ブラッシング

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私は寒いのが大嫌いで、暑いのも大嫌いなんですけど、とにかく冬の寒い時期は大変な着ぶくれをして寒さをしのいでいます。

なので、温かいコートが大好きで特にメルトンやツイードのコートを好んできています。

ウールのコートって毛布みたいで落ち着くんですよね。

そんなわけで、ウールのコートはとっても大切にしていまして、着る度に、いや着なくても気が向いた時も含めてシーズン中はよくブラシをかけています。

メルトンにしてもツイードにしてもしっかりとブラッシングをしておくと生地が傷みにくく、良い状態で永く着ることができます。

これは靴にも言えること。

靴に十分にブラシをかけることで、靴のアッパーが良い状態を保てます。

ブラッシング

これってなぜだかご存知ですか?

ちょっと調べてすぐに出てくる答えが、革にホコリが付くことで革の水分を奪ってしまうため、そのホコリを落として革を乾燥から守ってあげること。

これは非常に大切なことです。

でも実はもうひとつ理由があります。

それは、ブラシをかけることで革を揉んであげるような、いわゆるマッサージの効果があるらしく、結果として革の内部の水分や油分が安定するのだそうです。

物理的な大きな理由はこの2つのようです。

その他には、クルマの洗車と同じで頻繁に見てあげることで靴の状態を随時確認できるとか、靴に関心を持つことで日頃から靴を大切に扱うなど、二次的なメリットもあるのだとか。

いずれにしても、ブラッシングを頻繁にすることで靴を良い状態に保てるわけですから、ぜひこれは普段から心がけてやっていただきたいと思います。

ちなみに、ブラシに関してはいろいろなご意見がありますが、私は馬毛のちょっと大きめのブラシが適していると思います。

馬毛でもじつはピンキリで、馬の毛のどの部分か(毛先か元の方かなど)によって毛の硬さや質感が変わってくるため、あまり安すぎるものは避けた方が良いかもしれません。

ちなみに、私たちシューリパブリックでいま取り扱っているものは、1,600円くらいのドイツ製のブラシで、そこそこ持ちやすくて使い勝手は良いと思います。

良かったら、お越しいただいた際にお声がけください。

気が付いた時にブラッシングできるように、ご自宅の玄関と職場にブラシがあると良いですね。

ブラッシング

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