ギリーシューズは、元々ケルト人のダンス用の靴として使われていたデザインで、私たちシューリパブリックではそれをいわゆる革靴として履けるように仕様を変更して製作しています。
こちらが工房に展示してあるギリーシューズのサンプルです。
靴ヒモを通しているハネの部分のウニウニが特徴的で、これのおかげで足をしっかりとホールドできるのです。
また、このハネの仕様は靴ヒモをほどけばハネがパッと簡単に開くため、脱ぎ履きの多い時にはとっても便利です。
チャッカブーツもハトメの穴数が少ないため、ギリーシューズ同様に脱ぎ履きがとっても楽です。
そんな特徴があるギリーシューズですが、昨年の6月にギリーシューズが完成したお客様のOさんから、昨日ご連絡がありました。
ご注文の時に、Oさんはこのギリーシューズを冠婚葬祭に使うつもりとおっしゃっていましたが、この靴を履く機会があったそうです。
Oさんによると、脱ぎ履きをすることの多い弔事には、このギリーシューズが大変適しているとのこと。
デザイン的に大丈夫かと心配されていたそうですが、プレーンのデザインは全く問題なかったそうです。
こちらが、納品させていただいた時に撮ったOさんのギリーシューズです。
普通の黒の革靴で、弔事の際には黒いズボンをはいていらっしゃたかと思いますが、全く違和感はなさそうですね。
それに、普通にお仕事で履いても問題ないでしょうし、場合によったらお休みの日にちょっとキレイめなカジュアルの服を着た時にも使えそうです。
ギリーシューズは、あまり目にする機会が少ないのでちょっと奇抜に見えるかもしれませんが、履いていると全然そんなふうに見えないようですね。
むしろ、足のホールドがしっかりしていて履き心地が素晴らしく良いので、実用面で大変優れているため、もっと多くの方々に履いていただくべきデザインなのではと思いました。
Oさん、ご連絡ありがとうございました。
★★★お知らせ★★★
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