余談ですが、ウチの娘は数年前からアニメにハマっていまして、先ほども進撃の巨人のすばらしさを懇々と語っていました。
作画が素晴らしいとか、内容においては登場人物ひとりひとりのストーリーがあるとか、それってスターウォーズの方が先なんじゃないの?って思いましたが、きっと進撃の巨人にはほかにはない素晴らしさがあって、ウチの娘にピタリとハマったのでしょう。
その他にも東京喰種が好きすぎて、一昨年の夏には石田スイ展を見るために名古屋まで、また昨年の夏にはまたもや石田スイ展を見るために岡山まで行きまして、その情熱をもっと他のことに向けてくれても良いのにって思うこともあります。
それだけではなく文豪の太宰治も好きで、昨年の秋には太宰治のヒストリーをたどる為に弘前や五所川原へ行ってきました。
結局のところ、私は石田スイさんにも太宰治さんにもさほど興味はないのですが、出かけて何か新しいことを知るのはとても楽しいので、すべて同行したのですが・・・。
こんなふうに何かに夢中になるのってとっても素晴らしいですよね。
お小遣いをもらったら、ほとんどすべてそれらに遣ってしまうので、それはそれで潔いと思います。
私も昔はそんな感じでしたが、だんだん大人になると変に常識に振り回されるようになって、持っているお金をすべて遣ってしまうこともなくなり、娘に向かって後先考えてお金を遣いなさいなんてわかったようなことを言って、いまいちオモシロくないなぁって思ったりします。
もう大人なので、子供の頃や学生の頃に比べれば自由に使えるお金はだいぶ増えているので、思い切ってほしいものや好きなことに使ってしまえばよいのに、変な理性なのかついつい我慢してしまいます。
さすがに持っているお金をすべて遣うのはどうかと思いますが、これくらいという金額を決めて自分のために遣って豊かな時間を過ごしたり、何かの経験をしてみたり、本当に欲しいものを買って大喜びをしてみるのは決して悪いことではないと思います。
そう考えた時に、それでは何に遣えばよいのかということですが、考えてみるとこれがありすぎて困ってしまいます。
お客様のKさんは最近キャンプにハマっているそうで、お話をうかがっているととっても楽しそうなので、キャンプも良いなぁということを、昨日の夜にウチの家内と話していました。
でも、ウチの家内はテントで寝るのはもう嫌だと言い出しているし、行くなら私一人になりそうです。
私は娘が小さいころから夏の1週間は長野のキャンプ場に行ってテント生活をしたりしていて、キャンプは好きなのでぜひまたやってみたいと思っているのですが、ひとりで小さなテントを持ってどこかのキャンプ場に行ってみたいものの、ひとりキャンプはこれは結構大変なのが分かっていて、後片付けも大変ですし、それなら家の庭でテントを張ってやってみたらと家内に言われたものの、庭で寝るくらいなら家で寝たいとなり、なんとなくこれは実行されなそうな流れです。
その他だと、私は旅行が好きなので以前にも書いたことがありますが、北海道の室蘭や富山に行ってみたいですね。
おいしいものを食べられると言えば、きっと家族も一緒に行くのではないかと思います。
あとは、スポーツカーに乗ってみたいとか、自転車に乗ってどこか遠くに行ってみたいとか、時間があればできそうなことが多いので、これは先延ばしをしないで何とか早いうちに実現したいところです。
あまり歳をとってしまって、気持ちが億劫になってしまうのは良くないですし、やっぱり今楽しみたいことってありますからね。
幸いにも、最近は何かを収集するなど買って満足するということにはあまり興味がないので、楽しむのはもっばら何か経験に通じる消費になりそうです。
さて、余談が長くなりましたが今日は改めて私たちシューリパブリックの靴が日常に履くためのものであることを伝えしたいと思います。
こちらは、今日私が履いていたギブソンブーツです。
今日はお休みだったので、主に家の用事で出かけましたが、娘が出かけるので駅までクルマで送ったり、その足でヤマダ電機に行ったり、その帰り道にスーパーに行ったりという感じでした。
じつは、私がこの仕事を始めたばかりの頃には、お客様や知人の方々から、
「普段に履くための靴にそんなにお金を出す人なんていないから、ちょっと考えた方が良いんじゃないの?」
というようなことをよく言われました。
その頃は、高価な靴は年に一度か二度の特別な時に履くというような考え方が一般的だったので、オーダーメイドの靴を普段に履くというのはまだまだ理解してもらえませんでした。
でも、それから20年近く経って最近は考え方も大きく変わり、一番多く過ごす日常(普段の時)にこそ快適なものを身に着けることの大切さを多くの方々に理解してもらえるように、いやお客様の方からそれを希望されて、お仕事用の靴やお休みの日に履く靴のご注文をいただいています。
最近は、日々のストレスを減らして心地よく生きることや、快適に眠ることなど、自分の体をいたわることの大切さが十分に理解されているので、靴もストレスなく履いて気に履けるものが求められるのだと思います。
さらに、靴の場合はもしもの時にしっかりと歩けること、例えば12年前の東日本大震災の時のように、災害時には場合によったら長い距離を歩いて帰らないといけないわけで、それができないと大変な事になってしまうことが経験からわかっています。
そういうことも踏まえて、やはり靴はしっかりと歩けるものでありたいと思いますし、靴の大切さをしっかりと伝えたいと思います。
なので、日常に履くための靴は、どうでも良い靴ではなく、いざという時にも身を守る事ができる靴であり、身体をいたわる目的からも最も長く過ごす時間を快適に過ごせる靴であるべきだと思っています。
★★★お知らせ★★★
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