パターンカッティング

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巷ではもうゴールデンウィークに入っていて、みなさんあちらこちらにお出かけになるようで、高速道路の渋滞情報によると結構な渋滞が出ているようですね。

私は、世の中がそんなお休み気分にのんびりと仕事をするのが好きです。

さて、今日は一日作業の日。

これからやろうとしている企画がたくさんあって、サンプルの製作が急がれます。

久しぶりにサドルシューズのパターンを作りました。

パターン

実は、私はパターンカッター(パターンナーと言います)といういわゆる靴のパターンを作る仕事を長くやっていたので、パターン作りに関してはそれなりにこだわりがあります(と言いながら、ラスティングやウェルティングのこだわりがあります)。

靴のパターンは、表のパターンと、ライニングという裏のパターンを作るわけですが、表のパターンはデザイン性が要求されるのに対し、ライニングのパターンは靴の機能性に関わってくるのです。

私は靴の機能も重要な要素だと思っていますから、ライニングのパターンにはとりわけこだわりを持ってしまいます。

ライニングのパターンは、本当に作り手の個性が出てくるものですね。

パツンとまっすぐに剥いでしまう方もいれば、剥ぎナシという方もいますし、私の場合はラストの形状にのっとった剥ぎにしたりと、本当にさまざま。

そんなライニングのパターンですので、このサドルシューズのライニングもそれなりにこだわりを持って、あーでもないこーでもないと考えながら作りました。

パターン作成は、数学とも違いますし、美術とも違いますし、でも追求していくと納得のいく答えが出てきて、これがとても楽しいのです。

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oxfordshoes

シューリパブリックでは、日常仕様の快適オーダー靴をお作りしています。

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