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2月納品予定の靴たちがもうすぐ完成

カテゴリー: Break Time:ブレイクタイム


余談ですが、今年の元日に発生した能登地震のレポートや動画を見ていると、改めてその被害の大きさを思い知らされます。

建物が倒れて1階部分が完全になくなってしまっている家や、凸凹になってしまっている道路。

未だに孤立している集落もあるようで、地方で発生したこともあり、地方には地方の大変さがあるのがよくわかります。

他人事のように書いていますが、この先数十年の間に南海トラフに関連する地震が起こるとか、富士山が噴火するとか、少なくとも私たちに大きな影響を及ぼす出来事が起こると言われていて、決して他人事で済ませられないことを感じています。

取り敢えず今回は折を見て、わずかですが被災された方々のお役に立てることを考えてみたいと思います。

約13年前の東日本大震災の時には、今回の地震とは全く違う問題がたくさん発生しました。

特に首都圏では比較的遠くの方から通勤している方々も多く、電車が止まってしまったために帰宅困難になった方々がたくさんいたり、それでも歩いて帰ろうとして途中で自転車を買ったりスニーカーを買って履き替えて帰った方もいたそうでした。

私自身に関しては自宅と職場が近いので15分もあれば歩いて帰ることができますが、普通に都内に通勤している方が災害などの理由で歩いて帰るとなると何時間とかかってしまうはずです。

また、私が住む加須市は都心から50キロのところにあり、都心に通勤できるギリギリのボーダーラインと言われていますが、もし仮に加須に住む方が都心から歩いて帰るとなるとスムーズにいって12時間くらい、休憩をしたり、もしくは思うように歩けなかった場合にはもっと時間がかかります。

そう考えると、普段からある程度の準備をしておいても悪いことはないと思ってしまいます。

東日本大震災の後に、靴の大切さを実感して足に合った靴をご注文いただいたケースが何件もありますしたが、靴屋としては災害が起こる起こらないということに関係なく、足に合っていていざという時には長い距離を歩ける靴を普段から履いていていただきたいと思います。


さて、2月納品の靴たちの製作が順調に進み、ヒールまで付きました。

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ヒールが付いたら、このあとは内側からクギを打ったり、ヒールを削ったりする作業に進みます。

まだまだこの先の作業がたくさんありまして、完成まではまだあと数日かかりそうです。

さらに、今回のグループではシューツリーを一緒にご注文いただいた方がたくさんいらっしゃるので、そちらの方の加工にも時間がかかります。

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このグループには、こんなかわいいフルブローグの靴や、

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こんなおもしろいKUDUのモンキーブーツがいます。

完成して納品させていただくときにまたご紹介しますが、みんなこれからイイ感じに仕上がっていきそうです。

お知らせ

★旅チャッカは皆様にご興味をお持ちいただいているようで、予定数まであと少しとなっています。

★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。

★私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。

★打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。

★ご検討中の方は、見学も大歓迎です。

★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。










 

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