余談ですが、皆さんは予期せぬ災害に対する準備は進めていますか?
我が家では、昨日のお休みを利用してホームセンターへ行き、ペットボトルの水(2L×6本)を2箱買ってきて在庫とともにいざという時のために備えました。
その他、昨今ではバッテリーの確保も重要ですよね。
スマホがあればラジオを聴くことができるので新しい情報を得ることができますし、災害の直後はつながらないかもしれませんが落ち着いたころには電話でお互いの無事を確認することができます。
もしくは、PCで情報を得るためにも(スマホがあればテザリングができるのでPCをネットに繋ぐことができます)バッテリーは必要です。
じつは私はバッテリーが大好きで(というのも変な感じですが)、いざという時のためにポータブル電源を購入し(先日お伝えしました)、そのほかにもモバイルバッテリーをいくつも準備しています。
ただ、それらのほとんどがちょっと古いモノであり、ワット数も比較的低いものばかりなので、ワット数の高い新しいモノも心がけて購入するようにしています。
モバイルバッテリーというと、10,000mAhとか20,000mAhといった表示がされていて、それがそのバッテリーの容量だと思いがちですが、じつはこれは正しくもあり誤りでもあります。
というのも、多くのモバイルバッテリーは3.7Vのバッテリーを何本か積んでいるのですが、この10,000mAhとか20,000mAhというのは3.7Vの容量の合計であり、たとえばUSBから出力する際にはだいたいが5Vに昇圧されるため、昇圧のロスも含めて結果的にはこの数値よりもずっと少なくなってしまうのです。
今私の手元にあるUGREENというブランドのPB720というモデルは20,000mAhと表示されていますが、パッケージの裏側を見るとRated Capacityとして11,300mAh(5V 6A)と併記されており、つまりスマホなどを充電する際の容量としては11,300mAhほどで、私の5,000mAhのスマホでは単純計算で2回とちょっとくらいしか充電ができないということなのです。
この容量の違いがどんな影響を及ぼすかはその状況によって変わってくると思いますが、予定していたのと違うということになると困ってしまうこともあるので、モバイルバッテリーは多少の余裕を持って準備をしておくべきですし、バッテリーは古くなるにつれて劣化していくため最初の頃の性能からすれば落ちてきている可能性が高いので、バッテリーのことを正しく理解して準備を進めておくことをおすすめします。
さて、今日は先日入荷した革をご紹介します。
こちらはTempesti社のIbizaという革で、色は#navyになります。
Ibizaに関してはこれまでに何度かご紹介させていただいていますが、生地の部位がバットという革の中でもっとも質の高い部位を使っているため大変クオリティが高く、それに加えてTempestiの技術もあって仕上がりも良く、靴になった時の雰囲気も素晴らしいという、大変おススメの革なのです。
Ibizaはオイルを多めに含んでおり、ふっくらとした仕上がりになっています。
それでいてプルアップという、革を引っ張ると色が薄くなる仕様ですが、この#navyに関しては引いた時の色の変化は少なめです。
少しだけ裏側から推している部分が明るくなっているのがわかりますか?
色の変化はこれくらいです。
表面の仕上がりは、ツヤを強めに出している仕上げですが、靴になるとこのツヤが少し抑えられてイイ感じに落ち着いた雰囲気になるようです。
参考までに革の裏側はこんな感じ。
Tempestiの革はだいたいどれをとっても安定しています。
革の厚さはこれくらいで、
計測してみたところ、2.35㎜でした。
聞いたところでは2.0㎜だったはずなのですが、結構厚いですね。
ちなみに、今日違う色のIbizaでラスティングをしましたが、引いた時の伸びのしなやかさやラスティングを終えた時の質感は本当に素晴らしいものです。
今回の#navyも、革の質感を前面に出したデザインが似合そうです。
たとえば、プレーンのチャッカブーツやプレーンのギブソンブーツなど、やはりプレーントゥが良さそうです。
今回入荷したのは2枚4足分です。
室内で見るとやや濃いめに見えて、屋外の自然光の下で見ると少しだけ明るく見えるネイビーです。
ステキな靴ができそうです。
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