ラストが6割

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履きやすい靴を追求するときに、とにかくラスト(木型)が良ければ、もしくは足に合っていれば、

そのラストを使って作られる靴は、もう完璧に履きやすいかというと、それは違います。

つまり、現実には非常に難しいかもしれかもしれないけれど、とにかく足に合っているラストだからと言って、とことん履きやすい靴になるわけではないということです。

履きやすいというのが何かという議論は、今回はとりあえずナシにして、

ラストが履きやすさに影響を及ぼすのは、私の経験値から見てみた場合、だいたい6割くらいといったところでしょうか(個人的な見解です)。

それでは、残りの4割は何かというと、靴のつくりであり仕様であり、ちょっと表現しにくい部分なのですが、ラスト以外にも非常に大切な部分があるのです。

つくりとは、こんなパターンにしてこのあたりに補強となる部分を作っておきましょうという設計のような分野と、

ラスティングでこれくらいの力でこっちのほうに向かって引きましょうという、まさに天然素材と向き合って作り上げる分野です。

そして仕様とは革やソールはどんなものを使うか、どれくらいの硬さの芯を使って、どこにそんな補強を入れて靴をしっかりさせようかということなどを決める分野です。

ソールが硬いとか柔らかいとか、革が硬いとか柔らかいとかに関しては、確かに履き心地に関係するだろうと推測できるかもしれませんが、

パターンや作る際の革の引き方で履き心地がそんなに変わるのかと疑問に思う方もいらっしゃるかもしれませんね。

これらが、思っている以上に大きな影響を及ぼすのです。

正しい方向に正しい力で革を引くと、革は良い状態で形を保つことができ、これが硬すぎずちょうど良い履き心地の靴になるのですが、

間違った引き方で革を引いて作られた靴は、型崩れを起こしてしまいしっかりと足をホールドできないなど、なかなか深刻な要素であることは間違いありません。

もちろん足に合った形の靴を選ぶことは大切ですが、履きやすさはそれだけではないということをぜひ知っておいていただきたいと思います。

そして、靴のことをよく理解している作り手が作る靴にかなうものはないというのが実際のところなのです。

お知らせ

【 お知らせ 1 】

10月26日(土)と27日(日)に、神戸三宮のSUNさんにお伺いする予定です。

お客様の足を計測させていただき、足の特徴や適した靴のサイズをお伝えしたり、

どうして既製品が合わないのかということについてその原因を究明し、対策を一緒に考えたいと思います。

また、私たちシューリパブリックのハンドソーンウェルテッドのビスポークシューズのご注文も承ります。

サンプルの靴やサンプルの革も持参いたします。

ぜひ、この機会にご覧ください。

靴に関するご質問もウェルカムです。


【 お知らせ 2 】

11月9日(土)と10日(日)に、Rifare大阪店さんにて恒例のイベントを開催いたします。

Rifare大阪店さんがグランフロントに移転して2回目のイベントとなります。

梅田の駅からすぐですので、ぜいお立ち寄りください。

詳細に関しましては、後日改めましてお知らせいたします。


【 お知らせ 3 】

11月17日(日)に、Rifare自由が丘店さんにて恒例のイベントを開催する予定です。

今回も、お客様の足の計測をさせていただき、靴選びのアドバイスをさせていただいたり、どうして靴が合わないのかを計測結果から究明いたします。

また、ご希望があればシューリパブリックのオーダーメイド靴のご注文も承ります。

詳細に関しましては、後日お知らせいたします。


【 お知らせ 4 】

12月6日(金)と7日(土)に長野市のIVY PRODUCTSさんでイベントを開催する予定です。

前回に引き続き、今回もちょっとしたミーティングができたらいいなぁって思いながら、計画を立てていただいています。

詳細が決まりましたら、また改めてお知らせいたします。


【 お知らせ 5 】

シューリパブリックでは、日常仕様のオーダーメイド靴をお作りしています。

イベントなどの予定は、ホームページトップの下の方のスケジュールをご覧ください。

私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。
打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。
ご検討中の方は、見学も大歓迎です。

旧ブログ(2016年3月25日まで)はこちら

メールアドレスは info@shoe-republic.com です。

 

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