自分らしくあるためのモノ選び

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私は数か月前からずっと気になっているモノがあります。

いや、正しく言えば気になっていたモノがあります。

それは、富士フイルムから発売されている「X-PRO3」という名のカメラです。

非常に趣味性が高いとか、エッヂが立っている人が使っている人とか、個性が強いなどと言われているモデルで、簡単に言ってしまえばこれを使っている人は格好良いなぁって思えるモノなのです。

その特徴は、一般的なデジカメであれば普通にあるはずの液晶画面が隠れていて、写真を撮るたびにその写真を確認するのがちょっと面倒な作りになっているという、なかなかマニアックな仕様なのです。

ただ、これはちゃんと意味があって、そんないちいちとった写真を確認してどうこう言うのではなく、そんなこと気にせずにパシャパシャ撮りなさい、そのために液晶が見にくくなっているというメッセージなのだとか。

昔使っていたフィルムのカメラはみんなそんな感じで、とにかくとることに集中して1枚でもムダにしないように神経を集中して撮っていたものです。

そんな昔のカメラ好きに倣って、液晶は見ないというカメラなのです。

そんなX-PRO3を格好良いと言っている人がとにかく目に付くわけで、YouTubeではほとんどの方々がこのX-PRO3を特別扱いしているように見えます。

なので、私も一度そんな写真にのめり込めるようなカメラを使ってみたいと思いまして、買ってみたいなぁと思っていたのです。

それに、最近コシナというレンズメーカーからフォクトレンダーというマニア泣かせのブランドの製品が発売され、先ほどのX-PRO3にフォクトレンダーのNOKTON23mmというマニュアルフォーカスのレンズをつけた仕様がもう格好良いのがわかっていて、カメラとしてではなく所有欲を満たすためのものとしては心の底から欲しいと思う組み合わせなのです。

ただ、ここ数年の私のモノ選びは、いくつかの基準がありまして、それは・・・、
1. それは自分らしくあるためのものか。
2. 本当にそれを使って楽しいか。
3. それを使い倒す事が出来るか。
ということで、平たく言ってしまえば周りの流行や他人の意見に左右されて入手したところで、自分の性格に合わないようではいけないということなのです。

そんな感じで冷静に考えたところ、私がカメラに求めているのは軽さ(持ち歩きやすさ)とそこそこのキレイな画質であり、今回欲しいと思ったX-PRO3は全然私が求めるものとは異なるモノでした。

X-PRO3は基本的にファインダーを覗いて写真を撮る仕様であり、なおかつフォクトレンダーのレンズはマニュアルフォーカスということで、どちらもある程度じっくりと丁寧に1枚を撮るような仕様のものだと理解します。

パッと見えたものをフレーミングだけ考えて撮るような私の撮り方とは全然違います。

そんなわけで、一時的に欲しいと思いましたがよくよく考えて却下となりました。

富士フイルム

そんな私がもう2年くらい気に入って使っているカメラがこちら。

富士フイルムのX-E3というモデル。

軽くてちょいと持ち出すのにぴったりのカメラです。

これの後継モデルが発売されていますが、まだ私はこの子に活躍してほしいと思っています。

このほかに、私はペンタックスのカメラにオールドレンズをつけたヤツをよく使っていまして、そういう仕様なのでカメラが少しくらい古くなってきたところでレンズは40年以上も前のモノですから全く気にならず、むしろ丈夫なカメラなのでこれからずっと使えそうだなぁって思っています。

このペンタックスのカメラも使っていて楽しいですし、最近になってだいぶ使い倒せるようになってきました。

カメラのスペックを使い倒せないのに、古くなったからと言って買い換えるのはちょっともったいないです。

そういう点では、私が今乗っているクルマも然りです。

買う時はなんとなく良さそうだなぁ程度で決めたものの、このクルマの性格が私にピッタリで、道具的に使い倒せるようなクルマなので、付き合いが永くなるにつれて愛着が増してきています。

そういう点では、皆さんに皆さんらしく履いていただきたいと思っているものがあります。

ギブソンブーツ

ギブソンブーツです。

チャッカブーツやギブソンブーツって、非常にプレーンなデザインのブーツなので、履く方の個性がそのまま靴に出てきます。

どなたが履いてもその方らしい雰囲気が出て来て、永く愛されるブーツだと思います。

先日、池田エライザさんが、「名建築で昼食を」というドラマの中でロングスカートにギブソンブーツらしきブーツを合わせていて、とっても格好良かったです。

女性はそういう合わせ方もアリなので、格好良いですよね。

もちろん男性も格好良く履いていただけるブーツです。

ぜひ、あなたらしいギブソンブーツを履いてください。

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