通勤時にもうちょっと歩こうということ

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今日は水曜日なので、私たちシューリパブリックの工房はお休みです。

午前中は、先日の出張の疲れをとるためにちょっとのんびりしていましたが、もうあと1か月後に迫った一宮の「Handmation & Market」の準備もしなくてはいけないので、

午後からはちょっとした買い物に走りました。

家に戻り、ちょっとだけ事務仕事をしていて思ったのですが

いつの間にか寒くなってきているのです。

ちょっと前なら、暑いから部屋の窓を開けていたのに、数日前は心地よかったと思ったら、今日は寒い。

快適な時期はあっという間に過ぎ去ってしまいます。

寒くなってくると気にしなくてはいけないのが、クルマのタイヤの空気圧。

空気圧

私も2か月ぶりくらいで測ってみたところ、ちょっとだけ不足でした。

ついでにウチの家内のクルマもみてみたら、信じられないような低い値でビックリ。

女性は運転していて気づかないのだろうなぁって思いました。

これからどんどん寒くなるので、半月に1度くらいは測らないといけないです。

 

さて、つい先日のことですが、スポーツ庁が2018年3月から「スニーカー通勤」など歩きやすい服装を推奨するキャンペーンをスタートすると発表したそうです。

そもそものいきさつは、働く世代が多忙のために運動不足に陥っているということで、その解消のために通勤時などにもうちょっと歩きましょうということらしいのですが、

確かに日々忙しくしている方々にとって、運動したくても運動する時間がないのは、何とか改善する必要があります。

通勤時にもうちょっと歩くことを奨励して、国全体でそんな流れを作ることも良いことだと思います。

ですが、「スニーカー通勤など歩きやすい服装」というのは、ちょっと納得できません。

「走る」ということなら、それはスニーカーの方が間違いなく適していますが、ある程度の時間をかけて距離を歩くとなると、スニーカーよりも革の靴の方が歩きやすいのです。

スポーツ庁にケンカを売るつもりは全くありませんが、一般的な考えの中で革靴よりもスニーカーの方が歩きやすいとされているのは、正しい情報を伝えなくてはいけませんし、靴屋も頑張らなくてはいけません。

極論は別として、比べると革靴の方がソールがしっかりと作られていますから、長時間歩いた時に足が正しく機能的な動きができるのに対し、

普通のソールが柔らかいスニーカーを頻繁に履いていると、その柔らかいソールに助けてもらって足が怠けてしまい機能が低下してしまうのです。

ハイキングのブーツだって、登山のブーツだって、ちゃんと歩く必要があるときのブーツは、革靴と同様にしっかりと作られています。

革靴を履いていて疲れるとか足が痛いとか蒸れるとか言っているのは、サイズ選びが正しくないか、靴がちゃんと作られていないなど、革靴であることとは違うところに問題があるのではないかと思います。

全ての方がオーダーメイドの靴を履く必要はありませんが、もう少しちゃんと作られた革靴を履いても良いように思います。

モンキーブーツ

私は、こんな革靴を履いて普通に10キロくらい歩きますよ。

足の裏とかカカトとか、変なところが痛くなることなんてありません。

運動は必要ですので、ぜひちゃんと歩ける革靴を履いて通勤しましょう。

 

お知らせ

【 お知らせ 】

11月11日(土)と12日(日)に愛知県一宮市にて、
クリエーターの仕事をその場で見ていただき、クリエーターたちとのコミュニケーションを目的としたイベントを開催します。
詳細はコチラをご覧ください。

シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダーメイド靴をお作りしています。

スケジュールはこちらをご参照下さい。
打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。
ご検討中の方は、見学も大歓迎です。

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