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災害に備える

カテゴリー: Break Time:ブレイクタイム


明日は3月11日、東日本に住む人にとっては忘れられない日です。

10年前の2011年に発生した東日本大震災から10年が経ちます。

あの時私は工房で普通に作業をしていまして、突然の大きな揺れに思わず外に避難したら、近くの電柱や信号機が見たこともないような揺れ方をしていたのを覚えています。

幸いにして工房の中はほとんど被害がなかったものの、電気は止まり作業は進められず、近所の人たちが食料を買い求めるために2軒隣のコンビニに集まっていて、

そのコンビニでもレジが打てないために、手計算で販売していたようでした。

自宅に帰っても電気は止まったままで、仕方なくガスでご飯を炊いておにぎりを作ったのを覚えています。

私は昔からアウトドアが好きで、とりあえず停電でもご飯を作ったりすることができましたし、もしガスが止まってしまっていても、キャンプ用のバーナーがあるので食材さえあれば温かいものを食べることができたと思います。

普段から備えるというのは、本当に大切だと改めて思った時でした。

最近は、いろいろな災害時のセットが売られていますが、まずはそれらを使えるようにしておくというのが大切なのでしょう。

ここで私が災害に関してあれこれ言うのは僭越ですが、お伝えすることがもし誰かのお役に立てるのならと思いまして、今考えていることをお伝えしたいと思います。

私が思う災害に備えるべきものは、

①食材+水、②調理器具、③それらを使える技術、④お菓子、そして⑤明かりと電源です。

①の食材と水、②の調理器具、そして③のそれらを使える技術は、言わずと災害が起こった時に食料が調達できなくなり、ガスや電気が止まったとしても生き抜くためのものです。

鍋でご飯が炊けるようになっておくと、結構役に立つと思います。

ちなみに、私の場合は1合のご飯に対して水を200cc入れます。

それを鍋に入れて30分くらい放置し、そしたらフタは開けたまま中~強火にかけ、沸騰したらフタをして弱火にして12分ほど、その後火を止めて12分ほど蒸らして完成です。

30分くらい放置するのは、コメに水が染み込んでふっくらと炊けるようにするためで、この30分がないと炊けたご飯に芯が残ってしまうことがあります。

これがなぜか作る方によって、もしくは使う鍋によって微妙に違ってくるので、一度練習を兼ねてやってみてください。

災害時においしいご飯を食べることができるのって、本当に安心します。

いつも通りというのが、やっぱり安心できるんですよね。

それは、お菓子があるというのも同じことです。

心細い時にだって、温かいものを食べたり、ちょっとしたお菓子を食べることで、気持ちがだいぶ変わってきます。

そして、もうひとつ必要なのが明かりと電源のセット。

やっぱり停電で家の中が真っ暗になってしまうと心細いですから、明かりは必要です。

バッテリーがあれば、携帯電話を充電することもできますし。

今や携帯電話は情報を得るためにも必需品ですから。

ポータブル電源

こちらは、私が用意しているポータブル電源です。

スマホの充電用としては、これとは別にモバイルバッテリーがあって、これは明かりであったりちょっとした家電(ファンヒーターなど)などに使えるようにと用意しています。

PCの電源としても使えます。

そして、明かりはこちらを用意しています。



Amazonで購入したUSB電源の照明と、



その簡易版でダイソーで購入したもの。

このほかに普通にキャンプ用品が一通りあるので、とりあえず最低限これで何とか乗り切れるのではないかと思っています。

今は季節的にあまりありませんが、もう少し経てば家庭菜園の野菜たちもいざという時に役に立つくらいになると思います。

災害は無いのが一番ですが、でもやっぱりこれまでの経験からするといずれまた起こるはずですから、それなら今のうちからできることをやっておくのが良さそうです。

お知らせ

【お知らせ 1 】

只今ご注文を受け付けております私たちシューリパブリックの企画商品のサイクルシリーズですが、

受付期間を半月ほど延長させていただきまして、ご注文いただけるのは3月15日までとさせていただきます。



自転車に乗ってペダルを漕ぎやすく、なおかつお仕事の服装に合わせやすいデザインです。

デザインは、写真のチャッカブーツのほかに、モンキーシューズ、ギブソンシューズの3種類をご用意しています。

また、お選びいただける革はスウェードが5色、シュリンクが5色の計10色で、キズが付きにくい革を選んでおります。

こちらの靴は、お客様の足に合わせたオーダーメイドとなります。

マッケイ製法ながら厚いインソールを使用し、履き心地もフィッティングも追求した道具のように履ける靴です。

価格は、ラストは別で79,200円(72,000円+税)です。

ブログでご紹介記事を書いておりますので、ぜひご覧ください。

【お知らせ 2 】

昨年2月から、お客様が履きこんで格好良く成長したシューリパブリックの靴をインスタにアップしていただけるようにハッシュタグを作ってみました。

履きこんだ靴を見てみたいというご要望が多く、ぜひシューリパブリックの靴・ブーツを履いていらっしゃるお客様にご協力をお願いいたします。

詳細は、2020年1月31日のブログをご覧ください。

インスタをやっていないというお客様におかれましては、私たちシューリパブリックへメールに添付して写真をお送りいただければ、私が代わりにアップさせていただきます。

ハッシュタグは #shoerepublicjpn です。

ぜひ皆さまの元に嫁いだシューリパブリックを見せてください。


【お知らせ 3 】

新型コロナウィルス感染症拡大の影響で、工房にいらっしゃるのが難しいけれど靴のオーダーをご希望されるお客様へお知らせです。

ここ数年の間にご注文いただいた方、もしくは前回のご注文がそれ以前の方でも何足かご注文いただいているお客様は、

前回のデータを確認して問題なさそうであれば、そのままそのデータを元にオーダーをお受けすることが可能です。

靴の仕様に関しては、メールなどで打ち合わせをし、革に関してはご希望をうかがったうえでこちらからサンプルをお送りしてお選びいただく予定です。

こんな時だからこそ、足に合った快適な靴を履いて毎日を大切に過ごしたいという皆さま、ぜひご検討ください。

詳細は、4月18日のお知らせをご覧ください。
ご不明な点がございましたら、お気軽にご連絡ください。

オーダーではなく、ちょっと話を聞いてみたいとかちょっと相談してみたいという場合には、リモート見学という方法もございます。

まずはメールやお電話でお問い合わせください。


【お知らせ 4 】

シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。

イベントなどの予定は、ホームページトップの下の方のスケジュールをご覧ください。

私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。
打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。
ご検討中の方は、見学も大歓迎です。

旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら

メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

 












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