余談ですが、自宅のダイニングのイスの座面がだいぶヘタってきたので、仕事の合間に修理をしてみました。
この椅子は、もうかれこれ10年くらい前に購入したもので、数年前に一度座面を修理しています。
でも、今回はウェビングベルトがヘタってしまったので、そこから修理です。
座面を外して、たまっているホコリをキレイに取り除きます。
前回は、ステイプルを手動のヤツで打ったので、ちょっと弱々しいです。
なので、外すのはとっても簡単。
ウェビングベルト、かなりきています。
よくここまで頑張りました。
ありがとう、ウェビングベルト。
今回は、新しくこれを導入。
エアタッカーです。
ウェビングベルトを張ったところ。
エアタッカーのおかげで、作業が驚くほど速かった。
座面の革は、その辺にあったヤツをテキトーに使用。
不織布も、旅チャッカのインソール用に買ってあったヤツが使えました。
座面がこんな感じにできました。
そして、
イス本体に取り付けて完成です。
今回は2度目でしたので、作業自体は滞りなく進みました。
こんな風に修理をしてよみがえってくれると、以前よりもさらに愛着を持って使えるような気がしますし、なによりもまだまだ使えるものなので修理ができるということ自体が非常に今の時代に合っているように思います。
そう言えば、ある百貨店で環境のことを考慮してオーダーメイドの服を取り扱い始めたというネットのニュースを見ました。
オーダーメイドで受注生産にすれば、売れ残りを廃棄するなどのムダがなくなりますし、少量生産になりますから丁寧に作ることができて、しっかりと修理をして使い続けることができそうです。
それって、まるでオーダーメイドの靴のようですよね。
こちらは、私が普段履いているチャッカブーツです。
しっかりと丁寧に作ってあり、修理をして永く履き続けることができますので、環境性能的には非常に優れていると言えるのかもしれません。
ちょっと考えてみると、ごみが発生すると自治体でそれを処分するための費用が掛かるわけで、その費用は私たちの税金から使われるわけですから、思い切ってごみを極力少なくするとその分の費用が抑えられて、喜ばしい結果になるはずです。
靴の場合、永く履いていると靴自体が足になじんできて履きやすくなるので、そのメリットを生かさない手はありません。
必要に応じて修理をして永く使えるものを選び、愛着を持って付き合っていけることが望ましいのだと思います。
今受付をしている企画商品の残数ですが、今日現在で以下のようになっております。
〇 旅ブーツ・サイドゴア 残り2足
〇 頑張った自分にご褒美のフルブローグ 残り1足
どちらの商品も、予定数に達した時点で受付が終了となります。
ご希望の方は、お早めにご連絡ください。
★★★お知らせ★★★
シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。
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