つい先日、作り手としては靴を履き倒してほしいということをお伝えしました。

もったいないと言って全然履かないで大切にしまっておくよりも、多少傷が付いたりヘタったりしながらもたくさん履いていただける方が作り手として断然うれしいですから。

ただ、履き倒してそのままだと靴がどんどんくたびれてしまうので、多少のメンテナンスといたわりが必要です。



そのメンテナンスのひとつが、ブラッシングです。

一日靴を履いて帰宅したら、しっかりとホコリを落とすようにブラッシングをお願いします。

また、革はパサパサに乾いてしまうと亀裂の原因になってしまいますので、月に１～２回くらい（その季節の乾燥具合に因ります）はデリケートクリームや乳化性のクリームなどを使ってメンテナンスをしてあげてください。

まだ今のところは全然大丈夫だからと思っていると、亀裂は突然やってきます。

転ばぬ先の杖です。

その他、靴は十分すぎるくらいに休ませてあげてください。

理想は、1回履いたら6日くらい休ませてあげるという、週一の登場程度が良いと思います。

休ませる目安はインソールの色を確認してみて、本来は薄いベージュか薄いピンク色をしているインソールが、黒ずんできていると休みが足りないということです。

これ、結構大切なので週に2回以上履くことがある方は気をつけて見てみてください。



しっかりとメンテナンスをして、しっかりと履き倒してください。

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