スペシャルなインソール

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私たちシューリパブリックは、新型コロナウィルスに対応すべく、【彩の国「新しい生活様式」安心宣言】に則りしっかりと対策をとってお客様をお待ちしております。


さて、いつも通りに作業をしていまして、ふと見てみたらインソールがとっても厚いことに気づきました。



私たちシューリパブリックの場合、一枚のヌメ革(実際には半裁のベンズ)を買ってきて、

部位でハンドソーンウェルテッドの靴のインソールに使う部分と、そのほかの靴のインソールに使う部分とに分けます。

ハンドソーンウェルテッドの靴のインソールは、裏側にリブ加工を施すためある程度の厚さ(6.5ミリ以上を目安にしています)と強度が必要になり、

そのほかの靴のインソールに使う部分は必要な厚さに漉いて使います。

ハンドソーンウェルテッドの靴に使う部分の中でも、どうしても動物由来の素材なので厚い部分と薄い部分、そして目の詰まっている部分と粗い部分に分かれ、

それらの使い分けはお客様の体格や諸々の条件によって決めています。

そんな中で、今日お知らせしているインソールは、とにかく強度がこれまで見たことないくらいしっかりとしていて、

厚さはこれまた過去最高の9ミリ超え。



この写真では、10ミリを超えていますがこれは部分的で、イメージとしてはだいたい9ミリくらいです。



じつは、これまで何回かに分けて1枚の革からインソールを裁断してきたのですが、牛のお尻のほうに向かうにつれて厚さがどんどん厚くなり、

これはもう特にそういう靴を望んでいる方にお知らせするしかないと思い、敢えてこの記事を書かせていただきました。

今回、特別にオプションとしてこの厚いインソールを使ったハンドソーンウェルテッド靴のご注文をお受けいたします。

数量は3足限定で、追加オプション費用として+2,000円(税別)で承ります。

こちらは、これからお受けするご注文のみに対応とさせていただきます。

なぜ敢えてこのようなオプションを設定したのかと言いますと、足のサイズの大きい方や体格が良い方に、厚くてしっかりしたインソールは非常にメリットが多く、

これまで以上に安定した履き心地になってとっても快適に履いていただけるからです。

オプション費用は、厚い革はそれなりに加工に手間がかかり、作業効率が良くないため、本当に申し訳ないのですが費用を追加させていただきました。

自分はこのインソールは必要なのかなぁ?と判断に迷う方もいらっしゃるかもしれませんが、

サイズでいえば、size8以上なら厚いインソールのメリットが感じられるのではないかと思います。

また、自分は足長は長いけれど細いからという方の場合、やはりサイズが大きいのでしたらねじれ剛性が高められるというメリットがあります。

さらには、足の力が特に強い方にもメリットがあります。

先日お越しいただいた神奈川県のYさんや、最近ちょっとお会いできていない宮城県のYさん、たくさんご注文いただいている東京都のKさん、赤い革を迷っていらっしゃるIさん、広島県のSさん、モンクストラップを納品待ちのOさん、そのほかたくさんの方にぜひお試しいただきたいと思っておりますが、

すみません、先着3名様になります。

なお、このインソールを使用する場合、お客様の体格に合わせてある程度の加工をさせていただきますが、

デザインはシューズではちょっと負担が大きすぎるため、ブーツ専用(チャッカブーツもOK)とさせていただきます。

いろいろと条件があって申し訳ございませんが、こんな素材が入荷することは非常に珍しいので、ご興味がある方はぜひご連絡ください。

お取り置きもOKです。

繰り返しになりますが、先着3名様のみとなります。

私としても、いろいろとセッティングの奥深さがあってとても楽しそうです。

皆様からのご連絡をお待ちしております。

追記: 8月18日9時現在で、残りあと2足となっております。


お知らせ

【お知らせ 1 】

2月から、お客様が履きこんで格好良く成長したシューリパブリックの靴をインスタにアップしていただけるようにハッシュタグを作ってみました。

履きこんだ靴を見てみたいというご要望が多く、ぜひシューリパブリックの靴・ブーツを履いていらっしゃるお客様にご協力をお願いいたします。

詳細は、1月31日のブログをご覧ください。

インスタをやっていないというお客様におかれましては、私たちシューリパブリックへメールに添付して写真をお送りいただければ、私が代わりにアップさせていただきます。

ハッシュタグは #shoerepublicjpn です。

ぜひ皆さまの元に嫁いだシューリパブリックを見せてください。


【お知らせ 2 】

新型コロナウィルス感染症拡大の影響で、工房にいらっしゃるのが難しいけれど靴のオーダーをご希望されるお客様へお知らせです。

ここ数年の間にご注文いただいた方、もしくは前回のご注文がそれ以前の方でも何足かご注文いただいているお客様は、

前回のデータを確認して問題なさそうであれば、そのままそのデータを元にオーダーをお受けすることが可能です。

靴の仕様に関しては、メールなどで打ち合わせをし、革に関してはご希望をうかがったうえでこちらからサンプルをお送りしてお選びいただく予定です。

こんな時だからこそ、足に合った快適な靴を履いて毎日を大切に過ごしたいという皆さま、ぜひご検討ください。

詳細は、4月18日のお知らせをご覧ください。
ご不明な点がございましたら、お気軽にご連絡ください。

オーダーではなく、ちょっと話を聞いてみたいとかちょっと相談してみたいという場合には、リモート見学という方法もございます。

まずはメールやお電話でお問い合わせください。


【お知らせ 3 】

シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。

イベントなどの予定は、ホームページトップの下の方のスケジュールをご覧ください。

私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。
打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。
ご検討中の方は、見学も大歓迎です。

旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら

メールアドレスは info@shoe-republic.com です。