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ギリーブーツ

今日のお客様は、埼玉県にお住いのMSさんです。 ご注文いただいた靴が完成いたしましたので、納品&フィッティング確認のためにお越しいただきました。 MSさんは、どちらかというとちょっと変化球的な仕様の靴がお好みで、今回もかなりの変化球の靴です。 早速履いていただきました。 MSさんは定期的にご注文してくださっていて、さらにいつもこのブログをチェックしてくださって、おもしろい情報をいち早くキャッチしてくださっています。 なので、今日はちょっと早めの時間に書いています。 今回完成したのは、ブルーの革で作ったギリーブーツです。 でも、ただのギリーブーツではなく、この革は牛の革ではなくクードゥーという動物の革で、私もこの革を買ってきたときはクードゥーという動物自体知りませんでしたが、なかなか個性的な迫力のある牛のいとこのような動物でした。 そんなクードゥーの革は、牛の革とはちょっと違いまして、ちょっとフワッとしていて柔らかいのですが、厚みが適度にあって靴自体は結構しっかりした仕上がりになっています。 また、この革の特徴として引っぱった部分は色が薄くなるようで、そのあたりはプルアップの革に似ています。 ともあれ、かなり個性の強い革でMSさんにはピッタリでした。 また、そんな革選びにとどまらず、申し越し変化球的な要素が欲しいとのことで、今回はコバの部分をクリアの仕上げにしまして、これまたちょっと個性的な仕上がりになっています。 そんな感じで、見た目のクセの強いブーツに仕上がっていますが、じつは履き心地はかなり良いと思います。 というのも、このクードゥーの革の素材がかなり影響を及ぼしているようで、スコッチスウェードのしなやかさとシュリンクの革のふんわり感と、オイルの革のしっかり感を合わせたような素材感なので、とっても優しい履き心地でありながらしっかり感を感じることができるとではないかと思います。 次回、MSさんにお会いした時に、履き心地に関して詳しくご感想などをうかがってみたいと思います。 MSさん、今回もありがとうございました。 靴の仕様 デザイン: ギリーブーツ レザー:  クードゥー ソール: ダイナイトソール ラスト: マイサイズラスト(SRE+お客様の足に合わせた調整) 製法:ハンドソーンウェルテッド 今回使用した革の在庫の有無: 完売 ★★★お知らせ★★★ ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。  私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。  打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。  ご検討中の方は、見学も大歓迎です。  また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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チャッカブーツ

今日のお客様は、千葉県にお住いのFSさんです。 ご注文いただいた靴が完成いたしましたので、納品&フィッティング確認のためにお越しいただきました。 早速履いていただきました。 今回完成したのは、こげ茶のスウェードで作ったチャッカブーツです。 FSさん、今回の靴が2足目になりますが、1足目の靴が思いのほか履きやすくて、そちらは主にお仕事の時にお履きになるそうですが、それとは別にオフの時用にもほしいとのことで、今回の靴のご注文となりました。 また、そろそろスウェードが無くなるというタイミングでしたので、スウェードのあるうちにということもあって、この革をお選びいただきました。 このチャッカブーツは、Lストームウェルト仕様でカジュアル感がイイ感じに出ていると思います。 こんなチャッカブーツがあると、ちょっと出かける時でも履けるので使い勝手がとても良さそうです。 ぜひたくさん履いてくださいね。 今回もありがとうございました。 靴の仕様 デザイン: チャッカブーツ レザー:  スウェード ソール: ダイナイトソール ラスト: マイサイズラスト(SRD+お客様の足に合わせた調整) 製法:ハンドソーンウェルテッド 今回使用した革の在庫の有無: 完売 ★★★お知らせ★★★ ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。  私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。  打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。  ご検討中の方は、見学も大歓迎です。  また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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セミブローグシューズ

今日は、靴が完成したのですがお客様のご都合で納品がちょっと先になってしまうかもしれないという靴をご紹介させていただきます。 Sさんのセミブローグシューズです。 深いグリーンの革にこげ茶のアイレットやウェルト、そしてソールを合わせたセミブローグシューズです。 普段はグリーンというと黒のパーツを合わせることが多いのですが、Sさんはしばらく迷ってこげ茶に決めました。 靴が完成して、Sさんの選択は正解だったと思います。 もちろん黒のパーツにしてもそれはそれでとっても格好良いと思いますが、この深いグリーン+こげ茶という組み合わせがとってもオシャレなSさんらしくてイイなぁって思いました。 全体的なまとまりもとっても良くて、すごくクラシカルで格好良いです。 こんな靴を普段にフツーに履いていたら、ちょっと一目置いちゃいますよね。 Sさん、お待ちしています。 ★★★お知らせ★★★ ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。  私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。  打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。  ご検討中の方は、見学も大歓迎です。  また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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今日は水曜日なので、私たちシューリパブリックの工房はお休みです。 ですが、お休みでも何かと用事があるもので、諸々の用事を済ませるために午後からちょっと出かけてきました。 まずひとつ用事を済ませ、次の用事まで1時間半ほどあったので、食べそこなったお昼ご飯を最寄りのスーパーに立ち寄って買い、地図で見つけた公園に行ってのんびりと食べるという、なんとものどかなのか忙しいのかわからない時間の過ごし方でした。   地図によるとこの公園は合併記念見沼公園という公園のようで、大宮駅から少し東の方に行ったところにあるとても静かな公園です。 空が青くて、とっても気持ちが良い日でした。 ところで、今日私の相棒は最近ときどき履いているギブソンブーツです。 クルマで移動だったのでスニーカーでも良かったのですが、今日の気分はギブソンブーツだったのでこれを履いて行きました。 お客様から、私がギブソンブーツの話を書くときはいつも以上に熱が込められているとよく言われますが、これはもうすべての方に一度履いていただきたいと思っています。 何が良いのかと言いますと、足首の周辺を程よくホールドしてくれて、なおかつ足首の自由度が阻害されないというこの絶妙な感じがこの上なく素晴らしいのです。 もちろんチャッカブーツもしっかりと足をホールドしてくれますが、チャッカブーツはどちらかというと軽快感があって軽やかに歩けるのに対し、このギブソンブーツはもう少し重厚な感じで、よりしっかりとホールドしてくれる感がはっきりと伝わってくるのです。 どちらも素晴らしく、どちらも心地よいのですが、長時間歩くときには私はギブソンブーツをお勧めします。 チャッカブーツよりも筒の高さが1インチほど高く、そのおかげでより足首をしっかりとホールドしてくれるのですが、それは一言で言えば安心感なのです。 大きなクルマに乗っているような安心感に似ているように思います。 おいしいものや心地よいものって、いくら言葉で伝えても伝わらないので、もし興味をお持ちいただいた方がいらっしゃったら、ぜひ一度お試しください。 この心地よさを理解していただけることと思います。 ★★★お知らせ★★★ ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。  私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。  打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。  ご検討中の方は、見学も大歓迎です。  また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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3月納品

余談ですが、先日ムダ遣いをした買い物が今日届きました。 何を買ったのかと言いますと、ドライフルーツです。 アンズ、デーツ、レーズンなどを結構大量に買いました。 ドライフルーツにはカリウムが多く含まれていて、昨今の塩分の採りすぎが疑われる食事に良いのではないかと思うのですが、今度はカリウムの採りすぎはまた別の問題につながるので、適量をおやつに食べようと思っています。 特に、デーツはカリウムのほかに鉄分やマグネシウムも含まれているそうで、小腹が空いた時にちょっと食べるには最適です。 さて、今日は3月納品予定の靴たちが完成しました。 もうすでに日曜日に1足納品しましたので、今は7足が納品を待っているところです。 今回の靴が初めてのシューリパブリックの方もいらっしゃれば、もうとても永いお付き合いのお客様もいらっしゃって、初めてのお客様にはどんなご感想をいただけるのか今から楽しみです。 こうして靴を通じてたくさんの方々とお会いできるのはとっても嬉しいことであり、さらに靴を活用していただけるのはありがたいなぁって思います。 これらの靴を納品させていただくときに、靴の詳細をお伝えします。 ★★★お知らせ★★★ ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。  私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。  打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。  ご検討中の方は、見学も大歓迎です。  また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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革

余談ですが、今日靴の点検のためにお越しいただいたMさんと、秋田県の大館市の話でたいへん盛り上がりました。 大館市は、私は昨年の11月にちょっと用事があって訪れて、これがなかなか楽しい街だったという思い出があり、Mさんはお仕事の関係で定期的に訪れているそうで、特別メジャーな街ではないのにお互いに大館市の情報がたくさんあって、とっても楽しかったです。 私が大館市に行ったときは、もう来週あたりから雪が降り始めるというタイミングでとっても寒かったのですが、まだ道路には雪がなく移動は不自由なくできました。 私が大館市で訪れたかったのは、煉屋バナナで有名な煉屋さんです。 皆さん、煉屋バナナってご存知でしょうか? 菅前首相も食べたという、バナナの最中なのですが、このバナナの最中はバナナと言っているのにバナナは入っていなくて、バナナのエッセンスでバナナ餡を作っているのだそうです。 そもそもこの煉屋バナナは、昔まだバナナが高価だったころに、この店主さんが子供たちにバナナを食べさせてあげたいという気持ちからこのバナナの最中を作ったのだそうで、それが今でも受け継がれているということです。 今はおいしいお菓子がたくさんありますが、それでもこの煉屋バナナは十分に価値あるお菓子で、ぜひ私も食べてみたいということでこの煉屋さんを訪れて煉屋バナナを購入したのでした。 そしてもうひとつの目的は、ファミレスのトマトアンドオニオンです。 このトマトアンドオニオンの件は、以前にも書いているので今回は省略させていただきます。 対してMさんのお勧めは、レストランのえんとつと、こちらも同じくレストランのドルフィンとのこと。 これまで何度も大館市に行かれたそうですが、これらがMさんのお勧めだそうです。 じつはMさんがお勧めしてくださったえんとつとドルフィンと、私がお勧めした煉屋さんは、偶然にも同じ通り沿いにあって、あとで調べてちょっとびっくりでした。 大館市は、観光を目的に訪れるともしかしたら期待外れと感じてしまうかもしれませんが、何泊かしてじっくり街の様子を写真にでも収めて、この素朴さを感じたり居酒屋に立ち寄って地元の方々と話をしてみると、味わい深さを実感できる街だと思います。 ちょっと重々しい空の様子や、雪国特有の信号やアスファルトの感じ、そしてちょっと寂しい感じの街中の様子は、それらを受け止めるぞという気持ちで訪れるととってもステキなものです。 今はまだ雪が大変な事になっているのかもしれないので、次回はもう少し暖かくなったころにまた訪れてみたいと思います。 さて、今日は最近なぜか人気の革に関してお伝えします。 工房に展示しているギブソンブーツは、元々はネイビーだったのがいつの間にか焼けてグリーンとグレーの中間色のような色になってしまっているのですが、この革がとっても人気なのです。 この広げているネイビーが元の色で、これが焼けてこのブーツの色になってしまったという訳です。 この革は、Conceria 800社のVacchetta 800という革で、詳しいことはよくわかりませんが染料が酸化してこのような色になってしまうと聞いています。 でも、なぜかお客様が気に入ってくださるのはこの焼けてしまった方の色で、この色でと言われてもネイビーで作って焼けるのを待っていただくしかないのです。 だいたい、パッと見て全然違う色なのでこれが本当にこれになるのかと心配になってしまうかもしれませんが、これは間違いなく同じ革であり、ネイビーがこの説明しにくい色に変わったのです。 こんなグリーンとグレーの中間色の靴なんてあまり見かけないので確かに珍しいですし趣があると言えばありますよね。 そういわれれば、格好良い色かもしれません。 このネイビーももうあと2足分ほどしかありませんが、こんなオモシロイ革で作ってみたいという方がいらっしゃいましたら、ぜひお早めにお声がけください。 半年もすればすっかり焼けてこのブーツの色のようになります。 その変化を楽しむのも、これまた趣がありそうです。 ★★★お知らせ★★★ ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。  私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。  打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。  ご検討中の方は、見学も大歓迎です。  また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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チャッカブーツ

今日のお客様は、埼玉県にお住いのSHさんです。 ご注文いただいた靴が完成いたしましたので、納品&フィッティング確認のためにお越しいただいました。 早速履いていただきました。 今回完成したのは、黒のスムースの革を使って製作したチャッカブーツです。 SHさんは、初めは私どものお客様のSさんのご紹介でお越しいただいたのですが、シューリパブリックの靴が完成して履いてみたところ、これまで履いていた靴と全然違っていて、たくさん歩いても疲れず、初めからどこも痛くならないということで、一気に靴に対する考え方が変わったのだそうです。 以前は、既製品のブーツを履くとすねが痛くなったり、スニーカーでもどこかが痛くなっていたそうなので、革靴なのにこんなことになるなんてと大変驚かれたとのこと。 そんなわけで、今回の靴が2足目になります。 1足目はカジュアルな雰囲気でしたが、2足目はお仕事で履きたいとのことで、ラストまで作ってまったく違う雰囲気で仕上がりました。 今回の靴もフィッティングは上々のようです。 じつは今日はSHさんがお知り合いの方をお連れいただいたのですが、その方にうかがったところ、最近SHさんは靴についてとっても熱く話されているのだとか。 今日も私の代わりにシューリパブリックの靴についてたくさん説明してくださいました。 ちなみに、今回使った革はイタリアのrusso di casandrinoというタンナーさんのKing MPという革なのですが、この革はとっても品質が高く何とも言えない上品な雰囲気に仕上がります。 初めにちょっとだけクリームを塗ってあげれば、あとはブラッシングでイイ感じのツヤを保てそうです。 SHさんも大変気に入ってくださいました。 今回もありがとうございました。 靴の仕様 デザイン: チャッカブーツ レザー:  キップ ソール: ダイナイトソール ラスト: マイサイズラスト(SRF+お客様の足に合わせた調整) 製法:ハンドソーンウェルテッド 今回使用した革の在庫の有無: 有り ★★★お知らせ★★★ ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。  私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。  打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。  ご検討中の方は、見学も大歓迎です。  また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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フルブローグブーツ

今日のお客様は、埼玉県にお住いのMSさんです。 ご注文いただいた靴が完成いたしましたので、納品&フィッティング確認のためにお越しいただきました。 MSさんとは、もうだいぶ永いお付き合いになり、お会いすると靴以外の話の方が多くなってしまいます。 ともあれ、早速履いていただきました。 今回完成したのは、もう今となっては伝説となってしまったスコッチスウェードで製作したフルブローグブーツです。 先ほども書いた通り、MSさんにはすでにたくさんの靴をご注文いただいていて、新しい靴が完成したからと言って靴の履き心地がどうのという話はなく、最近はこんなことがあったとか、こんな予定などという話が先行してしまうので、ご感想をうかがうまでもなく、さらに言ってしまえば試し履きをしていただくのを忘れてしまいそうになりました。 それでも、やっぱりフルブローグは格好良いと思います。 そうそう、MSさんとスコッチスウェードの話をしている時に、 「やっぱり革が無くなる前にスコッチスウェードのサンドベージュでモンキーシューズを作っておけばよかった・・・。」 と、非常に残念がっていました。 MSさんは、私のことをよくご存じなので、 「もうなくなったと言っておいて、じつは1足分くらい出てくるんじゃないの?」 とおっしゃっていましたが、もう本当になくなってしまいまして、現時点で残っているスコッチスウェードは、黒があと1足分のみになります。 素材は完売してしまったら再入荷がないものもありますので、気になったものはお早めにご注文ください。 スウェード×ブーツ×フルブローグという仕様は、ある意味完成していますよね。 ぜひたくさんご活用ください。 今回もありがとうございました。 靴の仕様 デザイン: フルブローグブーツ レザー:  スウェード ソール: ダイナイトソール ラスト: マイサイズラスト(SRE+お客様の足に合わせた調整) 製法:ハンドソーンウェルテッド 今回使用した革の在庫の有無: 完売 ★★★お知らせ★★★ ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。  私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。  打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。  ご検討中の方は、見学も大歓迎です。  また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。  

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一時しのぎ

カテゴリー: Message:伝えたいこと

ミンクオイル

今日は私たちシューリパブリックの工房がある埼玉県加須市では、今季初の雪が降りました。 だいたいこれまでは、降ると言われても大したことなくて、毎回しっかりと準備をして臨むも空振りに終わっていましたが、今日はそれらに比べれば多少積雪らしきものを感じることができました。 これが一番たくさん積もった時の工房の前の様子。 このあと、雪が雨に変わり、クルマがたくさん通って雪はほとんどなくなってしまいました。 それほど気温が低かったわけではないので、雪はサラサラではなくべちょべちょだったので、すぐに溶けるだろうと思っていましたが、その予想よりもさらに早くなくなってしまいました。 雪が多く降る地域の方々は、普段から雪用の靴を履いていると聞いたことがありますが、こちらではおそらく多くの方が夏でも冬でも大差ない靴を履いているはず。 今日のように雪が降ると、ちょっと困ってしまいます。 今日なんて、元々の予報ではたいして降らないようなことを言っていたのに、予定よりもちょっと多かったようで、仕事から帰る時にべちょべちょの雪に遭遇した方も少なくないのではないでしょうか。 こんな時、理想は撥水スプレーですよね。 オフィスに1本準備しておくとよいのですが、すっかり忘れたとかあまり使わないのでそのために用意しておくのもちょっと・・・という方に、一時しのぎ的に使えるものをご案内します。 あくまでも一時しのぎです。 ないよりマシという程度です。 それがこちら。 ミンクオイル。 もうひとつあります。 KIWIのミンクオイル。 中はこんな感じ。 ミンクオイルって、子供の頃に野球のグローブに塗った記憶があったり、ワークブーツに塗ったりしますが、ビジネスシューズや革靴に塗っても良いものなのかという声が聞こえてきそうです。 その答えは、常用するべきものではありませんが、あくまでも撥水効果を求めて使うということであればアリだと思います。 これは、塗り方が重要なので間違わないようにしてください。 ミンクオイルは、このオイルの成分を革に浸透させて撥水であったり防水などの効果を発揮するのですが、その際に革が柔らかくなりすぎてしまったり、カビが生えやすくなってしまうなどのリスクもあります。 なので、今回のように一時しのぎ的に革靴に塗る場合、さっと塗って染み込む前にさっと拭き取るという塗り方が良いのです。 これでイメージ的には表面に薄い膜のようにミンクオイルが塗られます。 実際にそのようにミンクオイルをサンプルの靴に塗って、わざわざ雪が降るところに出てみましたが、これじゃちょっと良くわからないので、 水道から水を流してみたところ、とりあえずしっかりとはじいているようでした。 ただ、この効果がずっと続くわけではなく、先ほどからお伝えしている通りしないよりもマシという、あくまでも緊急避難的なものであることをご理解ください。 やっぱり、雨の日や雪の日には、専用の靴を1足用意してそれを履いた方がいろいろな面で良いと思います。 私たちシューリパブリックで言えば、旅チャッカや雨仕様の企画商品もあるので、必要な方は発売期間を狙ってご注文ください。 ★★★お知らせ★★★ ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。  私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。  打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。  ご検討中の方は、見学も大歓迎です。  また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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似て非なるもの

カテゴリー: Message:伝えたいこと

ジャスパー

どうやら関東では明日のお昼頃から雪が降るようで、私も明日はしっかりと雪の対策をして出勤したいと思っています。 私は普段の通勤は自転車を使っていますが、明日はさすがに自転車ではなくクルマで行こうと思います。 もしくは、歩いて行っても大した距離ではないので、状況によって判断するつもりですが、もし歩いていく場合には雪が降って帰りには雪が踏み固められているかもしれないので、滑りにくい靴を履いて行こうと思います。 それで、ちょうど良いサンプルがあったのでご紹介させていただきます。 おそらく私が明日履いて行くだろう靴が、こちら。 KEENのジャスパー。 これじゃなくても良いのですが、雪の日に履く靴の条件としてソールがゴムであること。 このほかにも、サンダンスというレインシューズもあるのですが、こちらの方がヒモでしっかりと足を締めることができるので、良いのではないかと思います。 ソールの凸凹は決して深くありませんが、ゴムのソールは凍った路面を歩く際には比較的安心なのです。 これに対して、実は非常によく似ている靴を持っていまして、それがこちら。 めちゃめちゃ似ていますが、これはワークマンで1,900円で購入したアーバンハイクという撥水の靴です。 雨の日に履こうと思って購入しましたが、なかなか履く機会がなくてまだおろしていません。 この靴を作った人は、本当にKEENのジャスパーが好きだったんだろうなぁって思うほどよく似ていまして、あまり靴に詳しくない方だと間違ってしまうかもしれません。 ですが、ジャスパーが12,800円ほどなのに対してこのワークマンの靴は1,900円ということで、同等のクオリティを求めてはいけません。 では、なぜ私が明日雪が降った時にこの撥水の靴を履かないのかと言いますと、 ソールがウレタンなのです。 ウレタンのソールは、安いコストで作れて、クッション性も非常に優れているのですが、凍った路面では滑りやすく、なおかつ一度履いたら加水分解に向かってカウントダウンが始まってしまう可能性が高いという、なかなか良いのか悪いのか迷ってしまうような性質がありまして、 これは梅雨の季節に履いた方がよさそうだと思い、今回は留守番となる予定です。 ウレタンのソールは、皆さん勘違いしている方もいらっしゃるかもしれないのでお伝えしておくと、クオリティの良し悪しで程度の差もあるのですが、一度履くと加水分解のリスクが発生すると言われていまして、ただ保管の仕方でその状況は大きく変わります。 ウレタンソールの靴は、一度履いたものを靴箱に入れて保管したり、風通しの良くない下駄箱に入れておくと、加水分解しやすくなります。 また、ソールはウレタンじゃなくても、接着剤がウレタン系のものを使っていることもあります。 私は、以前にニューバランスの574を買いまして、何度か履いて靴箱に入れてしまっておいたら、接着剤が劣化してソールがパッカリはがれてしまったことがあります。 その靴のソールはゴムでしたが接着面にはEVA(スポンジのような素材)が使われておりまして、そのEVAの部分が剥がれてしまったのです。 なので、結論としては靴はもったいないからと言って履かないでしまっておくのは靴にとっては良くないので、一度履いたらなるべく履くようにして、新品でもやはり履いてあげた方が良いと思います。 ★★★お知らせ★★★ ★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。  私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。  打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。  ご検討中の方は、見学も大歓迎です。  また、オンラインによる見学や打ち合わせにも対応させていただいております。 ★メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

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