お客様からお預かりした修理の靴

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先日、お客様のKさんからご連絡があり、靴のウェルトを縫っている糸が切れてしまったので、確認して修理をしてほしいというご依頼をいただきました。

今日到着したのがこちらの靴です。

ギブソンブーツ

こげ茶色のパンチドキャップのギブソンブーツ。

Kさんは、普段から私たちシューリパブリックの靴が大変重宝しているとおっしゃってくださって、大切に、かつ道具のように履いてくださっています。

東日本大震災の直後には、わざわざご連絡くださって、シューリパブリックの靴に助けられたとおっしゃっていました。

そんなKさんのギブソンブーツですが、確認してみるとウェルトを縫っている糸が切れている様子が見られませんでした。

ギブソンブーツ

だいたい切れるとするとつま先周辺なのですが、確かにやや隙間が開いてきているもののまだ糸が切れているわけではありません。

ギブソンブーツ

こちらもまだ問題ないようです。

確かに時々ウェルトを縫っている糸が切れたという連絡をいただくことがあり、靴の状態を確認するとほとんどのケースで靴のインソールが真っ黒で、湿気が靴の中にたまっていて、けっこう無理をさせて履いたということが多いのですが、Kさんのこのギブソンブーツを確認したところではそのようなことはありませんでした。

ギブソンブーツ

カカトはまだ大丈夫そうですし、

ギブソンブーツ

ソールもまだ交換するにはちょっと早そうなので、その旨Kさんにお伝えしてご了解を得たらお返ししようと思っています。

この靴のほかにも要件があったので、そちらも一緒にお送りします。

まずは、ご確認をお願いします。


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