余談ですが、少し前に外出した際に、誤って落としてハサミのケースを割ってしまいました。
出張の時などに結構ハサミを使うことが多いので、私は普段から持ち歩いているのですが、割れたままのケースではちょっと危ないので、テキトーな革を使ってハサミのケースを作ってみました。
私のモノづくりのコンセプトは、「シンプル」です。
目的を果たすことができて、見た目がひどくなければOKということにしています。
なので、最低限のこれだけ。
こんな感じにフィットしています。
さて、今日も倉庫の中で探し物をしていたら、革を発掘しました。
ちなみに、探し物とは上のハサミのケースを作るためのテキトーな革のことです。
そして、発掘したのがこちら。
オイルバッファローカーフです。
先日、あるお客様から言われたのですが、私がこうして倉庫の中から革を発掘してくるのが楽しみなのだとか。
私たちシューリパブリックの倉庫には、もう昔に買った革もたくさんあって、正直なところすべてを覚えているわけではないので、今日みたいに探し物をしているとひょっこり出てくるということが結構たくさんあります。
それに、その時はあまりその時代に合っていなかったりしてそのまま忘れてしまったものでも、時を改めてみてみるとなかなか良いということもたくさんありますので、時々は倉庫の中をあさってみるのも良いかもしれません。
こちらの革は1枚の大きさが約100デシほどで、本物のカーフになります。
そのぶん厚さはやや薄めで、おそらく1.1~1.2ミリ程度だと思います。
そんな革の特徴から見れば、カッチリとしたプレーンのブーツではなく、フルブローグなどのパーツが多いデザインの靴などが良さそうですね。
また、女性のお客様であまり硬い革は苦手という方にも良いかもしれません。
ちなみに、バッファローの特徴としてこの細かいシボがあります。
ツルンとしたスムースとは異なり、バッファロー独特のこの質感がとってもステキです。
ただ、この革は端の方は途端にクオリティが悪くなるため、あまり端の方は使えません。
革そのものは、とってもきめが細かくてきれいでしっかりしているんですけどね。
ちなみに、革の裏側はこんな感じで、
とってもキレイです(靴になったら見えなくなってしまうのがもったいない)。
こちらの革は在庫が2枚ですが、革そのものが小さいことと端の方が使わないので、3足分となります。
ご興味をお持ちいただいた方、ご連絡ください。
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