余談ですが、最近は急に寒くなってまだ１０月だというのに一気に冬になってしまったような感じです。

我が家では、この時期は家族全員が花粉症で大変なのですが、今年から鼻うがいをするようになりだいぶ楽になりました。

皆さんご存知ですか？

今田耕司さんが出演しているCMをご覧になったこともあるかもしれませんが、鼻うがいの「ハナノア」というヤツ。

鼻うがいというと、プールで間違って鼻に水が入ってしまったあの痛さをイメージする方もいらっしゃるかもしれませんが、実際には全然違いまして、私もやってみましたが痛さは感じませんでした。

むしろ、鼻うがいのあとのスッキリ感がなかなか良くて、この時期花粉症で悩まされている方にはお勧めしたいと思います。

ただ、このハナノアの洗浄液が結構高くて、これを毎回買ってきて使うのはなかなか大変だと思います。

そうです、私もそう思いました。

だいたい１回に使う洗浄液の量が100mlほどなのですが、ネット通販で見てみると500mlで600円以上もするのでちょっと高いなぁって思いますよね。

鼻うがい１回で120円程度の計算になります。

そこで私は調べました。

この鼻うがいの洗浄液は、基本的に生理食塩水であり、それは大雑把に言ってしまえば1%の食塩水なのです。

ただ、そんなものを600円で売っているわけではなく、600円にはそれなりの理由があります。

それは、鼻が痛くないこと。

ちゃんと研究して鼻が痛くないような洗浄液を作ったようなのです。

それはそれでありがたいのですが、やっぱり頻繁に使うにはちょっと高いですよね。

家で作る1%の食塩水そのままだとちょっと痛いらしいのですが、これには解決策がありまして、これを体温よりもちょっと高い温度（だいたい38度くらい）にしてあげると、全く問題ないのです。

つまり、250mlのお湯に5gの食塩を溶かして、さらに250mlの水を加えると適当な温度の生理食塩水ができます。

我が家ではこれを使ってジャバジャバと鼻うがいをしています。

もしよかったら、お試しください。


さて、今日はお客様のＫさんが靴の点検を兼ねてカカトのトップピース交換にお越しいただきました。

前回Ｋさんがいらっしゃったのがコロナの前だと思いますので、3年ぶりくらいになります。



こちらが今日Ｋさんがお持ちになった靴たちです。

上の半分がKさんの靴で、下半分が奥様の靴です。

じつは今日奥様がお仕事に1足履いて行っているので、それぞれ6足ずつになります。

こうして見てみると、Ｋさんと奥様の靴のお好みがわかりますね。

Ｋさんは、どちらかというとスタンダードなモノを好まれるタイプですね。

カカトのトップピース交換が必要なモノは修理をして、他は靴の状態を確認させていただきました。

やはり、これだけの数があれば1足にかかる負担も少なくなるので、カカトのトップピースを交換するタイミングも長くなりますよね。


私が考える靴の点検は、実は靴との付き合い方がまだよくわからない方に対して、半年くらい履いていただいたタイミングで靴の履き方や状態の確認をしたり、もしくは必要があればアドバイスをして靴と正しくお付き合いいただくための指南をするというものです。

初めてオーダーメイドの靴を履くという方や、これまで革靴との付き合い方をあまりご存じなかったという方もたくさんいらっしゃるわけで、せっかくオーダーされた靴が誤った履き方で壊れてしまうようではいけないですから。

そんなわけですから、靴の履き方やメンテナンスの仕方をご存じの方には基本的には私どものメンテナンスは不要だと思っています。

クルマの半年点検とはやや意味合いが異なるのです。

ただ、せっかく何かの用事があってお越しいただくのであれば、そのついでに靴を見せていただくことで、カカトのトップピースの交換のタイミングを確認したり、ちょっとしたメンテナンスができたりというメリットはあります。

私は基本的にお客様自身にメンテナンスのできる方になっていただきたいと思っていますし、最初のメンテナンスの際にだいたいのことを知っていただいて、お客様自身で靴を上手に育てていただきたいと思っています。

それを踏まえて、わからないことなどがありましたらお気軽にご質問いただければと思っています。

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