間履いていても疲れにくいこと、何年も履いてどこかが傷んできたり修理が必要になった時には、しっかりと修理ができること、そしてそもそもがそのように修理をして使うことを前提に作られていること、

そんな製法です。

ですが、昨今では製法うんぬんよりもオーダーメイドであるということが独り歩きをして、本来伝わるべきことが十分に伝わっていないように思います。

「オーダーメイド靴」と一言でネット検索をしても、製法における違いなどその裏に隠れている大きな違いまではなかなかわかりません。

価格の差があって、なんだかわからないけれど足に合っていれば良いということで安価なものを選んで、結果的に思っていたモノとは違うと言うことを後で知るということになる可能性もあります。

靴の製法は、靴を選ぶうえで非常に重要な要素です。

このことは、ぜひ知っておいていただきたいと思います。

 

でも、なぜそんなことを言いだすのかということですが、

最近寒くなってきまして、暖かいコートがほしいと思ってリサーチしていまして、

メルトンだったり、ウールだったり、ダウンだったり、いわゆる検索ワード的には良さそうなキーワードが目につくところに書いてあって、一見良さそうなものがたくさんあったのですが、

よくよく見ていくと、メルトンやウール混と言ってもポリエステルがメインだったり、もしくはペラペラだったり、ダウンでも嘘ではないけれどたいして暖かくないようなモノだったりして、

結局は安い商品はそれなりで自分が思うようなものを買おうとすると結構な値段になってしまうということがわかったのです。

特に今年は皆さん忙しいようで、ついネットで買い物をしてしまいがちですが、やっぱり基本は自分の目で実際に確認して選ぶということが良いと思います。

そんな私の経験から、「オーダーメイド」「素材選べる」「足に合っている」と良いところばかり目につくような状況において、

じつはそのほかにももっとちゃんと確認をしてほしいところがあるということを伝えたいと思いました。

あとは、作り手はちゃんと考えてモノ作りをしていますので、時間があるのであれば直接会って注文できるところが良いと思います。

オーダーメイド靴

 

お知らせ

①12月9日(土)と10日(日)には、Rifare大阪店さんにて恒例のイベントを開催いたします。足の計測もおこないますので、靴のフィッティングなどに関して詳しく知っておきたいという方は、ぜひこの機会にお越しください。シューリパブリックのハンドソーンウェルテッドのオーダーメイド靴のご注文も承ります。

②2018年1月より、工房でご注文いただく靴の価格を見直しさせていただく予定で、現在の94,000円(税抜)から95,000円(税抜)に変更させていただきます。

③只今、ダイナイトのトップピース(カカト)をお手ごろな価格で交換するプランを実施中です。詳しくは、11月22日の記事をご覧ください。

 

シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダーメイド靴をお作りしています。

スケジュールはこちらをご参照下さい。
打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。
ご検討中の方は、見学も大歓迎です。

旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら

メールアドレスは mail info@shoe-republic.com です。


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