アイレットと靴ヒモで雰囲気が変わります

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余談ですが、最近は材料の値上げが恐ろしく、でも靴に使う材料に関しては妥協しないで高くてもちゃんとしたものを使うようにしています。

ただ、中にはあまりこだわらなくても良いものもあり、たとえばこれ。

ブラシ

接着剤を塗るブラシなのですが、これまでは竹ヨージと呼ばれる右側の豚毛のヤツを使っていました。

ただこれが、少し前まで1本40円くらいだったのが、最近は100円を超えてきて、私の場合このブラシは使い捨てにしているのでさすがにもったいないと思い、あのTemuで探してみたところ代用できそうな歯ブラシがありまして、こちらを使っています。

1本30円弱でした。

たぶん、わざわざ竹の柄のブラシを使わなくても用は足りるはずですが、使い捨て歯ブラシでは毛の硬さがちょっと足りないような気がして、最近はこの竹の柄+ケミカルのブラシという組み合わせのものを使っています。

使ってみて、意外なメリットもありました。

それは、毛先が細くなっているために接着剤を塗ると押し付けの強さ次第では凸凹に塗ることができ、必要に応じて塗り方が変えられるのです。

豚毛の時はまんべんなく塗るだけだったので、この点に関しては良かったと思っています。


さて、靴はちょっとしたパーツの違いで雰囲気が全く変わります。

たとえばこちらの靴。

ギブソンシューズ

普通のギブソンシューズなのですが、ハトメがちょっと大きめの#300で、靴ヒモも太いタイプを使っています。

ついでにハトメの数は4穴にしていて、こうすると通常の#200やブラインドアイレット+細ヒモという仕様に比べて、だいぶカジュアルな雰囲気が増してきます。

秋色プラン

こちらは、ブラインドアイレット仕様のギブソンシューズです。

ラストも違うのでさらに雰囲気が異なりますが、靴ヒモとアイレットの役割は思いのほか大きいと言えます。

立ち位置としては、ブラインドアイレット+細ヒモが最もフォーマルなのに対し、通常のアイレット#200+細ヒモ、#300+太ヒモとなるにつれてカジュアル度が増していきます。

このあたりは、お好みで決めても良いですし、どんな靴の雰囲気にするのか、もしくはどんな服に合わせるのかで決めてみても良いと思います。


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