Tempesti社Ibizaのあの色が再入荷

Share

余談ですが、少し前のお休みの日に自宅でスコーンを作りました。

みなさんもご存知の通り、スコーンはイギリスでとってもメジャーなものであり、私もイギリスにいたころは毎日朝ごはんに食べていたので、私には特別なじみの深いものとなります。

そんなスコーンですが、レシピを探すとなかなか良いものがたくさんあって、そんなレシピのおかげで日本にいながらイギリスの庶民のスコーンを食べることもできますし、何ならチョコレートのチップなどを入れてアメリカンなスコーンを作ることもできます。

私が作るのはどちらかと言えばイギリスっぽい生地のアメリカンなチョコチップ入りスコーンが多いのですが、今回は少しグレードアップしてドライフルーツとチョコチップを入れてみたりして、なかなかおいしいスコーンが出来上がりました。

みなさん、スコーンを作ったことありますか?

使う材料は人によって微妙に違うかもしれませんが、私の場合は小麦粉、砂糖、バター、ベーキングパウダー、そして牛乳が基本になります。

これに小麦粉の25%をホットケーキミックスに変えてみたり、砂糖を少し減らしてチョコチップを加えたりしてアレンジを楽しんでいます。

次の目標は、昨日オレンジピールを発注したのでこれを使ってチョコチップとオレンジピールのスコーンを作ることです。

スコーンを作る時には、薄く切ったバターをギュッと捻り潰して粉と合わせるという結構力の要る工程があり、これがなかなか大変なのです。

材料は冷えているうちに焼き始めた方がおいしいと言われているので、なるべく厚手の手袋をしてテキパキと作業をしないといけません。

こんな感じで私が大変な思いをして作ったスコーンを、家族はただひたすら食べるだけで、これって不公平だと思いませんか?

でも、これは性格なのかもしれませんが、自分で納得のいくまでやりたいと思っている都合上、どうしても自分でやってしまうんですよね。

日頃のモノづくりの人の性格がそのまま出てしまっています。


さて、先月に入荷して大人気であっという間に完売してしまったあのIbizaの#grafaiteが再入荷しました。

Ibizaに関してはこれまで何度かご紹介していますが、繰り返しになりますがまたご紹介させていただきます。

ibiza

#grafaiteとは、言ってしまえばグレーです。

だいたい、このIbizaという革自体が取り扱いが厄介だという理由で、国内の革屋さんでは取り扱いをやめてしまっているところが多く、今Ibizaが買える革屋さんはほんの数店のみで、さらに言えばこの#grafaiteという色を扱っているところとなるとさらに限られるので、なかなか貴重な革と言って良いでしょう。

工房にいらっしゃったお客様にこの革を見ていただくと、ほとんどの方が気に入ってくっださって、とくにこの#grafaiteは独特の雰囲気と深みのある色でお取り置きやその場でご注文という方が多く、再入荷したものの今日の時点で残りがあと1足分となっています。

ibiza

このIbizaは、オイルを多く含んでいる生地+ツヤのある表面仕上げという特徴があり、見た感じの印象に比べると柔らかい履き心地の靴に仕上がります。

また、このテカテカのツヤは靴になるとラスティングの時に引かれることで多少ツヤが落ちたり、さらには色によってですが色が明るくなることもあり、この革の雰囲気からは想像ができない落ち着いた印象の靴に仕上がります。

ibiza

こうして引かれたところは色が明るくなる特性があり、つま先やカカトなどはグラデーションで少し明るく仕上がります。

ibiza

シワの入り方は、とってもマイルドです。

この生地の話も何度もしていますが、バットという牛の革の部位でもっともよい部分なので繊維が整っており、シワの入り方もキレイですし、耐久性も高くなります。

これは、ぜひ実物を見ていただきたい革です。

5月完成予定の靴たちがもうあと数日で完成しますので、靴のお渡しでお越しいただくお客様にもぜひご覧いただきたいと思います。

今のところ、人気なのがこの#grafaiteですが、私個人的にお勧めなのは#naviだったりそのほかのまだご紹介していない#prugnaだったりいろいろありますので、工房にいらっしゃったときにはぜひ見ていってください。


★★★お知らせ★★★

★オーダーメイド靴をご注文の際には、事前にご予約をいただいたうえでお越しいただいております。

★私たちの工房のスケジュールはこちらをご参照下さい。

★打ち合わせ等でお越しいただく場合のお時間は、10時、13時、16時の中からお選びください。

★地元のコミュニティバスのご案内をアクセスのページに追加しました。

★ご検討中の方は、見学も大歓迎です。