巷ではもうゴールデンウィークに入っていて、みなさんあちらこちらにお出かけになるようで、高速道路の渋滞情報によると結構な渋滞が出ているようですね。
私は、世の中がそんなお休み気分にのんびりと仕事をするのが好きです。
さて、今日は一日作業の日。
これからやろうとしている企画がたくさんあって、サンプルの製作が急がれます。
久しぶりにサドルシューズのパターンを作りました。
実は、私はパターンカッター(パターンナーと言います)といういわゆる靴のパターンを作る仕事を長くやっていたので、パターン作りに関してはそれなりにこだわりがあります(と言いながら、ラスティングやウェルティングのこだわりがあります)。
靴のパターンは、表のパターンと、ライニングという裏のパターンを作るわけですが、表のパターンはデザイン性が要求されるのに対し、ライニングのパターンは靴の機能性に関わってくるのです。
私は靴の機能も重要な要素だと思っていますから、ライニングのパターンにはとりわけこだわりを持ってしまいます。
ライニングのパターンは、本当に作り手の個性が出てくるものですね。
パツンとまっすぐに剥いでしまう方もいれば、剥ぎナシという方もいますし、私の場合はラストの形状にのっとった剥ぎにしたりと、本当にさまざま。
そんなライニングのパターンですので、このサドルシューズのライニングもそれなりにこだわりを持って、あーでもないこーでもないと考えながら作りました。
パターン作成は、数学とも違いますし、美術とも違いますし、でも追求していくと納得のいく答えが出てきて、これがとても楽しいのです。
★★★お知らせ★★★
#SRF×オックスフォードは、オーダー受付中です(数量限定)。
シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダー靴をお作りしています。
今週末のスケジュールはこちら。
旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら。
メールアドレスは info@shoe-republic.com です。