余談ですが、最近のデジカメはファインダーではなく液晶のモニターを見て写真を撮るということが多くなりましたよね。
私も一眼レフ以外ではそんな撮り方が普通になっています。
ただ、富士フイルムから発売されているX-Pro3というモデルは液晶は見ないで撮ってねと言わんばかりの仕様になっていまして、デフォルトのスタイルでは液晶は裏返してあって写真を撮るときはファインダーを覗いて撮るようになっており、撮った写真もいちいち見ないような仕様になっています。
なかなかエッヂの効いたモデルで、このモデルのファンも非常に多いと聞いています。
ふむふむ、そういうのってやっぱりカメラらしくて良いなぁって思っていまして、私もファインダーがついているカメラを使う時には液晶ではなくファインダーを覗いて撮ろうとしているのですが、どうにも最近はやりのEVFはなんとなく見にくくて性に合いません。
別に見えないわけではないし、むしろ液晶に写る絵がそのままファインダーの中に見えるのだから、何の不具合もないはずなのに、なんとなくですが好きになれません。
それなら、一眼レフのカメラでファインダーを覗いてプリズムを通して見える見え方の方が私には合っているように思います。
そんなの単なる好みなんだから、どっちでも良いと言えばそれまでですが、今日ウチの中学生の娘と一緒にカメラをいじっていまして、ウチの娘は私と反対でEVFの方が見やすいと言っていたので、それって世代の格差なのかと思ってしまいました。
そんなことを言いつつ、今日はウチの娘が撮った写真を使います。
こちらは、ご都合で取りにいらっしゃるのがちょっと先になってしまうお客様のギブソンブーツです。
こちらのお客様は、すでに何足かの靴を納品させていただいておりまして、毎回気に入っていただいて次の靴をご注文いただいています。
そして、今回の靴はフランスのあの革を使って製作したダークブラウンのギブソンブーツです。
それもパンチドキャップ付き。
比較的落ち着いたデザインですが、ストレートキャップに親子穴が空いていることや、Lストームのウェルトをお選びいただいていることで、なかなか個性が出ているモデルです。
こんなギブソンブーツは、これからの季節にきっと活躍してくれることでしょう。
ギブソンブーツは、もしかしたら脱ぎ履きが面倒だからあまり履こうとは思わないなんて思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、いつはギブソンブーツは靴ヒモをほどいたらハネの一番上の部分を持ってパッと開くと簡単にハネが開きます。
チャッカブーツやギリーシューズでハネを開くのとほとんど同じような感じです。
それでいて、足をしっかりとホールドしてくれるので、機能的には非常に優れています。
靴の履き心地は好みがわかれるかもしれませんが、ギブソンブーツに関しては履いてみると比較的リラックスしたフィッティングでしっかりと足をホールドしてくれるという、不思議な履き心地なので、一度履いてみたら好きになるという方もなかなか多いようです。
私も自分用にギブソンブーツを今作っていますし。
ブーツには抵抗があるという方も、もしご興味があれば一度工房にお越しいただいて、サンプルのブーツをお試しに履いてみてください。
★★★お知らせ★★★
★只今、The フォーマルプランを受け付け中です。詳細は、9月24日のブログをご覧ください。
★幸運のラストワンプランは、只今CONCERIA DEL CHIENTI社のSAFARIを使ったご注文を受け付け中です。
★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。
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