そのまえに、普段私が「作業工程お知らせメール」に添付する写真を撮っているカメラが、先日突然エラーメッセージと共に動かなくなってしまいました。
このカメラは、確か6〜7年前に買ったもので、これまでに一度同じようなエラーメッセージが出て修理に出したこともありますが、自分が作業している様子を撮るのに便利なバリアングル液晶が付いているので、とても便利だったのです。
永年にわたって当たり前のように頑張ってくれたカメラなので、とても残念です。
もう一度修理に出すという手もないわけではありませんが、今となってはもうだいぶ古いカメラなので、今回はこれでお別れすることにしました。
私は、こんな気持がとっても嫌なので、モノを選ぶときにはとにかくシンプルで丈夫で壊れにくいものを選ぶようにしていますし、自分が作るものもやはりそのようなものになるように心がけています。
さて、話は変わりまして、先日のコージ製靴新潟工場のファミリーセールに持って行った26足の靴のうち、約70%を占めていたのがラスト#SREを使って製作した靴たちです。
具体的に言いますと、ギブソンシューズのみが#SRCを使って製作したもので、残りのチャッカブーツやギブソンブーツは#SREを使って製作したものでした。
基本的な足が触れる部分においては、どちらのラストもほぼ同じような作りなのですが、つま先の部分に関しては#SREのほうがほんの2ミリほど長くなっていて、見え方によってはスマートに見えるかもしれません。
こちらのギブソンブーツは、ラスト#SREを使って製作したサンプルです。
このつま先の雰囲気が、最近になってなんかとっても格好良く感じるようになってきたのです。
いやいや、こういう形状に関しては、全くお好みでお選びいただいて良いので、どっちが新しいとかどっちが格好良いということはありません。
あくまでも、お客様が好きな方をお選びいただければよいのです。
もちろん、すでに両方をお選びいただいている方もいらっしゃいます。
ただ、今回新潟で販売して、両方を並べておいた時に、#SREラストを使った靴のほうが多かったのにもかかわらず早く売り切れたので、新潟のお客様は#SREのような形のほうがおこのみなのかと思いました。
#SREは、ほぼすべてのデザインにマッチしますので、言ってみれば万能なラストになります。
カジュアルテイストの靴でも下品にならず、うまい具合にまとまってくれるようです。
特に巷で流行っているわけでもなく、あくまでも私たちシューリパブリックの中の話になりますが、やっぱり格好良いですね。
最近では、この#SREでチャッカブーツやギブソンブーツが多く出ているようです。
考えて見れば、ハンドソーンの靴に限ると私はまだこの#SREの靴を持っていないので、そのうち時間を作ってチャッカブーツでも作ってみたいと思います。
流れるようなシルエットのチャッカブーツ、格好良いだろうなぁって思っています。
10月までのイベント情報:
10月1日(土)~2日(日) 神戸三宮 SUNさんにて、恒例の計測&オーダー会開催。今回は、SUN特別仕様のこだわりいっぱいのチャッカブーツ(ダークグリーン)を用意していきます。こちらは数に限りがありますので、お早めにお越しください。13時オープンです。
シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダー靴をお作りしています。
今週末のスケジュールはこちら。
旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。
メールアドレスは info@shoe-republic.com です。